風月@GM:@
薄暗い部屋。
半円状の壁面に浮かぶモニター対峙する面々に長い影を作る。

風月@GM:@
片や。
動けない状態のレッド(裸白衣)を背に立ち塞がる、十二階梯最強の男。
片や。
世界を二分する戦闘集団の最高幹部たち。

風月@GM:@
五千年の時を経て、碌でもない者たちの出した答えが、ぶつかり合おうとしていた。

風月@GM:@と言うところからスタートですー
風月@GM:イエロー>ウチらは退路を確保しとくわ。死にそうになったら自力でここまで来るんやでー(ブラックを連れて出入り口付近まで下がり)
グリーン:了解です、それくらいの残力は残せるように頑張ります。
怜一:何、退きたくなれば退けばいい、追いやしない。ただし、それまでは存分に……オレの力を、証明させてくれ。
怜一:@
世間一般の人間からすれば六階梯を取得した人間は十分に化け物といってもいい、その化け物達をして超人の住まう世界と謳われる十階梯……さらにその上、十一から十三の中でそれぞれの頂点に立つ三人の怪人、内一人、〝怪魔〟レイイチ・クリガミ——

ロード・オブ・アビスが誇る巨大な情報網の中においてこの男が法術師であるという情報は無い。
日本人であるということも、月光の宗主とは懇意の仲であり月光の最重要とも取れるこんなところにまで来る程というのも載って無い。

彼等にとっては何かと情報の不足している相手だった。

グリーン:……。親父殿やハイリさん、カイトさんを見て常々感じていましたが…今あの方を前にして改めて思いますね。五千年前、あの旧時代を生き抜くと何か変なボーナスでもつくんでしょうか。
風月@GM:アビス>グリーンもあと4000年ほど永らえてみれば分かるぞ
グリーン:見えちゃいけないものが見えそうなのでちょっと考えさせてください(
グリーン:それにしても、やりにくいですね…。あのセラフの成れの果ても情報がない、という点では同じでしたが…
風月@GM:アビス>(情報が不足しているな。そしてこちらは5000年前の情報まで知られている可能性が高い、か。ソウルクラッシュがまともに通るとは考えない方が良いだろうな)
怜一:@
階梯認定協会、ロード・オブ・アビスが保有しているデータによればレイイチ・クリガミの戦闘スタイルは『何でもあり』。手近に武器があればそれを使う、手 近に木材の一つでもあればそれを振り回し、なければ素手。卓越した体術者と言える、故に号もそれに則って簡易かつ分かりやすく『闘士』となっている。今 は……素手、に、見える。

風月@GM:アビス>情報なら見て確かめてくる。その代り解析は頼んだぞ
グリーン:畏まりました。ただ、あまり無理はしないでくださいね。ブラックが泣きます。
マリン:『触ったらアウトなさっきのクローンに比べればまだマシかな。それにほら、この前もゲームしながら言ってたじゃない』
風月@GM:アビス>(見慣れた金銀の大型拳銃をホルスターから抜き、常人なら反動で腕が吹っ飛ぶレベルまで威力を上げた銃口を目の前の最強の額に合わせる)
マリン:『迷ったら、レベルを上げて物理で殴ればいい』
怜一:……到達者、ロード・オブ・アビス宗主、〝アビス〟アキラ・ナガセ。単純に、一族の悲願は抜きにしても、格闘技者としては戦ってみたかった。
グリーン:マリン、それ、今此処でレベルを上げろってことですか?(笑いながら、不定形の魔力を自分の周囲に纏わせ)
怜一:今日は本当に、幸運が巡っている。(目が、追っている。アビスの銃口、抜く動作一つとっても尋常ではない速度のそれを、ぴったりと)
風月@GM:アビス>泣かせないさ。その上でレッドも取り返す。そして奴は30回殺して最後に溺死だ(まだ目がマジだ)
マリン:『いやいや、もうレベルに関しては既に結構あるはずだって自負してるからさ』
グリーン:だから怖いですって(
風月@GM:アビス>証明とか言っていたが、尋常は期待するな。我々は本気で殺しに行く――
怜一:オレは、到達者に通用するのか。オレは、本当に十二階梯における頂点なのか。まさか、その証明までさせてくれるとは本当に、良い日だ……
怜一:構わん。全力で来い。それを、打ち砕いてこその、オレ達だ。
グリーン:なら、物理で殴るのはお任せします。私はサポートに回りましょう。
風月@GM:アビス>(まずは一発、吠えたのは左右に構えた右の銃口。至近距離で放てば戦車の装甲すら砕く弾丸が漆黒の”能力”を纏って額目がけて撃ち出される)
マリン:『おう。いつも通り、——思いっきり、物理で殴る』(ビコォン……! とスーツの視覚素子が朱色の光を灯し。鋼の面を貫かんばかりの殺意が眼前敵を照準する。立ち上る気迫は、アビスに勝るとも劣らないくらいマジだ)
マリン:@あ、ちなみに、パワードスーツの性能に関してはこっちで適当に盛っちゃって良いんでしょうか
風月@GM:@構わないかと。盛り過ぎなら私か黒斗さんがツッコミます
怜一:@どうぞー。マリンの装備だしね、好きに派手に盛ればいいですよ。
グリーン:@がんがん盛るといいです
マリン:@了解です。したらば今回は近接特化型ということで行きますよー!
