GMおると:@
クカイにて必要な物資を詰め込み、さらにカガリビという新たな交渉材料を整え、会談の地へと向かう一行。
調達中に休息もとったため、各自のコンディションも戦闘に支障ない程度には回復している。

GMおると:@
カンザキが送った会談を伝える手紙では、鍵の蝋燭については意図的に伏せておいたらしい。現場の判断で、タイミングを図って出せ、ということだ。
そんなこんなで一行のキャンピングカーで大陸の沿岸へ。そこから船に揺られることしばし。

GMおると:@
船に弱い者がいたら少々きつそうな、そんな波模様の海を渡った先にあった、小さな小島。
そこは精々小さな村がなんとか収まる程度の面積の、本当に小さな島だった。

GMおると:@
どうやら、到着したのはこちらが先らしい。皆の船が海岸についた時には辺りにはまだ、人や異貌の気配はなかった。
(ここからRP開始です)

エイル:(警戒しながら周囲を見渡し)……おあつらえ向き、というかんじですね
カガリビ:……ッチ。どうせならもっとでけぇ島、用意しろってんだ。(がちゃがちゃごそごそ、船に載っている間に何かやっていたら更に半メートルほど長くなった麻袋を肩に担ぎつつ)
カガリビ:クロエ>あらー先に着いちゃいましたね。遅めに出たつもりでしたが、ううん、皆さん、対炎護符はちゃんと服の中に詰め込みました?
エイル:鎧の裏に仕込んであります、乾燥材も団子状にして鞄の中にぎっしりと(そしてその上にワカメの箒も担いでいる)
イオン:ちゃんと入れておいたのー。まぁ、向こうが先に待ってるより心の準備はできるし。
GMおると:(ざざーん、と潮騒の音。若干荒れつつある波間の下に、揺らめくいくつかの影が一瞬見えた気がする)
デュナン:出来る範囲のことに抜かりは無い(耐炎護符は外套の裏にびっしりと仕込み、乾燥材団子はポケットや小物入れに納めている)
デュナン:……しかし相手のテリトリーを考えたら、先に来ても陸地で待っているとは限らないんじゃないか?(影が見えた気がする水面をちらりと見やりつつ)
カガリビ:クロエ>おーけーです。箒も、出荷時に整備はされてありますけど、運搬方法があれでしたから私がもう一度整備しておきましたからね。いつでも動かせます
エイルワカメ>(髪やマントの内側に耐炎護符を仕込みつつ、箒はエイルに任せて手ぶら)
カガリビ:(ゆらりと、海面へと向き)
GMおると:(ちゃぷん、とその影が深く沈んでいき。…それから水平線の向こうから、ゆっくりと大きな波が迫ってくるのが見える)
イオン:あー、そういえばそれもそうだったのー…(波の方を見て)
エイル:ワカメ>(エイルから箒をひったくって早速逃げる準備)波っ、波が来たっ!?
カガリビ:皆の衆。念のため、俺の後ろに居ろよ。
エイル:(針金などで継ぎ接ぎしている鎧を見やり)……この状態で海水を浴びたら流石に錆びますかね
エイル:ではお言葉に甘えさせていただきます
GMおると:(ざざざざざ……と、その波は海岸に近づくにつれ、10数メートルほどにまで大きくせりあがり、そしてその頂点から…ざばんっ!)
??>ひゃっほーうっ!(閑静と共に、人間大の影が飛び出してきた)

イオン:ひゃっほーうって聞こえたの。
エイル:(カガリビの後ろに隠れつつ)あんなノリでしたっけ?
デュナン:別人?
