黒斗GM:@
悪魔が凶相を浮かべる。やっていることはともあれ漸く分かりやすく本性を……いや、若干口端の釣り上がり方や目付きがわざとらしいので、やはりこれも演技 の範疇か。素も出ていないこともないだろうが、よく言う『真実を混ぜれば嘘は尤もらしくする』といった類の手法だろう。こんなときこそ至極真面目にという のは期待するだけ無駄なご様子。

黒斗GM:@
まあ、あれはあれなりに、至極真面目にやっているのだろうがそれを理解できたら理解できたでその時は本格的に人間やめることになりかねないので良しとして。

黒斗GM:@
しかし、ヘドロのような魔力と言い、常人が見れば意識を落とすような眼光と言い、美術展で対峙した時よりも強く濃くまるで本当に泥が粘り着くような感覚さえ覚える。

黒斗GM:@
あのときよりは、強いのだろう。それでもどうせコイツのことだし、『皆が到底勝てない強さ、というレベルには設定していない』だろうが。

黒斗GM:@
それでは前文はこれぐらいで適当に。さーて、開幕にございます。

ハイリ:…また一瞬いちゃいけない空間にあの悪魔がいた気がする
ルナ:もうそろそろ慣れたよ私
デュナン:この界隈には気にしたら負けという言葉があってだな……(
ルナ:いい言葉だよ(
ハイリ:つまり勝負はもう始まっているんだね(
黒斗GM:ダンタリオン>(トランプを一枚、掌に出現させる。柄はスペード、載っているのは二つ)
黒斗GM:ダンタリオン>……幸先が悪いですねえ。小手調べは以前で終わらせましたのにまあそれはそれでこれはこれでワタクシのテーマ故致し方無し。
デュナン:……まあ、そんな瑣末事で幾ら負けようと、最終的にあいつをぶちのめせればこっちの勝ちだが
ルナ:後で運気爆発とかしないといいなぁ
黒斗GM:ダンタリオン>(右腕をこれみよがしに持ち上げ)
ハイリ:不吉な発言禁止。じゃあまぁ、行こうか。さくさくと。
黒斗GM:ダンタリオン>(右腕を大きく野球投手のように振り上げ)
ルナ:いこうかー(剣を構えつつ詠唱を紡ぎ)
黒斗GM:ダンタリオン>(人差し指と中指に挟んだカードを、一歩踏み込み、デュナンの胴体目掛けて投げる。カードが加速し、加速し、加速し……いや、加速の仕方がおかしい。あのときより速い、たかが二のカードが弾丸のような速度で迫る!)
デュナン:では、闘るか(飛来するカードに対し右へ一歩をかわしつつ。左腕、マムの混ざった手甲部分で斜めに受けて、軌道を逸らすことで回避しようと)
ダンタリオン:@(デュナンの左腕に重い衝撃。肩まで痺れるような衝撃と、金切り音を上げて、手甲の装甲を幾らか削り取りながらカードは横へと逸らされ吹っ飛んでいった)
ハイリ:相変わらずトランプが厄介だね。ま、引きが悪いうちに片付けられるようにしようか(銃剣を両手に引き抜き、地面を弾き飛ばすように蹴って走りだし)
ルナ:まずは、っと(カードと交差するように2つのジャックランタンを召喚、ダンタリオン目掛け撃ち出して)
デュナン:……2でこれか。ホームグラウンドで力が上がってると見た方がいいかな
ダンタリオン:@(その、吹っ飛んだ先にある建物が縦に。ケーキにナイフでも入れるように軽々と縦に真っ二つにされてさらにそこから空の彼方に消えていった)
ダンタリオン:ダンタリオン>いいえ? カードの威力は据え置きで御座いますよ。ワタクシが、本腰据えて投げているだけで。
ルナ:…単純に投擲するパワーかぁ
デュナン:……(カードの行方を見送って)……まあ、やることは変わらんが(詠唱を二重構築しつつ、ハイリの後に続いて距離を詰める)
ダンタリオン:(@思い出してみれば、美術展に居た時はこんなに大きな投げ方をしていなかった。あのときは、手首のスナップで放り投げていただけだ)
ハイリ:本腰据えたらきゅうりがくっつかない包丁みたいな切れ味なんだけどっ!?(軽く右側から迂回するようにルートをとるように走り、距離を詰めていき)
デュナン:(ダンタリオン側から見て、ハイリやルナと一直線に重ならないよう、こちらは左側から回り込むようにして距離を詰めていく)
ダンタリオン:(カードがもう一枚、左手に出現した。描かれている柄は……女王だろう、華美な装飾と凛々しい顔立ちの王冠をかぶった女性だ)
ルナ:前回の手抜きっぷりが感じられるねー
