殴られて焦がされて轢かれて潰れてもう一回焼かれてこれでは豚肉かカツオの叩きが如し様相となりましたるノイルはそれでも尚! 平然とした足取り余裕の表 情で着衣に付いた泥や土を振り払う素振りはまさしく悪魔じみているまるで損傷ナシとは流石ワタクシカッコイイ。……実は足腰プルップルで今にも崩れ落ちそ うなところなんて皆目見当たりませんな見当たりませんよね何で皆様足元ご注目なさるのでしょうかんもういけずぅ~!

黒斗GM:@
さて。先日は不幸な事故により一時中断と相成りましたが今宵再び再演にございまァす。
簡単に言えば前文なんかささっと片付けてロール開始っ

黒斗GM:@
張り切って参りましょう以上こんな地の文にまで出張〝真髄のノイル〟でした!

ルナ:…何か異次元にまで侵食された気がする(
ハイリ:どうしよう、すごい侵食率(
デュナン:あいつの「劇場」内だからな。仕方ない(
エイル:そろそろ黙らせないとこちらの描写にまで割り込みかねませんね
ラセツ:モノローグが聞こえた気がしたがそんな事はなかった事にしてぇ(
ハイリ:あ、このノリ何か思い出すと思ったら…タクミ屋の……(
〝真髄のノイル〟:フフ。疲れました。
デュナン:何所かからの電波>こんな奴と一緒にするな(
ルナ:なんか疲労したらしから今のうちにボコろうか(
ハイリ:変な電波まで来たから早くすまそう(
ルナ:おー(再度、3つの鬼火を召喚し。)
エイル:そうですね、畳み掛けましょう!(ハルバードを頭上で1回転させて上段の構えを取り、ノイル目掛けて一直線に駆けていく)
〝真髄のノイル〟:何でご同類にまで非難の電波を受けなければいけないのか全くもって理解で きませんええ蟻の顎にかけてワタクシあちらの方々とは深く深く分かり合えると思うのですが皆様方いかがでしょうかいやねワタクシもワタクシなりにあんまり 電波なことばっかり言ってられませんがそもそも……。……おっと。それでは、気を取り直して!
〝真髄のノイル〟:いや。い~やいやいすんばらしい! まぁっさかこれほどとは思いもしませんでしたまさかたったの二~三発でこれだけの損……傷、を受……?(ぐんにゃりと腰が横に曲がり顔も横に傾け、実に嬉しそうにしていた顔が疑問符を浮かべた)
ラセツ:シィイイ、ヒッヒッヒッ! んじゃあ、この喜劇に膜を下ろそうかァ!(何度目かの長大なバトルアックスの形成をしながら、エイルと横並びになりつ脇構えで真っ向から接近。)
デュナン:こういう手合いは本当に、さっさと黙らせるに限る!(義腕のカートリッジに「特別製」を叩き込みながら、ノイルへと距離を詰め)
〝真髄のノイル〟:…………………………………。
ルナ:…なんか、歪んだ?それっ!(ここぞとばかりに3つの鬼火を、最大速度で射出する)
ハイリ:ぅん? …何か変だな(不思議そうにしつつ刀をしまい直して、鬼火の後を追うように走りだし)
〝真髄のノイル〟:……たったの二~三発? ワタクシが? これぐらいで? あのいまいましいMTRMもないのに……?
エイル:そのままで結構! 手早く終幕としましょう!(疑問符諸共脳天から叩き割らんと、飛び掛るように上から下へ叩き落す重い一撃を放つ)
ラセツ:なくともなるのもはなるッ! さあ、オレ様は足を貰おうか、ねぇえ!!(飛んだエイルの下を、地面ギリギリに戦斧が走る。横へと抜けながら足首を跳ねる、低空の薙ぎが走る。)
〝真髄のノイル〟:(妙に曲がりくねった体勢を戻すと、ふむふむ? などとは今度は逆方向に首を傾げ。懐から一枚またトランプを取り出す、ハートの4。くるりと、反転。先程と同じように、鬼火はその目前で掻き消え、先ほどと同じようにカードが燃えて散る)
ハイリ:(迂回路を取りノイルの右側から迫る。間合いに飛び込むと抜き放った刀で脇腹を斬りつけようと)
〝真髄のノイル〟:(エイルの豪撃は何もない空間を。丁度、ノイルの頭上後数センチというと ころで何か、とても、とても、硬い。例えて言うなら高層ビルを支える巨大な鉄骨にぶつかったような音と衝撃を発し、その一撃を術者に届かせない。同時に、 燃えて散ったトランプカードが目指するにも難しいほどに細切れへとなり、空へと溶けた)
〝真髄のノイル〟:@ミス 目指→目視
ルナ:またその技…ええい、なら手数で勝負っ!(かき消えた鬼火の次を再召喚。2つの鬼火を、今度は時間差で、ノイルの左右から挟みこむような軌道で撃ち放つ)
デュナン:(こちらもエイルの背の陰から飛び出してハイリの逆側に回り。同じく脇腹狙いのブローを打ち込もうと)
〝真髄のノイル〟:……流石に4では無理がありますか。(右足を、持ち上げ。右足を、振り下ろす。足裏が、豪速にて足首を狙う斧に叩き込まれ、ラセツの剛力を押し留めるほどの膂力を以て地面に埋め込む。両手にトランプ、人差し指と中指で摘んだ絵柄はどちらもスペードの2と3)
エイル:痛っ! か、硬いですね……(予想以上の硬さに痺れる腕を庇い、後続の邪魔をしないように一歩下がる)
〝真髄のノイル〟:(それらはルナの剣劇を受け止めた時と同じく硬質な音を上げ、ハイリの刀を、デュナンの拳を、それぞれ受け止めた。二人の膂力では押し込めないほどの反発力が、二人の拳と刀に加わる。)
〝真髄のノイル〟:(しかし、此れ以上は対応力不足か。踏みつけたままのラセツの戦斧を踏み込み、更に地面のコンクリへと叩き込みながら、その身体を上空へと踊らせ鬼火を回避)ちょ、ちょ、多い、攻撃が多い!