GMおると:(波から飛び出した影……着物を着た、下半身が魚の女性が、そのまますたっと砂浜に着地する)
ハシヒメ>いやぁ、遅くなったっすかね。こりゃぁ申し訳ないっす。(にかっと笑みを浮かべる、海水に塗れた黒髪の女。いつぞや見たときよりも、少々…もとい大分、生き生きとした感じである)

カガリビ:足生やせ、足ィ。魚食いたくなるだろが。
エイル:あれでしょうか、ハンドル握ると性格変わる勢いで海に入ると性格変わるとか
GMおると:ハシヒメ>ん…?おぉ、こいつぁ失礼。焼き魚にされちゃあたまんねぇっすからね(カガリビを見た瞬間一瞬怪訝そうな表情をするものの、すぐに態度を戻して、魚の足が二つに裂け、二本の人間の足になる)
GMおると:ハシヒメ>ん、あー、皆さんそういや以前会った事あったっすね、陸で。いやぁ、うちは海にいるこっちの方が素っすよ。
イオン:まぁ海がテリトリーだしねー。
イオン:つまり今までのはよそ行きのハシヒメだったの(
デュナン:前回は傍目にも分かりやすくテンションが低かった覚えがあるしな
GMおると:ハシヒメ>つまり今のうちはまさに水を得た魚っす(
カガリビ:そんな顔すんなよ、心配せんでも交渉ぶった斬りがてら炙りにきたワケじゃねぇ。つーか、まあ、俺の顔見てりゃ分かるだろうが……至極、不本意だ。今回は。
エイル:今回は分かりやすくテンションが高かったですね、確かに(
GMおると:ハシヒメ>まー、しかしそっすね、少し驚いたっすよ、カガリビの旦那までいらっしゃるとは。ああ話とかどうでもいいから焼きてぇみたいな表情しないでくださいっすよははは(
カガリビ:ははは。
デュナン:(…………この二人の間に挟まれた状態で交渉しろってか……/ぁ)
エイル:この人はたぶんその通りのことを考えてると思うので、早めに話をまとめて終わらせてもらえると此方としても助かります(
GMおると:ハシヒメ>はははは。まぁ、睨み合いながら笑ってても仕方ねぇっすし、話をするっすよ、話を。
カガリビ:おう、しとけしとけ。お前等、前に出ろ、前によ。俺ぁ、後ろに下がってっから。そのほうがしやすいんだろ、交渉。ハシヒメも、どっちかっつーとそっちのほうが良いだろ。
GMおると:ハシヒメ>まぁ、そうっすね。人間火山に好き好んで近づくのは、ちょっと。
イオン:まぁ、私達もさっさと話を終わらせたいのー
エイル:前にいる私たちごと焼いたりは(たぶん)(……たぶん!)しないですから、我々が間にいるうちは大丈夫だと思ってください。その間にサクッと済ませちゃいましょう
カガリビ:(私達ごと焼いたり云々には無言で背を向けて、すったすったと後ろへ行く)
GMおると:ハシヒメ>はい、んじゃ改めて、そっちの話ってのを聞かせてもらおうじゃないっすか。
イオン:うん、まぁちょっとお願いが合ってきたのー
カガリビ:(海面見て)そこのさっきからチラ見してる神話系だか深海魚系だか知らんが出歯亀共。魚持ってこい、昨日はそういや肉しか食ってねぇし。鯖が旬だろ、五秒以内な、はーい、いーち(
カガリビ:クロエ>私達に都合のいいお願いでは有りますが、それ相応の対価もご用意させて貰うつもりですので先ずはお話を聞いて頂ければと思います。
デュナン:ちょっと待てそこ、交渉相手の同胞脅すような真似はやめてもらえないか(
GMおると:神話系だか深海魚系っぽいやつら>(うじゅるうじゅると奇怪な鳴き声上げつつ魚を投げつけてきた)
イオン:ハイリ>いや同胞っていうか何に何頼んでいるのさ(
エイル:仕事早いですね、そして意外と気前も良い(
GMおると:ハシヒメ>はいさい。うちもここに来たからには、ちゃんと話聞くつもりはあるっすよー。カガリビの旦那を見るに、魚よこせって話っすか?(
カガリビ:(飛んできた魚を受け取って)紳士的に、おねがいしただけじゃねぇかよ。ほらみろ、投げてくれたし。
GMおると:ハシヒメ>カガリビの旦那を紳士と呼ぶ文化は異貌にもないっすね(
カガリビ:クロエ>ちがいます。いえ、漁業権はたしかにオイシいですけど違うんです(
エイル:ワカメ>ギャーーッ! 違うっ、僕はお前たちの仲間じゃないからっ、うねってないからっ!(なぜか引っ張られつつ)
GMおると:神話系だか以下略>(うじゅるうじゅると引っ張ってる)
デュナン:なあ、SAN値が減りきる前に話を始めないか(
GMおると:ハシヒメ>今ならお安くするっすよと言いつつ。違うんでしたらどのような?(はいはいその辺にしとくっすよーと神話系以下略を下がらせつつ)
イオン:かくかくしかじかでいい?(
カガリビ:(持ってきてた串を鯖に刺して、焼いてる)おー。うまそうだ。
エイル:そうですね() では単刀直入に。
まず、此方の要望は『近々やってくるソレイユの艦隊を追い返して欲しい』こと、です

エイル:この要望をもし通してもらえるとしたら、どの程度の対価が必要だと考えられますか?
