黒斗GM:@
防壁の外側は未だ劣勢を強いられているが、壁内における戦い、グレイブロの明暗を確実に分けるであろうメンバーご一行VSジハードの戦いは現在こちらが優勢。
開幕から間もなく、左腕をもぎ取り、大量の出血を強いて、コンディションを思いっきりに崩してやった。

黒斗GM:@
ジャギも加わっていてくれるのならば殊更優位に運べたのだが未だ彼はソレッラに足止めをされているようなので無い物強請りをしても仕方が無い、このままの 勢いに乗ってさらに腕をもう一本、両足も貰いたいところではあったが……少々、追撃の手を緩めてしまったのは油断か警戒か。その間にルナの肩が圧し折れ (遺憾ながら、狂月でも発動すれば直ぐ治るから問題ないといえばないが、マジ遺憾。処理を忘れてさえいなければおのry)、朦朧としていた意識は回復され てしまった(こちらのほうが問題といえば問題)。

黒斗GM:@
一進一退というにもまだこちらが優勢なのは変わりはない。さて、次の機会を狙い撃つとしよう。

黒斗GM:@
前文はサクッと終わらせ、こんなところからスタートです。

ルナ:さて、どうするかな…狂月は、使うタイミングが悩ましいね
イオン:(両槍を構えたままじりじり間合いを計り中)むぅっ、重量級のアタッカーじゃないと中々攻撃が通らなくてきついのー…。
ジハード:……ふぅ~(千切れ飛んだ左肩に鋼鉄の右手を添えると、無残にも骨やら肉やら皮やらが飛び出ていた部分が修復をはじめ。生えこそしないが、つるりと丸まった断面へと変わった)
ジハード:ったく。やってくれるぜ、元通りにするのにどんだけ時間食うと思ってんだ……一筋縄じゃいかなさすぎだろ、なんでお前等、前会ったときより格段に強くなってんだ。不公平極まる。
デュナン:(ビル倒壊の可能性がある以上、あんまり中では戦いたくない気持ちもあるんだが……)
デュナン:(……いや、あの二人が戦ってる間に、俺が外から狙うのも有りか……?)
イオン:成長期だから仕方ないの。
ルナ:成長期ということにしておいてください。
ジハード:……不公平だ……異貌は、お前等みたいに修羅場潜ったり鍛えたからってそう簡単には強くなれねぇってのに。ま、だからこんなに戦争、長引いてるんだろうけど(懐を漁り)
ルナ:そんな事言われても私達、地元民ですらないですしね(
イオン:その代わり異貌は元々が強いからやっぱり仕方がないの(
イオン:とりあえず、どんなに硬くても一転集中すればなんとかなるようだし、もう少し頑張るとするの。
ジハード:(煙草の箱を取り出すと、そこから一本取り出して口に咥え。ひとりでに火が点くそれを吸い込み)儘ならねぇな。さ、て、と……
ルナ:だねー。じゃあ、もう一度やりますか。(無事な片手で剣を構え、騒霊でもう一本の剣を浮遊させ)
イオン:(左右の槍を、長い方は中央辺りで、短い方を後ろの方で持って長さを均一に揃えて)次はもう片腕もいただくの。
ジハード:(鋼鉄の右掌が、先程まで座っていたソファの背凭れをつかむ)この腕取りたきゃリロル様かジャギでも連れて来るんだな。
デュナン:(多重詠唱を開始しつつ、周囲に不穏な気配がないかを軽く窺い)
イオン:片方はともあれもう片方にいま来られると洒落にならんの(
ルナ:制空にまで来られたらたまらないよね(
デュナン:こっちも焼鳥屋を呼んで対抗せざるを得ないな(
イオン:(ぐぐっと腰を落として駆け出す力を溜め込み中)グレイブロが火に沈みそうなの
ジハード:俺の身体は特別製だが、この右腕は俺なんぞより遥か上に居られる方々の正真正銘特 別製の腕。取れるもんなら、取ってみろ!(パイプ椅子でも投げるような無造作な仕草で、しかし小石でも投げるような速度で大人四人は詰め込めるソファが、 ルナとイオンの合間を通し、デュナン目掛けて一直線へと放られる)
ジハード:(同時に、ソファの陰に隠れるような配置を取って走り出す)
デュナン:じゃあ、努力してみようか(三重構築のひとつ分を使い、ギロチン風刃の縦撃ちを、ソファのど真ん中目がけてぶち込み返す)