ハイリ:っうおう!?(反動で思いっきり後ろに飛んで)さ、さっきからこればっかりじゃないか。
エイル:(軽く手を振って痺れを散らし)直接打撃はダメですか。……ふむ、学校の校舎、と言うことは地面は舗装してあるはずですね
ラセツ:ぐ、おお、やられたぁ——なんてな?(斧を踏まれれば、即座に手放して近接圏外へと飛び退き、踏みつけられた『腐食の武装』を『腐食の汚泥』へと還元させる。)
デュナン:(無理をせず数歩のバックステップで距離を置きつつ)対処能力にも限界があるのは既に実証済みだ。つまり
デュナン:多対一でフルボッコにし続ければいずれはダメージが通る(
〝真髄のノイル〟:(一気に六メートルほどは飛んだその身体は、落ちてこない。打ち上がった先に、クラブの2が出現すればその上に……いや下に着地。上下反転状態で、ぴたりと止まる)
ハイリ:……えぇー…?
ルナ:対処できない勢いと数で、攻めるっ!(避けられた鬼火の軌道を再度操作し、相手の背中側から飛び上がったノイルに炎の球を追いすがらせ)
〝真髄のノイル〟:(帽子が落ちないように手で抑えつつ)……うん?(足にへばり付いている泥を見て)
エイル:(更に2歩3歩と大きく後退、その場にハルバードを振り下ろして砕いたコンクリ片をごっそりと抱え込んだ)
ハイリ:エイル、何するんだい?
エイル:無論、投げます。……けど空中に居るのでは流れ弾が避難してる人に当たりそうですね(ううむ)
〝真髄のノイル〟:腐食魔術。これは、懐かしい……。……が、無意味。ワタクシに、腐食は、 効かない。ハハハハハ元々が元々の質と言われてしまえばそれまでなのですがちょっぴり傷つくワタクシ心と申しましょうかいやちょっとソチラのお嬢さんはコ ンクリなんか抱えていかがするつもりでしょうかえー投げるの投げますか当たったら痛そうで御座いますね!
〝真髄のノイル〟:@本人が、言う通り。何故か、腐食の泥は、ノイルの服は溶かし腐らせてもその下にある皮膚、肉、骨には侵食しようとしない。
ハイリ:腐ったものは何日経とうが腐ったものっていう定義は変わらないってことかな(
ラセツ:あーはっはっはっはっ! ワリィが魔術じゃねえのさ。能力だ。 さあさあ、テメェは 何を演じるのかなァ?! 趣味じゃねえが、野郎を股から頭まで串刺しにしてやんよォ。(ボコボコと泡立つノイルにへばり付く泥。そして次の瞬間、泥から鋭 利なナイトランスが飛び出してくる。もとから狙いはこれだったと言わんばかりの、デラ笑顔)
ルナ:もう腐ってると言われたら納得せざるを得ない(
エイル:実に納得できる理由です(頷いてる
ラセツ:オイ、オレ様の泥に失礼だろうがぁ! 謝れ、オレ様の泥ちゃんに謝れぇ!?