GMおると:ハシヒメ>ソレイユ…西の大陸の艦隊っすかー。へー、そんなのが来てるんすねー、ぜんぜんしらなかったっすー
カガリビ:クロエ>うわぁしらじらしい
デュナン:(棒読み……)
エイル:ワカメ>(うそくせー)
イオン:(嘘だろうなー)
GMおると:ハシヒメ>しらじらしいとは失敬っすねぇははは。でまぁ、そいつらを追い返す対価と言いますが、そっちはどのくらい支払う用意があるんで?
カガリビ:クロエ>そちらが望むものをこちらが支払えるだけ。全権は委任されておりますので出来る限りご要望にお応えできるよう努めます。
GMおると:ハシヒメ>ふむふむ。じゃあ、クカイくださいっす。(さらっと)
イオン:わぁ大きく出た。
GMおると:ハシヒメ>そりゃま、うちら異貌が人間の金とか貰っても使い道限られるっすからね。共通の資産足りえる最たるものは、生存のための領土っす。
カガリビ:美味ェ。マジうめぇ。やるな深海魚共、身が締まってるじゃねぇか(焼鯖食ってる)
イオン:(ぐゅるる)
GMおると:深海魚系異貌>(こいつもどーぞ、としじみ投げてくる)
カガリビ:パネェ。気前がいいやつらだ、気に入った(焼いてる)
デュナン:うっかり失言かまして交渉の邪魔しそうなお子様は向こうにやっといてもいいんじゃないかな(
カガリビ:クロエ>デュナン君、イオンちゃんのこと言ってるように見せかけてカガリビさんのこと言ってますよね(
エイル:しかしそれはちょっと無理ですね。我々があげますといったところでクカイの人たちは徹底抗戦するでしょうし。
(ぐぎゅる)
重火器などの物資、食料、あるいは……希少な資源など、その辺りでは代替できませんかね?

GMおると:ハシヒメ>そんなもんでいいならどんどん食うがいいっすよ、他の人らも。んー、 仕組みの複雑な火器は使える奴が限られるんで微妙。食料も、まぁ他所の異貌はともかく、正直うちの勢力は食うに困らないっすからね。希少な資源ってのは、 それだけだとちょいと漠然としててどうにも?
カガリビ:クロエ>うーん、確かに。ゼムナスにジハードでしたっけ? あの異貌達が平気で車運転してたりミサイルの制御盤弄ってるせいで見落としがちですが、普通の異貌はそうですよね……
イオン:(エビを頭から齧っている)あのへんの幹部が珍しいってことなんだろうねー。
GMおると:ハシヒメ>本来、普通に人の道具が使えるほど手先の器用な連中の方が少数派っすからね、異貌は。あとうちら海異貌に限って言うなら、水気で駄目になるような武器は正直、その、まぁ。
エイル:此方の大陸では入手が難しい貴金属やマジックアイテム、あるいは九十九の鍵などでしょうか。>資源
エイル:使うかは知らないですが、薬品の類もだいたいは融通が利くかと。麻薬や煙草の類は歴史が長い分ミラなどから輸入すると質が高いものが手に入りますよ
GMおると:ハシヒメ>ふむ、そいつはちょっと興味あるっすね。…そういった希少品を引き合いに出すってことは、何か目玉でも用意してたりするんすか?(少し眼光が鋭くなり)
GMおると:ハシヒメ>薬品は、あー…うちから他所の異貌に回す分には、いいかもしれねぇっすね。人間の医薬品とか、異貌にも効くのかわかんねぇっすけど。
カガリビ:クロエ>(あ、まずいですね。手前のほうじゃなくて、奥の方に食いつかれちゃいましたよ)
デュナン:全権を委任されている以上、何の下準備も無くこんな大それた交渉をふっかけるわけにはいかんだろう
イオン:(さすがに出さないままで交渉は無理かなー)
エイル:……ゾンビや無機物系の方々でなければ、ある程度使えるんじゃないですかね。
エイル:(この辺りで名前出しちゃいましょうか)
デュナン:(個人的には向こうから名前を出させて、「これを持って来られるなら交渉に応じる」くらいの言質を取りたいところだが)
カガリビ:……マジかよ。サザエまで、用意してくるとはな。ふ、成る程、手下にしてほしいんだな?(ふっ。とか笑いつつ嬉しそうに焼いてる、今のところ無害なヒト)
GMおると:ハシヒメ>九十九の鍵なんて半分御伽噺のレア物まで口にするとなりゃぁ、相当の 品揃えを準備してると見てもいいんっすよね?(にぃ)じゃ、まず薬品についてはアリってことにしましょう。ただ、これから大怪我するかもしれねぇ戦場に行 くのに、薬だけ貰ってもしかたねぇっす。他になにか、ないんすかね?