ルナ:そう言われるとなんか取りたくなりますけどっ(ソファが放られた瞬間から動き出し、相手の右側から回りこむように接近していき)
イオン:おおうッ…!(思い切り体を屈めて視線を前に。ソファの向こう側に残像のように確認できたジハードの右膝に向けて冷刃を含んだ槍先を向けて突き刺そうと)
ジハード:(ソファに対魔術式が張ってある筈もなし風刃により真っ二つ。二つに左右に別れる ソファの真ん中をさらに駆け、跳ぶ。イオンの右膝狙いを避けながらも天上に激突したが天上を破壊しながら二階へ、二階のこれまた違うオフィスの仕事道具を 蹴散らしながら窓をぶち破って大通りへと飛び出し、デュナンを目標に落下してくる)
ジハード:(右腕を、大きく、大きく、振り被り。鋼鉄の指がぎちりと鉄と鉄のこすれ合う音を立てながら拳に固められた)
デュナン:後衛 狙いか。向こうの二人相手に、両手に花ではしゃいでてくれればいいものを……(三重構築した残り一発分を先んじて使用。両断されたソファの残骸が左右を抜 けていくのに構わず、その場から微動だにしないままフレアを発動。巨大な布を翻すように、炎の壁を音高く広げてジハードの視界を遮ろうと)
ルナ:わっとと、抜けられたっ(こちらも騒霊を使って浮遊しつつ飛び出し、ジハードを追って大通りへ)
デュナン:(その炎幕の展開直後に、三重構築のラスト一発分で圧縮大気の足場を形成。踏み、高く跳躍し、落下してくるジハードの頭上を取らんとする)
イオン:抜け方が派手極まりないの!(床を滑るように方向転換。一階の穴から外に飛び出し)
ジハード:(自由落下のために方向転換は不可能、炎の壁へとその身が飲まれ、服が焦げ肌が焼 けるのにも構わずに目さえ閉じずに、突破して。振り下ろそうとしたそこにデュナンは居ない、跳ばれた、上をまたもや取られたのは悟ったのか拳を振り下ろさ ずに地面を砕きながら着地して……そこから飛び込むように前転、その場に留まらない)
ジハード:(身を転がして前方二メートルほどの地点で改めて体勢を立て直し、熱を帯びた鉄のような肌に覆われた顔をデュナンへと向け)オマエさんのあの黒い薬莢、怖いんでな!
デュナン:ま、そろそろパターンが読まれる頃か(即座の追撃はカートリッジによって。空中で体を前転させながら放つ風刃は、ヴェイパートレイルが螺旋を描く、うねるような軌道でジハードを追い、その間に体を回転させきって着地態勢に)
イオン:(外に出てすぐ、前に飛び込んでいくジハードの右膝をしつこくちくちくと狙う所存らしく、先んじて冷刃を放ちつつ大きく弧を描く軌道でジハードの右側に移動して)やっぱり外のほうが広い分やりやすいのっ。
ルナ:怖がられてるってことは、それを当てれば効きそうだね(飛び出した勢いのまままた接近していき、イオンとはさみこむように左側へと移動し)
ラセツ:——んじゃあ、黒い泥はァ?(周辺へと全力警戒していた大鬼もまた外で待機していた大鬼。後衛であるデュナンの正面からやや左手前方に割り込む様に立ち位置を変えて、体の節々をゴキゴキと鳴らしながら柔軟運動)
ジハード:(体勢を立て直した直後に飛来してきた、うねる風刃は避けようもなく身体に叩き込 まれ、顎が大きく空へと跳ね上げられた。そこにこれまた飛んでくる冷刃が膝へと直撃、身体と頭が今度は下へと落下したが倒れる前に右掌を地面に叩き付けて 制止)……鬱陶しい。飛び道具ってのはどうにも苦手だ。(顔を上げるが、顎には僅かな切れ目が入っているのが確認できる)
デュナン:(カートリッジからの発動で再度足場を形成し、跳んだ高度に反してやんわりとした着地を決め)アレを警戒してるなら安心していい。まだ装填しちゃいない
ジハード:(右手を支点に立ち上がる。膝にも、衣服は凍りついて膝は露出しているが、こちらには二度三度と入れられ続けたせいか幾つかの亀裂が有る)……まだ、ねぇ。
ルナ:生半可な飛び道具は弾くくせに何を。(牽制の鬼火を放ちつつ肉薄し、接近の勢いのまま剣を振り切り、相手の右膝裏を狙って斬りつけようと)
デュナン:(言いながら、まだ数発残っている弾倉を排出、替えを装填して)……訂正。”さっきまでは”まだ装填しちゃいない(見せつけるように、にやぁ)