風月@GM:アビス>(マリンの動きに合わせ、左から半円を描くように、銃口を怜一に向けたまま走り出す)
怜一:(手刀から小指、薬指、親指を収め、中指と人差し指の二本だけ。それが額へと寄せられ いよいよその指と額とを銃弾が撃ち抜こうとした間際、指へと銃弾が接触した間際、手首ごと指を180度回す。それだけの動作で、弾丸の軌道が大幅に真横へ と吹き飛び、弾丸が怜一の後方右斜へと激突することになった)
風月@GM:アビス>なるほど、言うだけあって極めているな
怜一:@(レッドが何時だったか幾度か、見せてくれたような気がする。化勁と呼ばれる、己に向かう力を己から逸らして外す、徒手格闘の技の一つだ)
怜一:ッハ、まともに撃った弾がまともに当たるなんて欠片も思ってねぇ癖によく言うぜ。
風月@GM:アビス>階梯も十を超えてくると敢えて当たろうとする物好きも居るのだよ。さて君はどんな種類の物好きかね
怜一:@(……しかし、その、逸らされるほんの少しの時に。弾が指に触れた時に、アビスの漆黒が指の接触面分、削れていたように見えた)
グリーン:接近、格闘術となると相当の腕前ですね。(…とはいえ、それだけ、というわけでもないのでしょうけれど。単に)
風月@GM:アビス>(速度を上げて走りつつ、弓を引くように構えた銃口の右からさらに一発。今度は心臓を狙う。そしてその音に混ざって隠すようにもう一発、左の銃口が吼える。心臓を狙う一発と全く同じ軌道で副弾が飛ぶ)
グリーン:……?(今、親父殿の銃弾の漆黒が)…見間違え、じゃないですよね。
マリン:@深い藍色に染め抜かれた装甲の各所を、鼓動するように朱色の光が奔る。重量のある全身に初速を与えるための推進剤を背中で炸裂させ、床を踏み割りながら猛然と、一直線に突撃する。
風月@GM:アビス>(奴も能力を殺す力があるか。そういえば法術と言うやつはこちらの力を封じる効果に長けていたな……)
グリーン:(その場に片膝をついて座る。床に手をつくと魔力を走らせ、レイイチの足下まで辿り着いた魔力を数十本のニードル状に変質させて突き上げようと)
マリン:@近接特化型Ⅲ号機——継戦能力を重視したこのパワードスーツは、単純構造の近接武装を複数備えている。だがそれらよりも先に用いるのは、諸手に下げた武器——鉄塊に長柄を突き刺せばこうなるという見本のような、武骨な、しかし巨大な戦斧だ。
怜一:(額に寄せられた指が、今度は心臓をかするように小さく下から上への弧の捻りを描く。 その弧を描きはじめてから描き終えられる過程に更にもう一つ捻りを加えられると、一つめの腕の化勁で一つ目の弾丸が、二つ目の手首の捻りで一発目に隠され た二発目が、其々天井と地面に叩き落とされ叩き上げられる)……器用な真似しやがる。
怜一:(右足の踵が浮き、地面を小さく叩く。すると、数十本のニードルへと変容させられた魔力が、そうなる前の魔力へと還元され、解けた)
マリン:@速度さえ乗れば、装甲群に覆われ、ふたまわり以上も大きくなったこの体躯を振り回すだけの馬力は有る。風を巻いて踏み込み、家族の攻撃に追従して、当たれば「斬れる」のでも「割れる」のでもなく、「弾ける」ような横薙ぎの一撃を見舞う