ダンタリオン:おや、幸先悪いと思ったら今度はラッキー。(端っこに小さくスペードが描かれている。それを手に持ったまま一振り、飛来したジャックランタンを切り払う)
ルナ:えぇいあっさりと…(肩をすくめながら更に鬼火を二つ。じりじりと歩くように距離を詰めつつ、更に撃ち放つ)
ハイリ:そして何か良いカードを引いたらしいっ!(駆けこみながら右手を向ける。手から紫電を飛ばし、規模が小さい代わりに発電の光を派手に上げる雷を目元に飛ばして視界を惑わそうと)
ダンタリオン:それそぉ~れ!(縦に、袈裟懸けに、二振り。鬼火の二つをそのように切り捨てて、真横に真上に見送り、最後は目元を隠すがその雷撃を受け、帯電したものの本人に直撃はしなかった。しかし、クイーンのカードが手元から真上へと吹っ飛ぶ)あら!
ルナ:あ、割とすぐ手放してくれたっ。(次のカードを引き出すよりも早く、威力より速度重視で、小型の鬼火を2つ、鋭く撃ち放つ)
ダンタリオン:(袖からカードが。柄はハート、数は9つ)
ハイリ:まだカードっ…けどクイーンよりは威力は弱い…と思いたい!(カードが吹っ飛んだのを視界の端に入れながら横合いに突っ込む。右手を振りかぶり、右脇腹を貫くように銃剣を突き出し)
ルナ:ドロー早いね!(
ダンタリオン:(小型かつ速度重視の鬼火は、ダンタリオンに直撃する前に姿を消し。カードの中にある9つのうち二つが燃えた。銃剣は届くか届かないか、その服の生地に傷を付けるか付けないかのところでまるで巨木にでも突き刺したような感触を覚える結界に挟まれ……4つが消えた)
デュナン:絵札は拙い。あんなもの、まともに使わせないに限る!(威力を抑えて弾数増量した風刃四枚のうち、二枚を飛んだクイーンへ、二枚をダンタリオンの足元と手元狙いで撃ちこみ)
ダンタリオン:(残り三つ)
ダンタリオン:(そのうち、足元に風刃が着弾する前に消え。三つのうち二つに☓印が刻まれる。二枚の直撃を受けたクイーンは、傷も付かず、手から離れても効果を維持しているのか飛来してきた風刃二つを切り裂いてから……しかし、風刃の風力で後ろのほうへと吹っ飛んでいった)
ハイリ:っくそ…!(右腕を引きながら刃に雷を走らせ結界にぶつける。デュナンの攻撃に合わせるように、今度は左の銃剣を右の太ももへ向けて突き出し)
ダンタリオン:あっという間に一個!? なんてことでしょうかまったくもう楽しいったらありゃしませんなぁハハハハハハ!
デュナン:回数制限式の防御効果か。この人数なら押し切るのは難しくないな!(カートリッジロードで風刃追加、今度は威力重視の一発を首狙いで放つ)
ダンタリオン:(残り一個も、雷撃により焼け焦げて消失した。何の絵柄もなくなってしまったカードは何故か懐に仕舞い込み、)
ルナ:楽しそうでこっちは憎たらしいけどねっ!(だん、と強く地を蹴り、騒霊の力も加えて一足で間合いに踏み込み。そのまま二人の攻撃に合わせ、ダンタリオンの左腕を狙った斬撃を放つ)
ダンタリオン:よっと。(上体を傾け、首目掛けて飛んでくる雷撃をやり過ごしながら。それと一緒に右足を振り上げ放つ、踵で銃剣を受け止めた。金属質な音が響く、鉄でも仕込んでいるらしい)
ダンタリオン:(ルナの一撃。左腕を切り飛ばされるワケにもいかないので、左掌にやや魔力を集中させてから受け止めようとする。受け止めようとするということはこれで止められる自信があったのだろうが、その魔力がMTRMにより四散させられて掌を深々と食い込み、手首ほどまで一気に裂かれた。)……あれ?
ハイリ:ええいっ、マムの効果が発揮される以前に皮膚に届かないじゃないかっ!?(受け止めた踵を押しやる形で後ろに軽く下がると、その場からダンタリオンの背後に回り込み)あ、ルナナイスッ
ルナ:おぉ、いい切れ味っ。ハイリ達いい仕事してくれたねっ(剣を引き、間髪置かずもう一本の剣での斬撃。次は威力も想定されると見て、更なる威力をと放つ刃に鬼火の熱を灯し)
デュナン:こいつまさか自分で敵に塩を送ったこと忘れてるんじゃ……まあこちらとしてはありがたいことだが(近接戦を二人に任せ、すぐカバーに入れる距離で大型の詠唱構築を開始)
ハイリ:ふっ! 伊達に錬鉄と鍛冶の妖怪じゃないからね!(右手を再度、今度は背中側から心臓を貫く位置に向けて、足を開き腰をひねりながら突き出し)