イオン:蝶のように舞い、蜂のようにドヤ顔で刺すってやつなのーっ。(地面を蹴りぬいて駆け寄ると、ルナの攻撃に合わせて右横から膝に向けて突刺を放つ)
ラセツ:おおぅ、これぇこえぇ。恋人に会えないからって大人気ねぇでやんのォ。キヒヒヒッ!!(諸手を大きく広げ、ジハードの行動をつぶさに観察して動こうものなら瞬間的に進路を塞げるように身構え)
ジハード:いちいち視界がグラつくから面倒臭ェんだよ!(見せつけられた装填に顔を若干ひき つかせながら、振り向き。振り向きざまに狙われた右足を掲げ、そこから足裏をルナの首目掛けて撃つ。予備動作もほとんどない足裏蹴りはそれでも風をごうこ うと唸らせ、威力の高さを物語った。身体にこれまた鬼火が直撃して、視界が遮られ気味なせいで若干狙いは甘い)
ルナ:こっちとしてはそれが狙いですし…ねっ!(騒霊で強引に体を操り、後ろから誰かに力いっぱい頭を引っ張られたような動きで、頭と首を逸らして後ろに仰け反り蹴りを回避しようと)
ジハード:ッチ。ああもう、服がどんどん襤褸になってくじゃねぇか! こっちはソレッラ共と違って再生しねぇんだぞ! これ既成品なの! 請求書送るぞコラァ!
ラセツ:んじゃあ、請求書かく腕と口が残ってると良いなあァ、ジハードさんよゥ?
ジハード:(身体に直撃し、直撃した分だけ鬼火が衣服を焦がしていくのに眉を顰めながら。喧しいぐらいに風を切っていた蹴りは、逸らされたルナの頭を直撃することもなくルナの視界を横切っていった)
デュナン:請求書? 払ってもいいが、その場合お前もアレ(両断された主砲)の修繕費請求に応じてくれるんだよな?(
ジハード:アレ(主砲)切ったの俺じゃねぇし(
ルナ:あっぶな…流石に肩の次は首ってわけにはいかないし
ラセツ:上司が責任取らねえとさァ。
ジハード:(すぐさま足を引き戻し、ルナから距離をとるようにステップを踏み後退)
イオン:じゃあ更に上司(リロル)に請求するの(攻撃が外れてもその場から退かず、後退したジハードに追いすがるように駆け出す)
デュナン:保護者の監督責任ってことで(三重、ちょっと集中して四重まで重ねた多重詠唱を開始しつつ、距離を維持したままジハードの背後方向へ背後方向へと回り込んでいくルートを取る)
ルナ:(軽く首を撫でつつのけぞった姿勢を建て直すと、すぐさま地を蹴って正面から接近していき)
ジハード:……当たんねぇな。当たらねぇか、そりゃ。重心もズレてるし、右腕重ェし、ああ、いや、責任転嫁か……(追いすがってくるイオンとルナを目視しながら、ちらりと視界の端に捕えたデュナンの行き先も右目だけが器用にそちらを向き確認、何事かぶつぶつと呟き)……ふむ。
ラセツ:(後退したタイミングを見計らって樋熊が立ち上がった何かの様な構えでジハードの左手から一息に肉迫し、固く伸ばした五指を爪代わりに分厚い胸板へと振り降ろし。肉を打つでも着るでもなく、削ぐ所存。)
ジハード:ったく。辛い現場だぜ!(立ち止まり、右足の爪先を地面に叩きつけると、足元に丁度ジハードの肩幅ぐらいの直径の魔法陣が出現した。)
イオン:(飛び込みつつ、下がりきって地面を踏んだ右膝に狙いを定めて槍を突き出し…たかと思えば、途中で思い切り腕を上に逸らして起動を変更。体当たり気味に体重も乗せて、狙うは顎先)
ルナ:っと、魔法陣…?(警戒しつつも足は止めず、剣に爆砕を込め、間合いギリギリからの全力の踏み出しと突きを鳩尾のあたり目掛けて放とうと)
ジハード:(あの、陣は。ラセツ以外には見たことが有る、以前に戦った時には使用していた、ジハードの高速移動術式——)
イオン:っまずいの…!(体が前に思い切り行ってしまっているので踏みとどまれず、無理矢理に体を捻ってはジハードの傍を通り過ぎる形で距離を開けようと)
ジハード:(ラセツの熊手が胸板に接触する瞬間、イオンのフェイントに引っ掛かってしまった ようで切れ目の入った顎へと槍が接触する瞬間。姿が掻き消えた、瞬間ではないもののイオンの視界にすら残像がやや残るほどの移動速度はほんの数秒だが姿を その場から消し。デュナンの右隣に現れた!)