GMおると:深海魚系>(いや手下は遠慮したいっす、と首を振りながら沈んでいった)
エイル:(ただ応答を見る限り、ハシヒメ側はあえてその名前を出さないようにしている感がありますね。まぁ自分から言ったらそれ以上の要求をふっかけれないから当然ですけど)
カガリビ:あ。……なんだ、恥ずかしがらなくてもいいんだがなぁ。
イオン:(さすがに向こうも簡単には譲ってこないの…)
カガリビ:クロエ>(交渉事、慣れてる感じもしますものね。どうしたものか、カガリビさんとハシヒメが無害なうちにもう言っちゃいます?)
エイル:ふむ、では薬はキープと。
イオン:(まぁこれでダメなら一閃やらかす覚悟も一応できてるし、出し惜しみしすぎるのもなんなの。)
GMおると:ハシヒメ>キープっす。ただ、これの他にも何かないんなら、話を受けるにゃまだちょいと弱いっす。もっとでかい報酬があるんなら、薬の方はナシでも構わないくらいっすよ。
エイル:そうですねぇ。では目玉商品で。九十九の鍵に関してはこちらも大目玉ですので、交渉のためには出しますが、出せたとしても一つが限度でしょう。
ハシヒメさんなら人間側が抱えている鍵ぐらいは把握されてると思いますが、何か欲しいものはおありじゃないですか?

カガリビ:クロエ>ところで、ハシヒメさん。ちょっと、西の……見えます? 遠くですが(朽ちた社がある方向を指差して)
デュナン:(思い切って攻めていくな。良い調子だ/背中側でぐっ)
GMおると:ハシヒメ>西、っすか?(言われたとおりそちらを見て)……いやぁ、ここからでも陸は見えるっすけど、見えるって何がっすかねー(しらじら。)
ふむ、一応少しは知っちゃぁいるっすけど、全体のほんのいくつかってとこっすよ。…そっすね、欲しい鍵といえば、海や水に関わるもの、っすかね。

カガリビ:あちらの空。山間ですが、妙に曇っていると思いませんか? いえ、鍵が云々とか、欲しいものが云々なんて関係もございませんが。
GMおると:ハシヒメ>……あぁ、確かに曇ってるっすねぇ。他の空と場違いな雨雲が、一箇所だけぽつんと(頷いて。)
カガリビ:山の天気は変わりやすいなどとは言われますが、どうにもここ数日、ええ、ずぅっと、曇っぱなしだなと。それだけですが……今日は随分と、あそこ以外、快晴ですね?
カガリビ:@ミス カガリビでなくクロエでした
GMおると:ハシヒメ>えぇ、確かに。不自然に見えるっすねぇ
カガリビ:話の腰を折ってしまってすみませんでした、ハシヒメさん、エイルさん。さて……何か、薬以外でご希望のものがあるか。という、お話でしたね?
エイル:ええ、そうですね
デュナン:(露骨に煽っていくな。もうどちらが先に名前出すかみたいな勝負になっている気もするが)
イオン:(でもこういうの、クロエは好きそうなの)
GMおると:ハシヒメ>ええ、その通りっすよ。お嬢さん、何やら訳知り顔っすね?
カガリビ:クロエ>そうかもしれませんし、そうでないかもしれませんが、ハシヒメさんは『訳を知っている』と思われるだけの下地があるご様子。
GMおると:ハシヒメ>はは、目敏いっすねぇ。そりゃぁ、こんな歳にもなれば探られて痛い腹も抱え込むってもんで、そういじめないでほしいっすよ(くすりと笑い)
カガリビ:クロエ>アッハッハ、先程も申し上げたとおりの、そちらがご要望されるものをこちらは出来うる限りご用意させて頂く。という言葉に嘘偽りはございませんのでどうぞご遠慮無く。痛い腹も、出してみればお互いの親睦も深まるかもしれませんよ?
カガリビ:クロエ>(まあ、ここまで言っておけばあの蝋燭以上のものを下手に要求されることも無いんじゃないでしょうか?)
GMおると:ハシヒメ>ふふ、それもそうっすねぇ。……ま、いいでしょう。そいつをあんたらが持ってるってんなら、願ったり叶ったりってもんっす(肩をすくめて)
GMおると:ハシヒメ>…えぇ、実は。以前からずっと探している鍵がありましてね。
デュナン:(まあ実際のところ、それより大きいものといったら最初に出された土地くらいって気もするが)
イオン:(さすがに土地要求されて応じるわけにもイカないしねー。クロエの舌回りさすがなの)
GMおると:ハシヒメ>そいつは、「雨を降らせ、海を荒らす蝋燭」なんすけど…そういうの、持ってないっすかね?