グリーン:魔力が消えた…? いや、変質を解かれた、といった方が正しいですかね。
マリン:『ミンチに成れこの変態』
風月@GM:アビス>雑な殺しは嫌いでね(答えながら、怜一が視線で副弾を確認してから化勁で対応するまでの反応速度を脳内で反復する)
風月@GM:アビス>今夜は特別だ。確実に死ぬまで、溜め込んだ技を披露しよう
怜一:ッハハハ。おとこわりします。(右肘が、触れれば弾けるという馬鹿げた威力の横薙ぎへ と放たれ。このままミンチの出来上がり、とは、いかない、触れるか触れないかの寸前に、はじけ飛ぶ衝撃が伝わる寸前に、戦斧の刃先から戦斧の刃面の真下に 潜らせ。横薙ぎを、弾き上げた。まともにかち合う腕力は無いが、横薙ぎを上へとかち上げる膂力の強さは戦斧越しにも感じる)
マリン:@軸足で床を杭打つようにして、目標を捉え損ねた全身をそのまま回す。跳ね上げられた戦斧の動線をそのまま上段へと導き、一回転のターンを終えて再びレイイチへ向き直ると同時、今度は縦一線に振り下ろす
風月@GM:アビス>(速度を緩め屈みながら二発、怜一の左右、マリンを避けて横合いから斜めに両肩を射抜くような軌道で銃弾を放つ)
マリン:@振り下ろしの軌道は垂直ではなく、ほんのわずかに右に傾いでいる。左へ回っている父の銃弾から逃げても、それを追う調整が出来るよう狙った結果だ。
風月@GM:アビス>(そして、沈み込む。地面に潜るんじゃないかと思えるほど姿勢を低く、上半身が膝より低くなるまで下げる)
怜一:ッハハハハハハハッ。すっげぇ風切音!!(上から来る唐竹割りに、これまた化勁。では なく、足払い。ほんの小さく腰を回しただけの左足が、濁流に押し流される巨木に激突したような衝撃が、マリンの、軸足となっていない方の足首を正確に叩 き。右に傾いだ唐竹の軌道を、さらに大きく右へと傾げさせようと)
グリーン:@あ、GM質問が。上の部屋は確か壁がMTRM製とのことでしたが、こっちの床とか壁はどうなってますか。
風月@GM:@通常のコンクリです。MTRMに囲まれている気配は残っているので、それをぶっ壊して掘っていけばMTRMの壁にぶち当たると思われます
グリーン:@了解でーす。
怜一:(マリンの一撃に使わなかった右腕が、己の左肩を掠めるように弧を描き、その弧を描き始めてから描き終えるまでの過程にもう一捻りによる二連化勁が左肩へと叩き込まれようとした銃弾をあらぬ方向へと反らし飛ばす)
マリン:@装甲の陰に目立たぬよう配置された補助視覚素子が、ともすれば自身の体躯で作ってしまう死角を潰してくれてもいるが……それ以上に、家族に対する絶対の信頼感が相手の挙動を確信させる。
故に自身の攻撃軌道を逸らされてもひるまず、そのまま振り下ろす。振り下ろした鉄塊をそのまま壁とし、相手の横方向への移動を封じる狙いだ。

怜一:どいつもこいつも、オレじゃまともにぶつかったら撃ち負けるかもな。流石だ、ロード・オブ・アビス! 流石は、月光と二分される戦力と言われるだけはある!!