〝真髄のノイル〟:(未だ右手に持ったスペードのカードを横手へと投げる。それは、決して早くはないもののぐるりぐるりと周囲を旋回すれば、背中に迫る鬼火に接触するとまたもや縦真っ二つに切断している)
ルナ:むぅ、本当に便利なトランプだね…
デュナン:エイル、避難用の非常口は開けられたとはいえ、この「劇場」の壁や天井の大半はまだ残っている
〝真髄のノイル〟:(己の両横を通り抜けていく鬼火を見送りながら、左手に持ったままのスペードをゆっくりとした仕草で振り被り)
デュナン:外れてもそこに激突するくらいの勢いで投げれば、下の避難民への流れ弾は無いぞ(
ハイリ:あのトランプ自体には力はなさそうなんだけど、面倒だな…(上空を警戒しながら逆光に目を細めて)
ハイリ:相殺?(
〝真髄のノイル〟:(やはり、ゆったりとした仕草で上へと振る。手首のスナップも本当にゆっくりなそれ)
〝真髄のノイル〟:(が。ノイルの手から放たれた間際、加速した。どん、と、まるで弾丸が銃口から放たれたような音を上げ。まるで弾丸が如く螺旋巻き風を切り。デュナンの脳天へ迫る!)
ルナ:うわ、っと、デュナン?(咄嗟に、得体の知れないトランプよりも、デュナンの義肢に騒霊を絡め、引っ張って回避させようと。)
エイル:なるほど! では遠慮なく!(ソフトボール大のコンクリ片を3個掴むと、現役選手が口をあんぐり開けそうな勢いでノイル目掛けて投げていく)
デュナン:(ルナの援護に気付いて、それに逆らわず、それに乗るように体を跳ばして回避しようと)
エイル:次っ!(間断を置かずに次ぎはスイカ大のコンクリ片を片手で持ち上げ、自身を投石機にするように大きく振りかぶってこれまた大砲のような勢いでノイルに投げつけている)
〝真髄のノイル〟:@ルナの即応、デュナンの対応、それらに間に合わずカードは地面へ激突。 コンクリを抉り、地面を抉り、巨大なドリルを高速で突っ込まれたといっても納得するような爆音と土砂を上げ。避けられたカードは、デュナンがつい先程まで 居た位置に、深い、そして横には人一人が寝そべっても足りぬほどの大穴が開いた。
〝真髄のノイル〟:うぅ~むまったくもって役を演じるに不足なし宜しい! それではワタクシもそろそろ、手を出させて頂きましょう!!
ハイリ:(穴を見て)……漸く自分から仕掛けてきたと思ったらこれとか、ないわー…。
ラセツ:ち、流石にあの量じゃランスの形成にゃ使えねぇか。(飛び出した槍は中空にいたノイルに届かず崩壊する様を見届けて。やはり手元の泥から「腐食の武装/戟(コスト3)」を形成。)
デュナン:……(穴見て)……(ノイル見て)…………(穴見て、ルナ見て)すまん、助かった。
ルナ:おかしな威力だねちょっと。ん、気にしないで。
〝真髄のノイル〟:(両の手を、縦と横にして叩き鳴らす。その後、巨大な砲弾と化したコンクリ片を迎えるように、両腕を広げ——)
エイル:ほ、はっ!(足元のコンクリを10m四方に切り取るように砕き) 
〝真髄のノイル〟:(目前に迫る三つと、それらより大きい西瓜大の岩片。それらの周りに無数 のカードが出現、それらは風に舞っているような風情でありながら岩石が生み出す風力には散らされずにノイルがスナップを一つ。瞬間、カードが、爆発した。 火力は……それぞれが、ほんの小さな一欠片にまで破壊される程。破片が皆に降ってくる)
ハイリ:エイル…でかくないそれ。(
エイル:ぬぅぅぅっ。次ぅぅぅぅぎぃぃぃぃ………!!(地面にハルバードの”鉤爪”の部分を突き刺し、厚さ15cm、面積10m四方、重さ数トンありそうな”地面そのもの”をボコォッ!と持ち上げ)
ラセツ:…や、コレじゃないねぇ。(「腐食の武装」を「腐食の防壁(三枚)」へと再構成。) いけ。守ってこい。(ノイルと前衛の間にすべり込ませるように、防壁を三枚並べて移動させる。)
ルナ:わ、っと、これはまずっ…!(ジャックランタンを召喚し、撃ち放ち、中空で爆発させ。衝撃波により破片を吹き飛ばし、相殺しようと)
〝真髄のノイル〟:次ぅぅぅぅぎぃぃぃぃ!(両腕を高く掲げて、スナップ)
ラセツ:そしてオレ様ちゃんも防壁の後ろへだいぶするのぜぇええ!!!(ずざー、とカードが降り注ぐ中防壁の後ろへと移動)
〝真髄のノイル〟:@(エイルを取り囲むように無数のカードが。投げ飛ばされてきた岩石を取り囲んだ時のように、出現した)
ハイリ:Σ真似するんじゃない!(空に向けてルナの側に寄りながら空に雷撃を打つ。ジャックランタンの爆発力を上乗せする形で吹き飛ばし効果を底上げしようと)
エイル:どぉぉやぁぁぁぁっ!!!(巨大物質をひっさげてジャイアントスイングのようにブンブン回転、それをあろうことか欠片ごとまとめてぶっ飛ばす勢いでノイル目掛けて投げつけた)
〝真髄のノイル〟:(スナップを準備した指先をエイルに向け——)
デュナン:なんなんだあれは。いざ動きだしたら手が付けられんぞ!(こちらも手数の上乗せとして、ノイルが上に(もとい下に)立っているトランプを中心とした足回りを狙って風刃を放ち)
ルナ:防御力もあってこの範囲攻撃力は、ちょっとしゃれにならないね…!