エイル:(まぁあれは要求を引き上げるための弁舌でしょう。高いところからふっかけるのは基本ですし)
カガリビ:クロエ>(わかりませんよ? クカイ以外の土地、こちらが把握しておらずあちらが把握している人間界に攻撃しやすい立地、なんてのがあって要求なんかされたら大変です)
カガリビ:クロエ>ほう、奇っ怪な蝋燭もあったものですね。それかどうかは分かりませんが奇っ怪な蝋燭、というのであれば心当たりが一つ。
デュナン:(なるほど、そういうものもあり得ない話じゃないか>土地)
デュナン:(それにしても白々しい……)
GMおると:ハシヒメ>そう来ないと。どんなものかお聞かせ願ってもいいっすかね?
イオン:(大人って怖いのー)
カガリビ:クロエ>先日、肝試しに行ったのですがそのときにですね。ほら、夏ですから。その時、ホントにオバケが出るわ、それを見てルナさんが漏らしちゃうわデュナン君がが尻触られるわ……
カガリビ:クロエ>廃神社ってこわいですよね。ろくな目に遭った記憶がありません。で、まあ、その奥のほうにこれまた雰囲気たっぷりの紅い蝋燭があったのです。
GMおると:ハシヒメ>ほうほう、そいつは恐ろしいっすねぇ、尾鰭が縮み上がりそうっすよ。紅い蝋燭なんて、実にいかにもじゃないっすか。
デュナン:(否定したい……否定したいがわりといい感じに話が進んでるところに水を差すのも……ちっ)
カガリビ:クロエ>随分と古いものなのでしょう。最後に使われたのはいつだったのか、しかも 使った後、手入れもしてないから棚に張り付いちゃってて。それを剥がそうとしたら何と、少し本体が禿げちゃいましてね。剥げたところから、絵が出てくる じゃないですか! 雰囲気たっぷりの廃神社のおくに、雰囲気たっぷりな紅い蝋燭、その下に隠された絵。怪談ですよね、ホント。
イオン:(カガリビとハシヒメの組み合わせも十分狐と狸だと思ったけど、クロエもまけてないの)
GMおると:ハシヒメ>怪談話として話せば、さぞかしいい酒の肴になりそうっすねぇ。それで、その蝋燭はそのまま置いてったのか、それとも持って帰ったんすかね?
カガリビ:クロエ>しかも、これだけじゃありませんよ? 剥げたハズの蝋が、紅い霧になって、消えちゃったんですから。どうですか、奇っ怪でしょう? 良い値で売れそうですから、持って帰ってきました。しかし、奇っ怪過ぎましたかね、誰も買ってくれないんですよー!
エイル:(流石に年の功げふんげふん)
カガリビ:クロエ>(味付けしますよ、エイルさん)
エイル:(素材の味を楽しみたいです/敬礼)
イオン:(残念そうな顔をした)
GMおると:ハシヒメ>あはは、そりゃそうっすよねぇ、よほどのマニアでなきゃそんなん買い取りそうになさそうで。それでこんなところまで持ってきちまったってところっすか?
カガリビ:クロエ>うーん、良い値がつくかと思ったのですが……ええ、はい。ハシヒメさんも結構、奇っ怪じゃないですか? 誰も買ってくれない奇っ怪な蝋燭ぐらい、同族の好でいい値段を付けてくれないかな、と。
デュナン:(本当に、このメンツは身内に敵が多過ぎる……/イオンにデコピンしつつ)
イオン:あうちっ
GMおると:ハシヒメ>そうっすねぇ。面白そうな話っすけど、まずは実物を見せてもらわねぇことには、値のつけようも。
カガリビ:クロエ>おっと、それもそうです。実物もなしに、値段交渉というのもナンセンス。私としたことが、ハシヒメさんとお話するのが楽しくて少々うっかりを。失礼。
カガリビ:クロエ>では、エイルさん。件の蝋燭を。
GMおると:ハシヒメ>いえいえ、こっちも楽しかったっすからね。
デュナン:(いったい、こういう弁舌はどこでどうやって鍛えられるんだろうな?)