ルナ:早…っ?!
ジハード:はぁい♪(右腕はすでに振り被られて、拳もすでに固められている。左足が地面を穿ち、軸足として……)
デュナン:(隣に現れたジハードを見て物凄く嫌そうな顔をし)……どっかの某ロスト楽園先生が喜びそうなネタを提供するのはやめてくれないか?(
ラセツ:(それを知らないラセツは勿論、事の事態を一切合切気に留めない。ニィ…と音が聞こえそうな程口角を左右に引き延ばして振り降ろした指爪が地面を叩き潰して陥没させ)
ジハード:(まともに食らった舗装路は一瞬にして荒れ地と化した、ほんの小指の先ばかりが 掠ったルナは右腕が持ち上がらない程肩が砕けた、その右拳。それが思い切り、デュナンの腹へと目掛けてアッパーのような下からの弧を描いて迫る!)……た だでさえ右腕が辛ェのに余計な魔力、食わせやがって!
デュナン:(構築しきれない四重目と、さらに三重目の詠唱も破棄して二重詠唱分だけを急ぎ完成させ。風と炎の両属性で発動)
イオン:悠長言ってるとR-18じゃなくてR-18Gになっちゃうの!
ルナ:デュナン余裕あるんだかないんだか…?!
デュナン:(風の魔力で作り出したのは、先程と同様、圧縮大気の塊だ。それを足場として蹴る のでは無く、左の掌底で押し込むようにしてジハードの拳を迎える。アッパーの威力が純粋な「威力」として伝導する前に——伝導しきる前に、塊が弾ける風圧 によって我が身を後方へとふっ飛ばし、ダメージを殺さんとする)
デュナン:(ついでに発動した火炎魔術はそのオマケだ。大気の圧縮に火炎を織り込むことで、後方への緊急離脱と同時に、その場に高熱を持った大気の爆発を置き土産とする)
ラセツ:ゲンジツトーヒっていうんじゃねえのか、ねぇ!(巻き上がる路の瓦礫、コンクリの雨 を浴びながら地面を抉ったままの指で大地を掴んでしがみ付き、そこから巨体を真横へとと投げるようにかっ飛ばした。腕力、脚力、体重。全身をバネにして地 面を滑空する様はひとつの砲弾。不意打ちを打ったジハードへの渾身の体当たりをぶちかます。)
ジハード:(疾く、重い、それでもデュナンには拳が届かなかった、デュナンの機転はさらに疾 く拳は炸裂した風圧と高熱を殴りつけるに留まり。……それでも、拳は重かった。ただの拳圧、それのみで己へと降り注ぐ爆炎も衝撃も全て吹き飛ばし、周囲全 方向へと向けてそれらを炸裂させた。いつぞやデュナンはベル爺の不可思議な技によって全身余すところなくトラックでもぶちかまされたような衝撃を与えられ たが、あれに似た負荷が掛かる。……一直線へとこちらに突っ込んできたラセツにすら、その体当たりごとラセツの身体を吹き飛ばせる衝撃の嵐だ)
ジハード:(そこそこ離れた距離にいるイオンやルナにもその身体に衝撃の壁がぶつかりに行った。離れているから、踏ん張りさえすれば何とか耐えられそうだ)
デュナン:……もし、これが直撃していたらと思うとぞっとしないな……! とりあえず、このまま何かに激突したら今からでも死ねる事は分かる(カートリッジを三連発でロード。自分の後頭部と背中に三つの圧縮空気塊を形成してクッションにしようと)
ルナ:うわ、っとぉ…?!ほ、本気でやばいねあの一撃…!(姿勢を低くして踏ん張り、衝撃に耐え)
ジハード:……ッハ! これも外すか! 今度のは結構いい威力だったんだけどな、出鱈目な輩だ、まったく!