〝真髄のノイル〟:@(爆破により降り注いだ破片達は、熱され、衝撃で加速され、小さな凶器と化していた。しかしそれらは別の凶器、爆熱と雷撃により、別方向に全て弾き飛ばされていった)
エイル:――――ッハァァァッ (振り切った勢いで姿勢を崩しつつ、その岩石に気付き) 
〝真髄のノイル〟:@あ、すみません分かり難かった。エイルは今、岩石でなくてカードに取り囲まれてますな
〝真髄のノイル〟:@岩石を爆破した時のように、既に周囲を舞っています
エイル:@あ、すみません了解です
ラセツ:洒落にならねえのは、その爆撃に真っ向からヤりあえるエイルのバカ力だろうがよォ(
エイル:うっ(そういえば投げた後のこと考えてなかったと冷や汗を流し) ええい、ままよっ! でぇぇぇぇっ!!(取り囲んだカードのうち一枚に向かってハルバードを突き出す姿勢で突っ込んでいく)
〝真髄のノイル〟:(爆破準備完了。エイルを取り囲むカード達に号令を出そうと指先に力を込め……た、ところで見ていなかったのかクラブのカードが風刃に裂かれた)あっ
ルナ:行き当たりばったりだねエイル?!(
デュナン:あっ?(←まさか普通に当たるとは思っていなかった)
ハイリ:あっ
ラセツ:そしてアッチもうっかり属性がぁ?! 萌ねえぞヲイ!(
〝真髄のノイル〟:ああぁぁぁぁっ(カードがなくなるとそこからの保持力を失い、落ちた。そして、受け身も取れずにめぎしゃって感じの音を上げて、地面に激突している。その隙にエイルの一撃が一枚と言わず何枚も串刺しに、幾枚も風圧で吹き飛ばして、散った)
ルナ:……これぞ注意一秒怪我一生?(
デュナン:……よし、今のうちに袋叩きだ!(計算通り、って顔/ぁ)
エイル:(走りきって体制を立て直したところで、冷や汗をぬぐい)
案外と行き当たりばったりでも何とかなりましたね

〝真髄のノイル〟:痛い!(ぐるんぐるんと足を回転させて振って、その反動で起き上がり)
ハイリ:と、とりあえず雷落としておこうか(威力を強めて一本に絞った落雷をノイルの真上からぴしゃーんしようと)
デュナン:(こちらも術式詠唱しつつ真っ直ぐ距離を詰めていく)
〝真髄のノイル〟:しびれえぇぇぇぇぇ!(落雷直撃。……何故か骨、ノイル、骨、ノイル、と一昔前のアニメーションみたいになってる)
ルナ:結果オーライだねっ(前衛が距離を詰め直す前にと、ジャックランタンを撃ち放ち、衝撃の塊をノイルに叩きこもうと)
エイル:あれは伝説のギャグ補正防御!?
〝真髄のノイル〟:(頭をぶんぶんと振ると元に戻った)痺れる! 憧れない!
〝真髄のノイル〟:(子供がやるように、両腕を持ち上げて上空で一度手と手を合わせ。お次は胸の前、さらに次は下腹近くで一回)
ハイリ:まさか月光の面子が保持しているそれを悪魔が…
デュナン:やっぱりキリューの同類だったか……!(
〝真髄のノイル〟:(両手首を、ぐるりと回し)
ラセツ:え。何事だ。キリューの親戚なのかアレ?(
ハイリ:え、マジで?(
〝真髄のノイル〟:(手の甲を皆に見せた後に、両手に水を掬うような仕草をし、て)
ルナ:……何を…?
〝真髄のノイル〟:(両腕を広げる。その、両腕の間には、無数の。先程とは違い全てがスペードの絵柄に統一されたトランプカードが、出現した)
ラセツ:ハートは魔術関係、スペードは物理関係で見てんだけどなァ。どうなんだろうなぁ、アレぇ。
デュナン:(接近にブレーキかけて)……げぇっとか言ってもいいか
〝真髄のノイル〟:Are you ready?