エイル:(生前の姿に立ち返ったかのように、王に供物を捧げる家臣のような動きでトランクケースを運んでくる)
イオン:(クロエはジルに鍛えられたんじゃないのかなー)
エイル:此方にご用意してあります。
(まずはクロエの隣に立ち、トランクケースの中の蝋燭をハシヒメに見えるように開ける)

カガリビ:クロエ>このとおり。日の下に晒されていると、あのときのように雰囲気滴るようなとはいかないのが残念ですが(掌でエイルとトランクケースをさして)
GMおると:ハシヒメ>……ほう。なるほど、確かに。いやいや、これでも一目で曰くありげな蝋燭っすよ。(蝋燭を目にした瞬間、表情はにやついた笑顔のまま、眼光が鋭くなる)
カガリビ:クロエ>日傘でもさしてみましょうか(ぱっと広げて日光から隠すように翳し)うーん、これでもいまいち? いえ、伝わるようでしたら宜しいのですが。
カガリビ:(網まで用意してきた焼いたサザエ、の中身をキリでほじくり出しながらも立ち上がる)
GMおると:ハシヒメ>うちだって異貌っすよ?曰くありげなもの、禍々しいものには鼻がきくってもんっすよ。…ええ、間違いなく。こいつはうちが探していた鍵っすよ。
イオン:(異貌らしいいい顔をしているのっ)
カガリビ:クロエ>(微笑みを浮かべながら)では、訂正を。流石にお目が高いと。それでは、値段交渉をさせていただいても?(内心:こわい。こわい。こわい。ハシヒメさん、目がマジです)
デュナン:(興奮して交渉(物理)に移行しなきゃいいんだが)(@いつの間にか後ろの方で焼き魚齧りつつ)
エイル:(人類のために人類にとって危険なものを人類にとって危険な存在に渡さなければならないのが口惜しいところですね)
カガリビ:(背中を向けたままだったが、振り返り)なんだよ、ハシヒメ。さっきから、チラチラと。サザエか? ……三個目にしてすげぇうまく焼けたんだがな……く、食いてぇのか?
GMおると:ハシヒメ>そうっすね……こいつは確かに、うちが長年捜し求めていた品です。ですから…(とん、と親指で自分を指し)異貌を率いる将としてでなく、うち一人の身なら、この蝋燭一本で今回の件に貸し出しましょう。
イオン:(まぁ、カンザキも痛し痒しは覚悟の上だろうなの。それくらい、現状の東方に西方のちょっかいをかけられたくないってことだろうなの)
GMおると:ハシヒメ>おかわりやるから食ってるといいっす、カガリビの旦那は(
カガリビ:そうか。安心した。加減むずかしいんだよな、これ(もぐもぐ)
エイル:カガリビさんは地道に火加減を覚えていただけるとすごくうれしいです(
デュナン:食を動機にすれば精密操作訓練も訓練と思わず取り組めそうだな(もぐもぐ
イオン:全ては食が握っているの(もぐもぐ)
カガリビ:クロエ>(あれ、少しだけですけどハシヒメさんの眼光柔らかくなりましたね)
カガリビ>火加減覚えられるほど大人しくしてる時間が少なくてなぁ。まあまてよ、エイル、今四個目が焼けたからな。食うか?(近寄ってくる)

GMおると:ハシヒメ>…なんか気が抜けたっすけど( それで、どうするっすか?
エイル:わ、私は今お仕事中の身ですので……(ケース持ちながら餌を求めるヒロコのポーズ)
エイル:@ミス ヒヨコ
カガリビ:クロエ>え、ええ。それでしたら、宜しいですよ。配下の方たち数十人よりもハシヒメさん一人のほうが、どちらかといえば都合も良いですし。では、長くて一日ほど、借り受けても?
カガリビ:熱ィからな。気ィつけろよ。(ふぅっ! って、吐息だろうが扇風機の強風みたいな息で軽く冷ましてから。キリからサザエ引っこ抜いてエイルの口に放り)
エイル:ワカメ>(どんな肺活量してるんだろう)
エイル:(ジャーキーを投げたあとのワンコの動き、と言えばお分かりいただけるだろうか/ぁ)
GMおると:ハシヒメ>ま、そうっすね。ええ、借り受けられるのはいいっすけど、ただうち一人で軍勢相手にどこまでやれるか。よしんば負けないとしても、取りこぼしはあるかもしれないっすけどね?(肩をすくめて)
イオン:まぁ追い払うのがメインみたいだし、向こうだって急襲されてどこまで強行してくるかって話でもあるの。
デュナン:多少の「取りこぼし」だけでこっちまで渡ってくるだけの気力があるかどうかだな
イオン:…万一取りこぼしたらやっぱり私達がやるの?