イオン:うぐっ…!と、飛ばされ、っおおう…!(地面に足をしっかり立ててよろめきつつ。衝撃が巻き上げる風圧に視界を遮られかけながら、片目を必死に開いて的を見定める。槍先に宿したレイドの小さな獣の頭を、ジハードの右膝裏に向けて疾駆させようと)
ラセツ:うぐぇっぶぁっふぁあああ、あぁぁぁああれぇぇぇええぇ?!(オレ様ちゃんのアシストはどこにィ?! などと叫びながら近場のビルに大の字の穴を体で穿って埋まる。)
ジハード:(デュナンへの追撃は無い、妨害さえなければ空気の塊に無事に受け止められること ができる。直ぐ様振り向くと、冷刃は兎も角としても、あの撃ちだされた牙をまともに身体で受け止めるのは危険と判断、思いっきり空振ってしまった右腕を引 き戻しがてら今度は袈裟懸けのように打ち下ろして、レイドを払う)
ジハード:……もっと、疾くねぇと、重くねぇと、駄目か。だよな、鋼鉄将軍の一撃はこんなもんじゃねぇ。もっとだ……!(己の右腕を見遣っては、笑い。胸の前で拳を固め)
イオン:ぐぬぅっ、さすがにレイドは受けてくれないの…。
デュナン:(何とか無事に減速・停止し。そこから、影が持ち上がるようにゆらぁりと体を起こすと)…………はぁ……「リコリスが居なくて良かった」なんて、何をどう間違っても断じて絶対に思いたくもないことを思ってしまうような状況だな…………はぁぁー…………(どよんど
ルナ:今以上とかもう本当にたまらない…あぁっ、デュナンがダウナーに入りつつある?!(
イオン:もうちょっと!もうちょっと頑張れば会えるの!(
ジハード:もういい、俺もソレッラを見習うとするか。……リロル様には申し訳ねぇがもうカイゼルも計画書も良い、残りの魔力も全部ありったけ……たまには、いいだろ(ゆっくりと、息を吸い込み)
ジハード:(ゆっくりと、息を吐き出し)俺だってたまには、合理抜きでやらねぇとな。異貌だし。
ルナ:ご、合理的にそろそろ降参してもいいんですよ!(
ラセツ:あ、オイデュナンーー?! 前、前、前みろ、前ぇえええ!!(がばちょ。自分型の穴から半身を乗り出してわいのわいのと気を付けろと)
イオン:(むしろリロルの部下で合理的な方が珍しいんじゃ…/ぁ)
デュナン:……そりゃあ確かに俺も魔術師の端くれとしては力を付けたい欲求が決してないわけ じゃないが別に高レベル魔術で無双してヒャッハーヒャッハーやれりゃいいってわけじゃないんだよそんな力振り回すよりリコが居る方がどれだけいいか嗚呼そ れなのになんだこの状況まったくもう……(その辺のビルの壁に手をついてブツブツ言い始めてる)
ジハード:(じわり、じわりと、ジハードの身体からは魔力が滲み出。その全体を覆うように煙のような妙な質感さえ感じさせる灰色の魔力が覆う)
ジハード:……合理は抜きだ、ガス欠になるまで暴れさせて貰う。ま、ガス欠になったあとで殺られるかもしれねぇがそのときはその時だ。
ルナ:あとちょっと!もうちょっと頑張ろう死ぬよっ?!(騒霊でデュナンの義肢をぐいぐい引きつつ、自分の砕けた肩を見やりつつ剣を構え直し)
イオン:どうしてこう異貌っていうのは最後の最後はヒャッハー思考なのか理解しかねるの!