ラセツ:絶対のNo
ハイリ:全力でノー
ルナ:凄くNoと言いたい。
デュナン:断固としてNo
〝真髄のノイル〟:(にっこり。スナップ準備)
ハイリ:ノオオォォォウッ!?
〝真髄のノイル〟:Yes! Yes! Yes! Yes! Go!!
ルナ:言っても聞かないよねぇっ?!(ジャックランタン召喚の詠唱を紡ぎ)
ラセツ:つーわけで。(「腐食の武装/全身甲冑(コスト3)」形成。装着。準備完了。) さあ、バッチリ突っ込むぞゴラァ!!(射撃が広がる前に肉薄し、ひとつでも多く受け止めようと神風特攻。)
ハイリ:ですよねぇっ!
〝真髄のノイル〟:(パチンッ。それを合図にたった一発で校庭に深々と穴を開けたカードの軍勢が。幾つも幾つも幾つも幾つも幾つも、発射された)
〝真髄のノイル〟:(ただ、自分の防御は疎かにしていたらしい。ジャックランタンが直撃、思いっきり上体が仰け反りながら吹っ飛んでいった)
ラセツ:真っ向からぶん殴ってやらぁあ!!(発射される弾幕を突き抜けてやらんと、吹っ飛んでいるノイルめがけ特攻。唯一両腕で頭だけをカバーして突進する所存。)
ルナ:間に合わないか…っ!(ジャックランタンを、相手に撃ちこむだけでなく、更に二つ。カードの軍勢に向けて撃ち放ち、爆破させ。先ほどのような衝撃波での相殺を試み。結果、自分も衝撃波にあおられることになっても、覚悟の上で)
エイル:これはひどいっ!?(先ほど捲りあげた地面に穴に飛び込み、匍匐前進のような姿勢を取り、眼前にハルバードの腹を掲げてやり過ごそうとする)
ハイリ:アホだ! あいつやっぱアホだ!(舌打ち。雷撃をルナとあわせて先ほどの相殺を同じく試みながら、防ぎきれなさそうな分は切り払おうと刀を振り)
デュナン:(先んじて接近していたことを利点とする。扇形は頂点に近付くほどに左右の幅を減ずる。全力で横方向へ回避して殺傷圏から逃れようと)
〝真髄のノイル〟:@(全てのカードはスペードにこそ統一されているが、そこに記されている 数字だけは統一されていない。たった一発が先程と同じように校庭に穴を開けるものも有る、近場の銅像を破壊するに留まるものもある。あれらよりも数字が大 きなものも混ざっていた、それはなんとも校舎に直撃すれば校舎のコンクリ鉄骨基礎諸共を切断し校舎に巨大な円を拵えたりもした、何も破壊せずにそのあたり に風に攫われたりもしよう、そんな中、皆に降り注いだのは……)
ラセツ:かかってこいやぁあああ!!
〝真髄のノイル〟:@(ラセツの、腕。腕。腕。腕腕腕腕。真正面から突っ込んだせいだろう、当たる、当たる、当たる当たる。装甲が、武器が、切断され、抉られ。そこに、飛来した一枚は8。……それは、右腕を切断し。その、腹部に突き刺さり。皮膚を、肉を、内蔵を、切断して背中に抜けた!)
〝真髄のノイル〟:@(さらにラセツの腹部を貫通したカードは勢いを衰えさせることを知らず、ハイリの剣戟にさらされ弾き落とされていたカードの隙間を縫い、その腹部に突き刺さる!)
ルナ:っ……ラセツ、ハイリっ?!