風月@GM:アビス>(地を這う姿勢から両手両足が地面噛み――そして砕く。アビスの体が消える。比喩でもなんでもなく、その体は瞬間的に怜一の背後30mの位置まで回り込む。残像と踏み砕いた足場だけを残し、”銃弾よりも尚速く”)
風月@GM:アビス>(そして、二発の銃声が吼える。振り向く時間すら惜しいのか、背を向けたまま脇を通して背面を撃っている)
グリーン:普通に当たっては逸らされる。ましてや魔力を解除するのであれば。…久しぶりにやりますかね。(少し戦闘中の三人から離れると適当な空間、その壁に魔力をぶつけて壁を砕き始める)
風月@GM:アビス>アビス>褒めるのは当たってからにしてくれ(その銃弾の軌道には怜一が逸らした銃弾がある。つまり、銃弾に銃弾を当て、再び怜一の両肩目がけて弾き飛ばした)
怜一:(右足が、大きく後退する。左足が、大きく前進する。腰を大きく落としながら、腰を捻 る。逃げ場はない、しかし逃げ場など必要ないと言わんばかりの動作、故に肩にたしかに銃弾が減り込み、服に皮に銃弾が減り込まれ肉に届く前に。弾丸は、そ の肉を貫くことなく急に左真横に怜一の皮を抉りながら進み——背中を通過し、左脇腹を通過し、左胸を通過し、二発の弾丸がそこまで抉った後に急にまた弾道 を変え。背面から打ち込まれた筈の弾丸が、真正面のマリンの胴体へと、飛来した!)
怜一:痛……ッてェな畜生!
怜一:グレイ>胴体での、化勁とは……無茶苦茶やるなぁ、私でも出来るかどうか……
グリーン:(ガンガンと砕いて発生した瓦礫を、更に細かく細かく粉砕していく。パチンコの玉サイズのコンクリが山となれば、それを魔力の膜で包んで転がし)やれやれ、前のめりですね相変わらず…。
マリン:(……親父殿、これ食らったらヤバい? って感じのアイコンタクトをパワードスーツのカメラ越しに/ぁ)
風月@GM:アビス>(自分が家族を支えられずに家庭崩壊をする夢を200回分ほど濃縮したような心地を味わうだけだ。肉体的にはお前なら大丈夫。とアイコンタクトを即座に返す/ぁ)
グリーン:(あぁ…)
風月@GM:アビス>乾杯(ザ・ヴァーシュ)と言うらしい、ロシアで覚えたんだが火酒ほどには効かなかったかな(チッ、と舌打ちしつつ)
怜一:弾滑り、つーんだ、オレんとこでは。覚えとけ、すげぇだろ、すげぇから覚えとくだけで習得すんなよ。
グリーン:(スマホで)映像には収めたので後で研究しましょうか(
マリン:(オーケー、根性で行くからあとで何かご褒美(デザート)よろしく、という感じの頷 きを返すと、振り下ろしが着弾する瞬間に手首の捻りを入れ、勢いとパワーを追加。爆散と言える勢いで床を砕き割り、散弾じみたその破片でレイイチ自身を、 また床の破壊によってレイイチの足場をそれぞれ狙おうと)
風月@GM:アビス>ああでもしないと獲物が逃げるものでね
怜一:(随分と腰を落とし大分低い体勢から、タックル。瓦礫を背中に浴び、皮が抉れたせいで 血がにじむ箇所にも被弾すれば顔に脂汗を滲ませながらも、まさに今マリンがアビスの弾丸を食らった折に腰へと抱き着き。そのまま)ふ、ん、ぬぁりゃぁあ あっ!(持ち上げ、タックルの勢いをそのままにグリーンへ突撃)
風月@GM:アビス>グリーン!
グリーン:さて、と…(細かくなった小石を包んでいた魔力の膜から一つ、二つ…とパチンコ球 代のコンクリ片が浮かび上がる。先ほど上で行ったガトリンガンの様な一斉射撃を。魔力だけではなく物質をともなった物として)おみやげ付きできましたね。 マリン! すみませんがそっちはなんとかしてください!(照準はレイイチ本人にはさせず、彼の軌道上の足下、足首を狙いつつも全体的に照準は床へとバラけさせる)
怜一:@(……位置的にグリーンが避けたら、後ろの出入口に立っているイエロー、ブラック、ついでにグレイがこのマリン付きのタックルに巻き込まれる)
風月@GM:アビス>……すまん! ガンバレ!(その隙にレッドの元へ先ほどの速度で走った/ぁ)
マリン:『こんっ、の……う、……ぉあぁぁぁぁぁぁぁぁ…………!!』(タックルに対する迎撃を取ろうとする素振りが一瞬あったが、直後にアビスの弾丸による喪失感が襲って来たらしい。一気に全身が脱力し)
グリーン:(足首に当たればダメージになるが、この場での目的は此方に向かう軌道上にある床の破壊。足場を崩し、時間を稼ぐための目的が大きい)