エイル:(モグモグ)……ちょっと変装すれば簡単に異貌に見えるようですしね、私たち
カガリビ:真に受けなくていいぞ、ハシヒメなりの冗談だ。
GMおると:ハシヒメ>はっはっは。もし、確実な撃退を、うちの将としての力をお求めになるなら、そうっすね…さっきの薬の件と、希少な金属とやらの件。そいつでお売りするっすけど(くすり)
イオン:お薬はクロエが何か用意できそうだけどねー。
エイル:それはある意味今以上の決定的な亀裂をつくりかねげふんげふん
デュナン:異貌にも効く特効薬と称して売り込んでおいて、いざ治療に使った瞬間阿鼻叫喚の地獄へ追い落とすのか……策士だな(
カガリビ:クロエ>エイルさんと、デュナンくんは、後日味付けします。
エイル:ヒィ
デュナン:軽い冗談だ気にするな(と言いつつほとぼりが冷めるまでの潜伏先を考えてる)
GMおると:ハシヒメ>ま、実際のところ、うちも負ける気はさらさらねぇっすけど。それでも異貌一匹の目の届く範囲にゃ限度があるってもんで。それに…うち個人の「私用」と、異貌の将としての「軍務」なら、同じ約束事でも重みってもんが違いましてね?(にこり)
カガリビ:クロエ>まあ、それはともかくとして、そうですね。お薬の件はもうキープしていることですしお渡しすることに依存はありませんが……
カガリビ:クロエ>(重要なのは『追い払った』という事実ですから、完全殲滅まではしなくともよいのでは。寧ろ、下手に殲滅すると向こうがムキになりかねませんし)
GMおると:ハシヒメ>この件を、うちとあんたらだけの口約束に留めておくか。ちょいとリス クを注ぎ足して、うちに責任という首輪をつけておくか。そういうお話っすよ、おたくら。(これまでとはまた雰囲気の違う、蓮っ葉で楽しげでやや乱暴な…あ る意味これまでより異貌らしい感じに雰囲気が変わる)
エイル:(主力さえ追い返してもらえれば、艦隊を「あれぐらいで逃げかえるような戦力は不要」として突っぱねられますから、クロエさんの仰る通り殲滅まではいらないかと)
イオン:(まぁ、これで全滅とかになるとまた別の問題でそうだしねー)
エイル:(どちらにせよハシヒメのサジ加減ひとつという点は同じ、同じリスクなら安い方を、ですね)
カガリビ:っは。口約束をそうそうほいほいと破らせねぇためにも、俺が居るんだよ、ハシヒメ。……まあ、話し合いの真っ只中にゃあ魚介類フルコースかっ食らってるだけだったがな。
エイル:ワカメ>(本当にね)
GMおると:ハシヒメ>……ま、そーなんすよねー。カガリビの旦那ってば、楽しいところだってのに(ちぇー、と唇を尖らせる)
イオン:やっぱりカガリビ連れてきてよかったの
デュナン:(まあ、既に「敵軍幹部との裏取引」として告発されたら言い逃れできない状況になってる気がするが)
カガリビ:(ワカメの方へ振り向き)……ふんっ!(大きく息を吸い込み。扇風機の強風どころか、暴風警報が出そうな突風を巻き起こし、ワカメに吹っ掛けた)
カガリビ:どうせ俺ぁ話し合いには向かねぇよ。ったく、人が気にしてることを。
エイル:(その時は私たちがカガリビさんを脅して勝手にやったことになるだけですよ、恐らくは)
エイル:ワカメ>うをっ!?(海辺ギリギリまでフッ飛んだ) お、落ちる、落ちるっ
イオン:(その場合は私達の賞金が上がりそうなの)
GMおると:ハシヒメ>(本当はもうちょいいじくって込み入った話にして、そっち側にも将来の禍根ってやつをそれなりに残したかったんすけどねぇ/内心)
デュナン:(まあそうなったらそうなったでこの土地からも追われるだけの話だしな。……あれ、何故か言ってて目頭が熱く……)
GMおると:ハシヒメ>んじゃ改めて、あんたらはうちに何を差し出し、何を望むっすか?交渉の「鍵」を握ってるのは、そちらっすよ。
カガリビ:クロエ>それでは、改めて。こちらは九十九の鍵、紅い蝋燭と医療薬を差し出すかわりに、ハシヒメさんの身柄とその使用権を一日、頂きたい。
GMおると:ハシヒメ>うい、その条件で手を打つっすよ。"制海"ハシヒメ、鍵と引き換えに一日の間だけ、あんたらの力となりましょう。
デュナン:…………
デュナン:(「一日の間」ってことは、その日中なら件の艦隊を追い返す以外の仕事も色々押し付け……もといお願いすることもできるのか……?/フム)
カガリビ:クロエ>結構。期日は後にタカミネ月光支部長コウヤ・カンザキから送られますので、宜しくお願いいたします。
イオン:(でもデュナン、他になにかお願いすることあるー?)