ダンタリオン:(剣を引き抜かれると、黒色に近い色を帯びた、赤い色の血が裂傷から吹き出す。不思議そうな顔をしてそれを見ていたが、次に来たる一撃に三つの眼光を向け……)
ダンタリオン:(右の袖からカード。柄はハート、記されたのは四つ。それが、先程ハイリも感じた通り大木に叩き込んだかのようなずっしりとした重さだけを残して本人には届かない)
ダンタリオン:(ハートが四つとも一気に切り裂かれ、燃えて白紙に戻る。それを、三つの眼光 だけが確認してから身を横へ。軽いステップと共に、左腕に僅かに掠らせながらも心臓狙いを裂けて、とんとんとんとんと軽快な音を立てながら横移動。後に身 体の向きを変えて、後ろ移動)……………。
ダンタリオン:……ああ、なるほど。アレを、手持ちの武器に混ぜたのでしょうか。成る程、そんなことまで載せた本であったかな……? ああ、いや、鍛冶師の腕が良いのでしょうね。
デュナン:(回避したダンタリオンに即応して死角(本当にあるかはわからないが)から接近。風の高位転化である雷撃を掌握した左拳を、背中側から心臓の上へと叩き込もうと)
ハイリ:(ダンタリオンに向かい合う体勢に自分の体の向きを変えて)そんなもの無かったから、自分たちで何とかした!
ルナ:頑張った!色々とねっ(とん、とこちらもステップで距離を取り)
ダンタリオン:(死角、はないらしい。くるりと、デュナンに振り向き。今度は魔力も纏わせて いない左腕で、左掌で、左拳を受け止める。腕力はそこそこあるらしい、デュナンの拳そのものはそこで止めた。しかしその瞬間、内蔵された雷撃が、ダンタリ オンの左腕を外から内部から焼き弾け。左腕を、ぱん、と、風船でもはじけさせるような音とともに血肉を弾け飛ばせた)……成ァる程~?
ハイリ:いやぁっ! あんな自信満々だから混ぜ方知ってると思ったら知らんと高笑いされたさっ!? うんもっと褒めて本当に!
ダンタリオン:(左袖からカード。柄はスペード、記されたのはつ)
ルナ:ハイリすごい!かっこいい!がんばった!(褒めつつ二つの鬼火を召喚しつつ)…さてじゃあ、私も頑張るかな。
ダンタリオン:(人差し指と中指で摘んだそれを、投げずにそのまま、間近にいるデュナン目掛けて。デュナンの首を跳ね飛ばすべく薙ぐ。あまり、速くはないが。)
デュナン:殺られる前に殺れ、だ。止まるか、魔力追加(義腕内蔵のカートリッジを全ロード。しつつ、さらに前進し)
ダンタリオン:(前進されたためにカードそのものは当たらない。そのかわり、例えて言うなら子供が全力でフルスイングした程度の威力で、手首が防御もしていないデュナンの首に直撃)
デュナン:(即時の発動と発効が容易な炎属性を掌握しつつ。横薙ぎのさらに内側、ダンタリオンの胸板に額をくっつけるほどの距離まで踏みこんで、心臓狙いの手刀を突き込まんとする)
ハイリ:どんどん押し込んでいく方向で一つっ。(体内へと電気を流しやすくなるだろう、爆ぜた腕の傷口めがけ紫電を落とし)
ルナ:(牽制にと相手の顔面目掛け鬼火を放ちつつ)……さて、と。召喚、アンド譲渡、いくかぁ…(三つ目の魂の召喚。それに、自らの前世の記憶を、譲渡していき)
ダンタリオン:@訂正。デュナン君、手首は避けたってことで。
ダンタリオン:ふぅむ手の内がバレていると本腰入れても巧いようには進みませんなハハハハい や寧ろワタクシが駄目なのでしょうねこの場合げふぅ!?(なくなってしまった左腕に雷撃が面白いように当たる。体内で雷が暴れ回り、右目からどす赤い血を 吹き出させながらもその衝撃がまた横に吹っ飛び。そのかわり、心臓狙いの手刀は空を切る)
ダンタリオン:@(同時にダンタリオンの後頭部に目掛けて降り掛かってきた鬼火も空を切り、デュナンの髪を少し焦がしながら通りすぎて向かいの建物にぶつかる)
ハイリ:巧いように進まれてもこっちが困るんだけどね。でもよし、ダメージはちゃんと通ってる。
デュナン:(焦げた髪を叩いて鎮火——しようとして左手にはまだ炎の魔力が残っていることに気付いて右手で鎮火しつつ)……ちっ、しぶとい
ルナ:ちぇ、避けられたか…でもまぁ、っと(魂が形を変え、ルナに瓜二つの姿の、軽装の皮鎧に身を包んだ少女の姿となり)
偽ルナ>はいはい、呼ばれて出てきたよー。(もう一人のルナ…前世のルナが召喚される)