グリーン:構いませんが早めに来てくださらないと死にますからね!(
マリン:(パワードスーツの発声素子が音割れする勢いで号泣し出したが、駆動力の大半を中の人間の膂力によって賄っているパワードスーツで、その中の人が脱力するという事は……当然、スーツを支える力も失われ、抱きついたレイイチにかかる重量は一気に増す)
怜一:繰神さん家の怜一さんの脚力をぉ! な、め、る、な、よ!!(この上、跳んだ。マリン 自身の体重はともあれマリンが装着しているスーツの重量は生半可では無い、しかも今マリンは脱力中なのだから普通の人間が持てば圧死する、それを持ったま ま足の踏ん張りだけで天井付近まで飛び上がり。魔力と石からなる一斉放射を、前面からはマリンで、跳ぶことによって足狙いを外しながら、グリーンに落下し て来た)
風月@GM:アビス>(怜一が何かしてこない様子であれば、レッドを担ぎ上げ、怜一たちを迂回してブラックたちの居る方向へ移動しようとする)
マリン:(床に食い込んだ戦斧が、その柄を握ったままの手がアンカー代わりになって、レイイチの動きに僅かばかり抵抗するが……握力が足らずに手からすっぽ抜け、その重量が嘘のように宙へと運ばれている)
怜一:@(特に、レッドをどうにかされても何かをしてくる様子は無い。何かをしてくる余裕がないだけかもしれないが、いくらなんでもこの突撃は重労働の部類らしく脂汗の他に普通に汗も流す)
グリーン:その状態で良く飛びますね!!(上から落下してくるレイイチに、けれそこれでイエ ロー達が巻き込まれるのを防いだことは確証済み。彼女たちのいる後方ではなく前方へ、飛び込み前転で転がり落下地点から見ろ逸そうとする。ちなみに掃射を 続けるコンクリ破片を含む魔力の膜はその場に残ったまま射出方向を上へと、レイイチから見れば真下から、残りの玉を全て吐き出す勢いで掃射の勢いが強まっ た)
マリン:『うあ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛……!(音割れ)』
グリーン:@おう誤字った。見ろじゃなくて身をで
怜一:おっとぉ!?(咄嗟に身体を丸めて、被弾面を小さくする。小さな子供が母親におもいっ きり抱きつくような、正直絵面的には最悪な状態でマリンに抱きついたまま、マリンをグリーンが居なくなった床に激突させている。激突した衝撃で剥がれて、 自身は何度も転がった末に出入口ぎりぎりの、ブラックの真横にあった壁に背中を叩き付けられた)
マリン:『……あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛あだっ』(墜落)
風月@GM:アビス>介抱を頼む(抱えてきたレッドをブラックに預けると、マガジンを9発詰まった新品へリロードし、丁度良く突っ込んできた怜一の方へと折り返して行く)
グリーン:レッドを剥いていきながらマリンにまで抱きつくとは…恐ろしい人ですね。
怜一:……っはあ~。キッツイ。痛ってぇし。石がんがんぶつかるし。
怜一:(ずるずるーっと壁越しに尻もちをついた後、一息つきながら立ち上がり)けどもまぁ、わかった。オレは、通用する。それなら……
怜一:@(——悪寒。カラーシリーズの、アビスの、背筋になんとも嫌な、おそらくはシェリルのような人間では決して感じることのない背骨に直接冷気を吹き込まれるような悪寒が走る)
怜一:遅くなって悪かった、見せてやるっつっといてな。それなら、いよいよ、オレの一族を証明……させてもらおうか……
風月@GM:アビス>キツイならそのままギブしてくれて構わないのだがね
グリーン:というかギブしてほしいです、なんですかこの滅茶苦茶に嫌な感じ。
怜一:@(悪寒の正体は、すぐにわかる。視覚化される。繰神怜一の身体から、煙のような質感で吹き上がりはじめた何かだ。淡い、金色の、何か。あれは、魔力ではない——)
風月@GM:アビス>(悪寒に反応し、一刻も早く”それ”を刈り取ろうと、地面を踏み抜いて 爆発的に加速する。一瞬で地面にすら接地しない速度に達し、背後のコンクリごとぶち抜く勢いで怜一の胸に跳び蹴りを放とうとする。それでも銃口はピタリと 眉間に合わせている辺りが銃士を名乗る所以だろう)
怜一:『禁』@(飛び蹴りが、胸に突き刺さったように見えた。怜一が、聞いたことのない言葉を、発した——)
怜一:@