GMおると:ハシヒメ>ういうい、どーせまた矢文が飛んでくるんすね。眉間や心臓狙って(
カガリビ:クロエ>(あんまり無茶、押し付けちゃ駄目ですよ? 艦隊を追い返すってことは、ハシヒメさんがデジマのすごく近くに居るってことなんですから怒らせると後が怖いです)
カガリビ:クロエ>えーと、眉間や心臓は狙わないようにこちらから進言はしておきます(
エイル:エイル>(……どっさり海の幸をとってもらうのはアリでしょうか?/ぁ)
GMおると:ハシヒメ>頼むっす。それなりに痛いんすから、死ななくても(
デュナン:(……平和的なところで言えば、冥土喫茶に放り込むだけでも紹介料を儲けられそうじゃないか?/ぁ)
カガリビ:クロエ>……はい。カンザキさん、確り当ててるんですね……(
イオン:(客が失礼しないという前提が必要なの…)
エイル:(……TV局も呼べば出演料取れますかね)
デュナン:(仮にも幹部を務めてるんだ、馬鹿な客のあしらいくらい余裕だろう。TV局……日程を合わせてまた例のKONKATSU企画を立ち上げればそちらからも金を取れそうだな/ぁ)
GMおると:ハシヒメ>百発百中ではないみたいっすけど、それなりに当たるっす。…ところでさっきから、本題から逸れた要望をふっかけようとしてないっすか?(
カガリビ:……おい。終わったんならそろそろ帰るぞ。山の天気も変わりやすいが、海の天気も変わりやすい。やたら風の中に潮が多いから、こりゃあ時化る。
デュナン:ああ、なに。大丈夫だ(何がとは言わない)
エイル:ワカメ>え、だってこんな美人を一日借りられるなんて色々やぎゃぁぁぁ(燃やされ)
イオン:荷物(ワカメ)が灰になって軽くなるから帰りは少し楽なの。
デュナン:……大丈夫だ(二回目)
GMおると:ハシヒメ>ああ、そんじゃ帰る前に蝋燭、いい加減渡して欲しいっすね。薬の方は後でもいいっすけど。(灰をスルーしつつ)
カガリビ:クロエ>はい、どうぞ。それでは、くれぐれも後日、宜しくお願いしますよ。(トランクケースを閉じ、鍵を閉めてから。鍵ごとハシヒメへとさしだして)
エイル:あ、それ乾燥材いっぱい入ってるんで気を付けてくださいね
GMおると:ハシヒメ>分かってるっすよ。さっきああは言ったっすけど、約束事を守る程度の義理は備えてるつもりっすよ。(鍵のケースを受け取って)
GMおると:ハシヒメ>嫌がらせか何かっすか。(
エイル:ほら、蝋燭を湿らせてはダメかと思って(
デュナン:そうそう。品質管理上の問題だ(
カガリビ:クロエ>そうですよ、黴でも生えたら大変ですからね(
GMおると:ハシヒメ>ほうほう。まぁそういうことにしておいてやるっす。…カガリビの旦那連れてきて良かったっすねあんたら(
エイル:ワカメ>むしろ連れてきたからこそ必要になったというか保湿のタメダヨ(
カガリビ:そこのワカメぐらいなら一発、殴っていけ。
イオン:ワカメならいいの(
エイル:ワカメ>ヤメテ
デュナン:蝋燭なんて火を点けて使うものが、湿気てしまったら大変だしな。文句があるならワカメの方に言ってやれ(
GMおると:ハシヒメ>海藻殴っても手ごたえないっすから。はぁ、もういいっすよ。そんじゃ、用がある時に呼んでくださいっす。(呆れ顔で手を振って)
エイル:ワカメ>なぜみんな僕限定っ! 生贄、生贄ですかっ!? そしてついにハシヒメまで海藻扱いっ!?(がびん)
カガリビ:クロエ>膨れっ面は見れませんでしたが、呆れ顔は見れましたね。これはこれで貴重、ええ、はい。失礼します。
デュナン:本家本元海の大異貌からのお墨付きか。良かったな(
イオン:おめでとうなの(
エイル:ワカメ>嬉しくないわっ!?
GMおると:ハシヒメ>ええ、そんじゃ、また。近いうちにっす。
GMおると:@