デュナン:出たな偽の本物(
ダンタリオン:(吹っ飛んだ末に爪先から徐々に着地し、靴跡を残しながら石畳を進み、ようやっとアパートと思わしき建物にぶつかるぎりぎりで止まった)ふぅ……
ハイリ:ファイクリアルですね分かります
ダンタリオン:(髪先が弾け、衣服の裾が焦げ、ダンタリオンの周りで紫電がバチバチ弾けた。未だに体内で雷撃が暴れまわっているらしく右目からだけに留まらず、口の端からも血が流れ)
ルナ:偽ルナ>偽言うな。偽だけどっ(本物から剣を受け取り、両手にそれぞれ構え)
じゃ、まぁ頑張ってきてよ。(その剣に本物が爆砕のジャックランタンを宿し)
偽ルナ>はいはい、いくよーっとね(だん、とダンタリオン目掛けて疾駆する)

デュナン:……戦闘の中で派手に動き回られたらどっちがどっちか混乱しそうだな(
ルナ:一応、服装は変えといた!(
ハイリ:偽ルナって呼ぶのがそのうち偽だけになると見た
ダンタリオン:(どうしたものかな、と、考えるようにやや首を傾げ。左の縦に割れた眼球三つが、きょろきょろと動き。右の三つが偽ルナを見留め)
ルナ:偽ルナ>まぁ、私は魔術使えないしねっ。本物は後方で魔術支援ヨロ!(
ダンタリオン:……う~む。このままやられてもいいと言えば宜しいが。しかしこのままではあんまりに出落ち感有り。気は乗りませんが仕方有りませんな……。
ダンタリオン:(はぁ。と、溜息を付き)あまりガラではありませんが。接近戦、やりましょうか。
デュナン:まあ、一時的にでも手勢が増えるのは有り難い(撃ち尽くした義腕内の弾倉を交換し、再度大型詠唱を構築開始し)
ルナ:偽ルナ>ってことで行くっとねー!(光輝く剣のうち、右手の剣での刺突。狙いは無事な右の眼で)
ハイリ:まぁ心強いには心強いけどねっ。さて、ボクも行くよっ!(吹っ飛んだダンタリオンを追うように走りだし)
ダンタリオン:(左足がブレる。輪郭が鈍る速さで革靴の横側で、ボールをトスするような仕草で、偽ルナに足払い。体勢を崩して、狙いを外そうと)
ルナ:偽ルナ>おぅふ…?(足払いを受け、体が一瞬宙に浮き、ぐらりと傾いでいき)
あっさり引っ掛からないで私?!(そこに本体の騒礼が飛ぶ。偽ルナの体を中空で固定し、刃の軌道を操作し。狙いのブレを最小限に抑え、そのまま突き進ませる)