〝真髄のノイル〟:@(しかし、皆の上半身を狙っていたせいだろうか伏せると全くと言ってい いほど当たらない。幾つものカード型の凶器がエイルの頭上を通過して行き。ルナの爆撃は掻い潜っても幸いかなそれに威力を減衰させられたらしいナンバーの 低いカードはほんの少しばかりがルナの皮膚に五、六枚ほどがぶすっと軽く刺さるに済ませ——)
ハイリ:グッ…う…っくそ、防ぎきれなかったかっ…(刺さったトランプを掴んで引き抜こうと)
〝真髄のノイル〟:@(一番真ん前に居たデュナン。即応が良かったのだろう、それでも足の健ぎりぎりの部分を一枚、2が通りすぎて皮膚と筋肉を切断していったが他のものに晒されることなく離脱出来た)
〝真髄のノイル〟:@エイル、無傷。ルナ、多少の刺し傷が六ケ所ほど。デュナン、足の健近くに深めの切り傷。ハイリ、腹部にカードが埋まるほどに深々と突き刺さる。
〝真髄のノイル〟:@ラセツ。右腕を中程から切断。腹部貫通。
ルナ:っ……無理に抜かないで、出血が酷くなるっ(ハイリに駆け寄り、トランプを引き抜く瞬間に合わせて治癒魔力を傷口に送り。処置がすむまで、ひとまずは自分の刺し傷は置いておき)
ハイリ:ハッ…ごめんごめん、なんか身体の中に入れてたらボーンとかしそうだったんだもん(血染めの手と、それに握られたカードを見て)
デュナン:(背後を省みて、仲間の受けた被害に舌打ちしながらも。片足で強引にノイルの追撃——または抑え——に向かう)
ラセツ:——ブ、グ…ゥハァ…意地があんだよォ、オレさま、にゃあぁ、よォォ!!(右腕が切 り飛ばされたのも構わず、貫かれた血濡れの全身にも構わず。崩れ落ちず特攻が可能ならばそのままノイルへと肉薄。残った串刺しにされた左腕を振るい上げ て、顔面をぶん殴る所存。血に混じって臓腑の破片が落ちようが、構わない。)
エイル:避ける逃げるの技術に疎いことが逆に幸いしましたか……(立ち上がり) ラセツっ!? ……っく!(同じく追撃を防ぐため即座にノイル目掛けて駆け出し)
ハイリ:あのバカッ…ってて、無理し過ぎだって…
ルナ:確かにしそうだけどね…あぁ、ラセツもヤバいのに無茶をっ?!(ひとまず止血完了まで、ハイリの傷の治癒に専念し)
〝真髄のノイル〟:@
——カードの暴虐が済んだ後。そこには、人が何年も何年も放置した廃墟のような、つい、数時間程前には人が賑わっていたとは信じられないほどの。
建物は崩れ、美術品は尽く打ち壊され切断され、中庭は中庭であったことさえ忘れるほど引っくり返され、〝デジマ学園小・中学校区跡〟と言えてしまう程の損害が伺えた。

ハイリ:…あぁ、酷いなぁこれは。エイボンの人形もあったっていうのに…。……あ。
〝真髄のノイル〟:(いつのまにやら立ち上がり。またもや土まみれになった衣服を払いつつ皆を伺い。突っ込んでくる者を、見据え——)
〝真髄のノイル〟:(カードを一枚。スペードの……)……うふ。大当たり。(——キングの絵柄)
〝真髄のノイル〟:@キングの絵柄。校舎に大穴を穿った絵柄が、確かそれだ。エイルとルナは飛来中、それを見た。
〝真髄のノイル〟:(デュナンと、ラセツに、目掛けて。今までよりもずっとずっと大仰に、振り被る)
エイル:ラセツ避けてっ、それはあなたでも危険です!
ラセツ:ハッ、ストレートフラッシュでも引いたかよォ?(にぃい)
ルナ:…ここに来て鬼引きだあの悪魔っ?!(片手で治癒を、更に片手をノイルに伸ばし。騒霊をトランプに絡め、動きを阻害しようと)
ハイリ:ラセツッ!? あの馬鹿また暴走してるじゃないかっ…こらっ! 人様に迷惑かけて無駄死するんじゃないっ!?
デュナン:来るなら来い。”とっておき”はこっちだって準備済みだ……!(片足を半ば引きずる鈍い動きながら、義腕を引き絞るように構え)
エイル:はぁぁっっ!(柄の端を掴んで限界まで長く持ち、威力を求めずただ最速でその棒をノイルの足元に突っ込もうと手を伸ばす。なりふり構わずこけさせる狙い)
〝真髄のノイル〟:効かん!(騒霊が、トランプに巻き付き。その間際から投げられてもいないのにカードの力が騒霊の力を切断して行く)
ラセツ:夢のこもった人様の作品壊すやつぁ、ぶっ潰すまでさぁ!!(血反吐混じりに、にひ、と笑い)
〝真髄のノイル〟:……(デュナンを見)……(ラセツを見)
〝真髄のノイル〟:……(腕の方向が、ラセツに変わった)
デュナン:……おいおい。他の役者のフリに乗らないとは。とんだ三流役者も居たもんだな(小さく、しかしノイルにはハッキリ聞こえるよう嘲笑し)
ルナ:やっぱりかっ!(駄目元でやったとはいえ、舌打ちし)
ラセツ:きひひ、よォ。そうだよなァ、一番殺しやすい奴からブチ殺すのがぁ、セオリーだよなあ?(足は止まらない。そして、デュナンの挑発に合わせてしゃべる。)
〝真髄のノイル〟:(大上段にまで掲げられた、トランプを持つ手が。エイルがやって見せたように野球のような振りで、投げられ、た)
〝真髄のノイル〟:結構! そろそろこの舞台、水気の一つも欲しくなって来ましたからな。また後程、お付き合い致しましょう
ラセツ:ハ、役者は役者でも、トリックスターってかァ!! 栄光の決闘シーンと殺し屋としての仕事より、道化役がお好みらしい、なぁああ!!!(ノイルへと飛びかかる。頭、正確には雄々しく天をつく鬼の一本角で胴体を刺し貫かんという、石頭タックル。)
デュナン:ならこの”とっておき”、代わりにそのまま貴様が喰らえ……!