ジハード:そうそう、それこそ、ソレッラもそうだけど。主の無鉄砲さもたまにはリスペクトするぜ、鋼鉄将軍だってたまにそういうことあるしぃ。ああ? そら、異貌はヒャッハーしてなんぼだ。
イオン:合理的な異貌のが好きなの(
ジハード:(身体を覆っていた煙のような魔力が、改めてその身体へと吸い込まれるように溶けて、消えた)
ラセツ:理知的な異貌はモテるぜぇ?(
ジハード:そうか。そいつぁ、悪かったな。期待に、応えられなくて……。
ルナ:まぁ、応えてもらえるとは思いませんけど、けどー…やれやれ。(警戒しながらも、じりじりと距離を詰めようとしていき)
ジハード:(鋼鉄の拳が持ち上げられ、人差し指がラセツへと向く)
デュナン:……うのに何故かもう何週間もリコと離れ離れになってるような気がするんだよああ もうそろそろリコリス分が枯渇してしまうどうしてこうなった誰のせいだお前かお前だなお前しかいないな良し速やかに去ねそこの海賊版(と、それを詠唱代わ りにしていたのか、三重詠唱分くらいの(普段より色が暗い気がする)魔力を手元に束ねつつジハードに向き直り)
ジハード:まずはお前。
ジハード:(足元に、魔術陣が展開された)
ジハード:よくも俺の左腕、千切ってくれたな?(今までは、拳だった掌をぴんと伸ばして、手刀の形へと変えて。足元の魔術陣が消失するのと同時に、姿が消えた)
ルナ:デュナンがデュナン(病)に…っと、また加速…?(陣の形を注視しつつ、狂骨を召喚、その陣目掛けてさっと撃ち放とうと)
ルナ:…っ、遅かった、ごめんっ
ラセツ:あ?
ジハード:(一秒後には、ラセツのど真ん前へと姿を現し。手刀にはなっていても、やり方は変わらないらしくほぼ己の真後ろにまで腕を振り被り。左の足裏で地面を踏み潰して、軸足を確保……)
イオン:あれで将軍に届いてないとか改めて恐ろしいヤツだったの鋼鉄将軍!(走ったところで間に合わない。現状放てるレイド3体を同時に出現させると夫々左右の足の根元と右肩に向かわせる)っ…ま、魔力がまずいの…
ルナ:っ…!(全速力でジャックランタン詠唱、相手の軸足となっている左足膝裏を狙って、光球を撃ち放つ)
デュナン:距離的に間に合わん、自力で対処してくれ(カートリッジの残弾五発分も一気に撃ち出して手元にキープ、また新しいリボルバーに交換)
ラセツ:…ッうぉっと!!?(驚きを見せる身体はまだ下半身はビルの穴中。防御の為に腐食の武装を纏う案が浮かぶも却下。二ヤつく笑みでメンチ切りつ、頭を低くして身を縮め、足をビルの真横に穿った穴底——壁に足裏を添えて)
ラセツ:(逃げるも守るも一瞬では足りない。ならば、彼が取るのは何時だって”攻撃へと繋ぐための行動"。 ヤ れ よ )
ラセツ:(額の一角に暗い光沢を乗せて、挑発の笑み。不敵とか危機感など欠落した、血腥い笑みで虎視眈々と、戦の色気を醸して攻撃を誘う。無論それは、他のメンバーが背中を見せているジハードに攻撃すると踏んでのもの。)
イオン:だーっ!対処も何もやる気ないのあの馬鹿っ!当たったらさすがに死ぬの!?
ルナ:無茶無謀するねラセツっ?!
ジハード:よ、く、も。やってくれたなテメェェェェェッ!!!(ジハードの魔力は今、鋼鉄の 右腕と一撃に殆どを注ぎ込んでいる。それ故だろうあの右腕以外の装甲はすべて普段の標準以下、その証拠を明確にするのは両の足の根元にレイドの牙が深々と 食い込み、血飛沫を上げたからだ。左の膝裏に直撃したジャックランタンは膝周りの皮膚を根刮ぎ、多少の肉と共に削いだからだ)
ラセツ:ああん? ヤる気がねぇ? 無茶無謀ゥ? 馬鹿言っちゃいけねぇよ。いつだって勝ちにしか、いかねぇよ。
イオン:そう言って何回負けてるか分かってんのかなのー!?
ジハード:(下半身の軸を揺らすためのフォローが功を奏して、そこでほんの少しばかり身体が 傾いだからだ。それでも、右腕は止まらない。それでも、痛みは感じているのだろう額にも顔にもどっと大量の脂汗を流しながらでも、最早精神の類まで右腕と でも同化してしまったのか重傷の下半身に集まる力は緩まず傷口からますます血が噴き出し、自身の顔に、ラセツの身体に降り掛かり——)
デュナン:そろそろ学習しろこの特攻脳!(キープした魔力の一部を使い、風圧塊を二個形成。ビルの壁面へと蹴り込み、その爆圧の反動で、水平方向への急加速を敢行、ジハードの斜め後方から高速突撃し)
ジハード:(……一撃決殺の一撃が、グレイブロ八番区交易通りの一つ『カラクサ』へと落ちた)
ジハード:@