ダンタリオン:(首をやや右横へと傾ける。ズレた突きはその最小限の仕草で、頬の僅かと耳の皮を削ぎながら流し)
ダンタリオン:(足払いを終えた左足が戻ってくる。先程と同じ速さで、しかし軌道はやや斜め寄り。中空で固定された偽ルナの顎を撃ち抜こうと、放たれ)
ハイリ:そんなとこまで似なくていいから!(右側から回りこむように間合いに滑りこみ、ダンタリオンが足を上げたタイミングで首を跳ね飛ばすように右の銃剣を横薙ぎに斬り払いつけて)
ダンタリオン:(右手を上へと走らせ。手の甲で器用に、銃剣の腹を叩き、ハイリの腕力を上回る強さで弾き、衝撃と薙ぎを上へと逃がす)
デュナン:(完成一歩手前の術式を保持しつつ距離を詰めていき)まあ、やはりというか、ルナはルナなんだな(ぁ
ルナ:偽ルナ>うへぇい容赦ないよ!よ!(ぐりん、と髪を後ろに引っ張るように騒霊が。頭ごと顎が引かれて、左足を避け)本物の私の扱いも容赦ないよ!(
デュナン:ルナだからな(
ハイリ:ルナだし(
ダンタリオン:便利ですな、死霊魔術は。
ハイリ:(弾かれたと見るやすぐに飛んで一旦距離を離し)っていうか、接近戦も達者とか、どんだけ器用なのさっ。
ダンタリオン:(何もないところを蹴り、撃ちぬくつもりだったので延びきってしまった足を戻しながら)殺陣も役者の基本でありましょう。
ルナ:まぁ私だしね!
偽ルナ>ひでぇよ!よ!よー!(ぐいぐい後退させられて距離を取り)

ハイリ:役者の種類にもそれは寄るんだけどねぇ。
ダンタリオン:さぁ~てそろそろ……(左肩口の傷が蠢き)……此方も復活でございます。(ビデオテープの、巻き戻しのように弾けた肉片がどこからともなく集まり。服ごと左腕が再生した)
デュナン:(後退したハイリや偽ルナと並びながら)しかしダメージは入ってるが、なかなか致命打に届かないな。面倒くさい
ハイリ:Σ
ダンタリオン:(にぎにぎ。ぐっぱっ。手袋に包まれた手指を動かし)感覚がやや鈍いですな。カッコつけて素手で受け止めるものではありませんねマムという厄介者は。
ルナ:あっさり再生しちゃうのがまた、ね…
偽ルナ>キモいよっ?!

デュナン:その厄介者を自分で支援しておいて良く言う
ハイリ:キモいぞー(
ダンタリオン:(こんこん、と、靴の緩みを直すために爪先で石畳を叩き)そちらのほうが、面白いでしょう?<自分で支援しておいて~
ダンタリオン:ではぁ~。やると決めたからにはとことん参りますよワタクシは!(掌にカード。柄はスペード、数は六つ)
ハイリ:やっぱしそういう理由だったんだ…っと、またトランプか。
ルナ:面白さ重視なんだねとことん…
偽ルナ>まぁ私は相手が何かなんて実は記憶にないんで!れっつアタック!(だん、と再び地を蹴り、距離を詰めていき)