〝真髄のノイル〟:@(キングの絵柄。それはもっとも高い切断力、攻撃力を誇る故かはたまた 特別に仕掛けを施されているのか。触れていなくても、切断する。通過していった道中も、切断する。エイルの投げ棒も振れられていないというのにそのカード とすれ違った間際に縦真っ二つ。そうして、たどり着いた先、ラセツの胴体——)
ラセツ:(この攻撃が通じるとは到底思っていない。露骨な囮である。着弾の瞬間——ニヤりと笑う鬼。)
〝真髄のノイル〟:?(ニヤリとした笑いを見て、首を傾げ)
デュナン:(突き出す拳撃と同時、装填済みの”とっておき”がその魔力を開放する。属性は風、その高位転換である雷撃だ。本来ならば広範囲攻撃として機能する多数の落雷を収束したそれを、もはや一本の極太の光条として、投擲を放つノイルの胸の中央目がけて砲撃する)
〝真髄のノイル〟:@(——切断)
ラセツ:オレ様の、勝ちだ。
エイル:ク――(宝具側で突っ込むべきだったか) ラセツーーっ!!
〝真髄のノイル〟:@(上半身と、下半身を、上下に繋がるその腰を横へと。いわゆる、泣き別 れ。頑丈な泥を、頑丈な剛体を、ラセツの胴体をチーズでも割くように溶けたバターにナイフを入れるように安安と切断する。キングの絵柄はそれを実行した。 それとほぼ同時、ノイルの胸に落雷、いや、まるで太陽の一転し一塊としたような一撃が貫通——!!)
ルナ:あの、馬鹿……っ?!
ハイリ:ッ、あぁ、馬鹿ッ…!
エイル:(デュナンの巻き添えを食わないように制動、半歩下がり。それどころか背中を見せてラセツの回収に走る)
〝真髄のノイル〟:……。……。……?(胸を見下ろす)
ハイリ:ルナ、ボクはいいから、あっち行ってやって。…なんとかできそうならだけど。
〝真髄のノイル〟:……おやあ。ッフフ、後ろの風景が、見えますねえ?(服や皮なんて当然ない。肋骨も消えてしまった。肺と、心臓の破片が、ちんまりと元あった数分の一の大きさで鎮座…)
〝真髄のノイル〟:(@ノイルの胸には特大の大穴が、開いていた)
エイル:間に合え……っ!(ラセツの上半身下半身が落下する場所に全力疾走し、可能ならどこでも良いから引っ掴もうとする)
ハイリ:(腹部を抑えながら深く息をついて)…確かに、よく見えるよ。
〝真髄のノイル〟:(口から、壊れた噴水が如く、血が溢れ出して汚れに汚れたスーツを真っ赤にしていく)ック。フフ。フフフフフフ。
デュナン:…………(音を立てて蒸気を上げている左腕を、だらりと体の横にぶら下げて)
ルナ:無茶苦茶をするね…どっちもどっちか(溜息を吐きつつも焦りの表情で)エイル、ラセツこっちに連れて来てっ。デュナンもっ(片手はまだハイリの腹部に当てたまま)
〝真髄のノイル〟:@(ラセツの上半身はエイルに掴まれ。下半身はその場でべしゃりと血を吹き出しながら倒れる。その鬼の血に悪魔の血を多く混ざるほどの量を、ノイルは吐き出した)
ラセツ:………。(価値を確信した笑みが張り付いた表情のまま、体が生き分かれて、地へと落ちれば…ボールのように跳ねて。また地へと落ちようとするそこに、エイルの手にひっつかまれる。)
ハイリ:あー、いい、いいから。(ルナの手をやんわり退けて)ラセツ用にとっといてやって。…こんなのは、さすがに駄目だ。(息をつきつつ自分はノイルの方に歩いて行き)
ルナ:……了解。(手を離して、ラセツの方へ駆けていく)
デュナン:(あえて背後へは振り向かず、傷ついた足を引きずりながら、右手で術式を構築しながらノイルへと近付いていく)
ハイリ:まったく、後でブラックに泣きつかれるのはボクなんだから、勘弁して欲しいよ全く……(ぶつぶついいながらがれきの上を進んでいき)
エイル:根性です、根性でとりあえず生きてなさい!(片手で上半身の襟首を掴みなおし、
エイル:倒れた下半身を引っつかんでルナの下に駆け込もうとする)
ルナ:えぇい治し甲斐のある身体になっちゃって…!(駆け込んできたところでラセツの上下断面あたりに手をかざし、ありったけ治癒魔力を注ぎこみ)
〝真髄のノイル〟:今のは宝具か……。……いいや、違う。オリジナルではありませんな? こ の威力、この魔力量、何より雷系の魔術とはいえこの速度! かの魔弾とお見受けしたそれがまさしく本来ならば今のワタクシなど塵も残りますまい~やそれを 伝承の紡ぎ手ではないのに再現した技量!! 使用出来るほどの精神性をお持ちとは!!