ダンタリオン:(靴の歪みを直し。奔る。一歩目、石畳に罅を入れ。二歩目で砕き、三歩目で姿が掻き消え。偽ルナの目の前に出た)
ダンタリオン:(剣閃。ハイリと比較しても何ら見劣りのない横薙ぎが偽ルナの首目掛けて飛ぶ)
デュナン:(再度雷撃を掌握しながら、接近する偽ルナの背後に隠れるようにして距離を詰めていく)
ルナ:偽ルナ>うぉう?!(後方からの騒霊での動作精度と膂力の強化を受けつつ、首元に迫る剣閃を左手の剣で受け止め、そのまま軌道を逸らして流そうとし。 同時に右手の剣を横薙ぎに振るい、相手の胴を狙う)
ハイリ:なにあれ早いっ(ダンタリオンの背後側に回りこみ、距離を詰めるタイミングを図る。刃に紫電を迸らせながら間合いを図り)
ダンタリオン:(流せない。受け止められた間際から指先を離すと、六のカードが加速をはじめ、片手ではとても受け止め切れない重圧が偽ルナの身体を圧す)
ダンタリオン:(カードは一度加速を始めると使用者本人でも止められない。しかもスペードは六つ。ラセツの身体も両断できる鋭利さを秘め、剣に少しずつ食い込んで来た)
デュナン:偽物だからやられてもいいかとは思うが。それを目の前で見るのもあまり気分がよくないんでな(言いながら、偽ルナの脇下をくぐるように低姿勢で前へ出、)
ダンタリオン:(指先を組み合わせ、パチンとスナップを一つ)
ルナ:偽ルナ>うにょぁ、っ、この…?!(受け止めた剣に込めたジャックランタンを解放。衝撃波で僅かでもカードを抑えこみ、その隙にデュナンと入れ交わるように後退し回避しようと)
デュナン:(通り抜け際に偽ルナの脇腹へ肘を打って、やや乱暴に押しのけて後退と入れ替わりを助けつつ。自分はそのまま直進して、即座に心臓狙いの拳をダンタリオンへ放つ)
ダンタリオン:(加速されたカードはジャックランタンの衝撃までも切り割くが、そのほんの一瞬だけ勢いが鈍り、その合間に後退されると横にそれながら飛んで行く。……スナップから行われる影響は無い。そのかわり——)
ハイリ:偽のリアクションが微妙に脱力系だっ(背後から再度突っ込む。デュナンに合わせ電気を帯びた切っ先を心臓に向け、体と触れ合った瞬間衝撃と雷撃を同時にぶつけようと)
ダンタリオン:(デュナンの周りに無数の、数こそバラバラなれど無数のダイヤのカードがぐるりと囲むように舞う)
デュナン:……前言撤回だ。偽ルナ、今からでも遅くないからここと代われ(
ダンタリオン:(左手で指を組み合わせながら、横へと自ら倒れて、拳と剣戟を避ける。同じ箇所に表裏からなった拳と剣戟とが、デュナンとハイリの一撃同士が互いに交わる羽目になる)
ダンタリオン:(パチン。スナップを、一つ)
ルナ:偽ルナ>にょぐえ!って、まずいよそこのよく知らない受難中の人!
また厄介な真似を…!(デュナンの周囲に展開したカードの中から、眼を凝らし数字の小さいもの目掛けてジャックランタンを撃ち込み)
偽ルナ>退避たいひたいーひ、二人でねっ!?(転がり体勢を整えるやいなや、更にジャックランタンの狙いと合わせて斬撃を放って、剣のもう一つのジャックランタンも解放し、衝撃波で脱出できるカードの包囲の隙間を生み出そうと)

ダンタリオン:(——瞬間。デュナンを囲うカード達がほんの僅かにダイヤマークを輝かせた後に、内側に目掛けて爆発を起こした。火柱が起こり、カードの中から飛び出してきたダイヤのマークが次から次へとデュナンの身体に突き刺さるべく四方八方から飛ぶ!)
ダンタリオン:(大体してその威力はクレイモア爆弾でも炸裂したような。丁度そう、エイルが一度、食らったことがある。エイルの下半身に幾つも幾つも穴を穿てるような威力が、ダイヤ一個一個に秘められていた。ジャックランタンがそのうちの一つに直撃して一枚燃えるが勢いは止まらない)
ダンタリオン:(@爆発しているのは中だけで、外に影響はないようだ。外からは熱も感じないし、破片も飛んでこない、ただ派手に見えるだけだが内部は灼熱と炸裂弾の嵐が舞う)
ハイリ:やっば…!?(重なった一撃を弾き、右の手でデュナンの拳を掴むと、後ろに倒れこむ勢いで自分の側に寄せて抜け出させようと)
ルナ:デュナン、生きてる?!
デュナン:(全周の包囲も、直前までダンタリオンが居た正面側は薄い。前進の勢いを殺さず、そのままハイリの居る側へ一気に抜けることでダイヤの散弾をかわそうと)
ダンタリオン:@(残念ながら予想はハズレ。別に薄くはない。包囲網に結界的な役割は殆どな いらしく、いやあったにしても外に衝撃を逃さないことに使い切っているらしく術を掛けられた者が外に抜け出すのは簡単だ。抜け出す頃には、デュナンの義腕 は触れたものを大火傷する程に発熱し、髪が焦げ顔が焼け、布で覆われている部分も多少火傷を負う。全身には深々と幾つも幾つも、ダイヤのマークが突き刺さ り、中には骨で阻まれているものもあるが中には内蔵の幾つかまで食い込むものもあった)
ダンタリオン:悪魔さん、いやワタクシですか。それでは普通に、ハイリさんこちら~(ハイリの後ろで手を一回、叩く音)
ルナ:えらいことに…ちょっと、デュナンこっちに投げて!
偽ルナ>そんなぞんざいでいいの?!の?!(デュナンの状態を確認、その後首根っこ引っつかんで本物の方へ放ろうと)

ハイリ:デュナンっ、しっかり…!?(背後の音にデュナンをルナ側に押しやりながら、すぐさま後ろを向こうと)
ダンタリオン:(ハイリが振り向いた時には何時の間にか装填していたらしい【スペード】の【一】が投げられている。真正面から、胴体目掛けてだ)
デュナン:がッ……っそ、ヘマをやった……!(自分の体が焼ける臭いに咽て血を吐き)
ダンタリオン:(投げ抜いた体勢から、投げ打った右腕はそのままに、左掌をハイリに向け。パチンと、スナップ音)
デュナン:が、ヘマやりっ放しで終われるか。ハイリ、伏せてろ(背を向けていたハイリより早 く、ダンタリオンの動き自体は察している。目標を捕らえられず、使いそ損なって手元に残っていた魔力を。倒れ込みながらも、ハイリの体をかすめるように ——まあよしんば多少当たってもハイリなら多分大丈夫だろう——放たれたスペード目がけて、雷の束として発射する)
ルナ:ほら、無理しないで寝てるっ(デュナンを引っ張り寄せてから、深々と刺さったカードを引き抜き、即座に治癒魔力で止血していき)
偽ルナ>えーい、このぅ?!(放り投げた後、剣を構え直し、ダッシュの勢いそのままに、身体ごとダンタリオンに突っ込んでいくような鋭い突きを、胴体狙いで放つ)

ハイリ:@どっちだこれっ
ダンタリオン:@じゃあ、デュナンの攻撃を優先で
ルナ:@と、おぉう、ではルナの治癒行動キャンセルで。
ダンタリオン:@その後、もう一度治療して貰えば良いかな
ルナ:@うい、動向見てからもっかい描写しますです
デュナン:@ぬぅ、タイプ速度が鈍いぜ……
ハイリ:なんか酷い事考えなかったかなデュナンッ! でもお言葉に甘える!(声に従い身をかがめながらカードの軌道から避けるよう、左側に倒れこむように伏せて)
ダンタリオン:(スナップ音の余韻が消えるか消えないかの頃には虚空から再び数こそ不揃えだ が無数のダイヤカードがハイリの周りを囲う。その合間にスペードのカードは威力が弱かったらしく雷撃の束によって焼きつくされ、その上それが此方に向かっ てくるものだから首を大きく曲げて回避。その後、身を反転させて胴体の突きを避けている)
ダンタリオン:(指と指を組み。近場の偽ルナに構わず、もう一度、ハイリに向け——)
ダンタリオン:@訂正 倒れ込んでいるハイリに向け。  尚、その場で倒れ込んでいるのでハイリは包囲網からまだ脱出していません
ハイリ:(倒れこんだ体を片膝付くまで起き上がらせる。周囲が囲まれているのに舌打ちして)『聞け万物よ、我が名は不斬———』(その場で祝詞を呟くと、魔人化を施行。縦に割れた瞳孔がダンタリオンを視認して)
ルナ:偽ルナ>そぉい!(突き放った刃を、かわされた瞬間その場でターン。慣性ガン無視の挙動を騒霊の支援を受けて行い、180度回転しながら、突きから薙ぎ払いに斬撃を派生させ。狙うはスナップを鳴らすダンタリオンの手。)
ルナ:う、支援と同時にこれはきつい…でもやるっ、デュナン、治癒するよ!(その間に本体は倒れこむデュナンにかけより、カードを引き抜き、治癒魔力ですかさず止血しようと)
ダンタリオン:(指と指を掻き鳴らす、その間際。見ても居なかった方向から、予想もしていない斬撃に、対応できずに左手首が切断された)
ハイリ:(立てた方の足で地面を蹴り、そのまま走って包囲を蹴散らし、ダンタリオンに迫ろうと駆け出す)
デュナン:すま……たの、む(ぐったりと力を失って、ルナの治療に身を任せつつも、視線は仲間の攻防を追っている)
ダンタリオン:っん~! 惜しい!! ハハハハハハますます盛り上がって参りましたな!(切断された傷口を振る、吹き出すどす赤い血を偽ルナの目に撒き散らす)
ダンタリオン:(スナップが鳴らねば爆発しない。包囲網も呆気無く撒き散らしながら、右足が地面を叩き後退する)魔人化! 宜しい! だが、無意味でありますな。
ハイリ:うっさい! ソロモン相手にあんまり意味ないかなとは思ったさちっくしょう! デュナン戦線復帰はよはよー!(それでも距離を詰めるため、前へ前へ駆け込み)
ルナ:偽ルナ>うわっぷ…?!(咄嗟に目を閉じて血が目に入るのを避ける、けれどそれで視界が塞がれ)
きつい、これきつい…!治癒と支援両立はきつい…!(死なない程度の止血と内部の負傷を治癒しながら、視界を失った偽ルナを騒霊で操る。操られる偽ルナは、右手の剣で左肩を、左手の剣で右足を、それぞれ狙って斬撃を放つ)

ダンタリオン:アナタが魔王を倒し得たのは人としての境地があったからだ! それを捨てる魔人化で、ワタクシを斬れるなどとは思い上がりも甚だしい!!
ハイリ:ははっ! それもそうだっ、けど一つだけ訂正させてもらおうか!?
ダンタリオン:(左袖口からカードを放り投げる。ジャックの絵柄、それは僅かに赤黒く輝くとルナの二撃を見えない壁を作り上げて防ぐ)
ダンタリオン:聞きましょう!(左手の傷口が蠢き、巻き戻る。切り捨てられた左掌がひとりでに引き寄せられて、くっつき切断面が消失)
ルナ:偽ルナ>うなぁ?!なんぞ!なんぞぶつかった?!(見えていないまま、防御されたことは分かる。防壁の範囲が分からない以上、斬って、斬って、二本の剣で斬りつけまくり、防壁に負荷を与え突破しようと)
ハイリ:(再接近の加速が増して行く。風を切り裂くような音を立てながら…偽ルナの邪魔にならぬよう真正面から僅かに軌道をダンタリオンの左側に瞬時に回りこみ)それはね——ッ
ダンタリオン:(何度も何度も。何度も何度も。斬りつけ続けられればそのうち、ハートのジャックはバラバラになり効果を失う。効果が切れた頃にはスペードの2でルナの剣を受け止め)
ハイリ:(刃に紫電を待とう。右手が狙うのは首元だ)魔人化してようが悪魔だろうが人間だろ うが、そんな事は些細なのだよ! ボクはボクだっ、岬珮李だっ! それが確かであれば、ボクは何者にだってなれるんだよっ!(繰り出す右の刃が雷を呼ぶ。ダンタリオンの上空に太い雷柱を呼ぶと同時、左腕は脇を横薙ごうと 同時に迫る)
ダンタリオン:@



――――――――――――――――――
<感想>

新しく回線に評判のある鯖にお引越ししました。
場所は【http://sizuki.boo.jp/public_html/DodontoF/DodontoF.swf】
リンクはいつもと同じ場所に張ってありますが、お間違いのないようによろしくお願いします。


<賞金状況>
エドワード:7.7億
エイル :16.5億
クロエ :17億
ルナ  :31億
デュナン:37億
アカネ:50億
ラセツ:50億
イオン :70億

<今日の死亡カウント>

現在合計…… 154回

<スフェラの青春カウントダウン>

残り……    21日(10/4日時点)