ハイリ:満足したらなら、ぼちぼちお帰り願えないかな。これから色々大変なんだけど。
〝真髄のノイル〟:素晴らしい!!!(口から。遂には胸から、どぽりと血流が、そしてそこに鎮座していた臓器が零れ落ちた)
ラセツ:……。(ニィ、と笑ったままの顔、切断口からどろどろと、血が流れていき…接着され、され始める半身。)
〝真髄のノイル〟:やはり人間は、その意思を継ぐ者は、生存の歴史は、美しい!!
デュナン:御託は、もう、聞き飽きた。ああ、もう十分だ。消えろ、この場から。この世から!
ルナ:……知ったことじゃないよ、あなたの美的感覚とか…
〝真髄のノイル〟:@(——ありったけの治癒魔力、ありったけの自己回復能力。それらをもってしてもその傷、容易ではない。ゆっくりと、ゆっくりと、接着されるだろうが。……危うい)
〝真髄のノイル〟:@(もしかしたら、治るかもしれない。もしかしたら、治らないかもしれない。ただでさえラセツは、右腕まで失っている。このままでは分が悪い)
ハイリ:ルナ、どうだい?
ルナ:……かなり、きつい。腕か脚、一二本使っていい?
エイル:(付着した泥で溶け始めた手甲を外して投げ捨て)
演劇とは押し付けるものにあらず、理解を求め理解され、創作者と観客の心に和が生まれた時初めて意味を成すのです。
貴方のそれは無意味だ……!(まだ動くようなら叩き切ると、バスタードソードを抜いてノイルににじり寄り)

ハイリ:…ッ……お願い、してもいい? ボクもできることはする(ノイルの傍から取って返し)
〝真髄のノイル〟:抵抗されることは分かっていた巧くいかないことが儘ならぬこの世の中まさ しくこれだこれこそがワタクシが目の離せぬ人間そのものだ身体が人間でないということはどうでもいいその精神性こそが何よりも美しく素晴らしい!! ハハ ハハハハハハハ!!!!(狂ったように、血と、笑い声を、上げながらしかしその場からは足を動かさず……)
〝真髄のノイル〟:……それと。疑問も解消した。
〝真髄のノイル〟:(ふいに、静かな声になった)
ルナ:OK。いや、無断でやったら怒られるから、一応ね?(ぱきん、と自分の左腕、右脚を魔力に還元。回収した魔力を即座に治癒魔力に変え、更に狂月。自信の治癒能力を一時的に増大させ、回復効率を少しでも伸ばそうと)
デュナン:(二重詠唱を完成。右腕に風刃を纏わせ、左腕には炎属性魔力を掌握して)
ラセツ:………テメェは愛し方を間違えたんだ。(ぽつ、と瀕死の喉から軽やかに漏れる声。)
ハイリ:本当は怒りたい。怒りたいけど、それに縋るしか無い。情けない。(ルナとラセツの傍に寄り)…ッラセツ、…まだ喋るんじゃない。
〝真髄のノイル〟:MTRMも。結晶体もなしに。ワタクシを、ここまで追い詰められる筈は無い。あなた方はディーパという言葉も忘れた筈だ。ねえ? ——二十三代目?
〝真髄のノイル〟:(ハイリを、見て)
ハイリ:…。……嗚呼、あぁ、そうだね。そうだよ。…その通りだ。
ハイリ:あれから五千年だ。五千年も経っている。悪魔なんて、今のこの世界じゃ御伽噺さ。信じてない人の方が多い。
〝真髄のノイル〟:ならば、そうだ、今回も貴方達ということなのだろう。……見ィ~付けた。(に、たぁ。口端が、持ち上がる。皮肉を持ち上げる、イヤな笑いだ)
ラセツ:は、アァ…。美しい、とオモうなら…ソレをオトシめるン…ァァ、ブッ、ェエ…——ジャネエ、よ?(ニヤり、ニヤり。光の見えない目でノイルをみて、血飛沫と血反吐混じりに、一方的に語る。)
ルナ:…えぇい、ラセツは動くなってばっ(けほ、と少し薄くなりながら治癒を続ける。)
ハイリ:……因果にも程があるね。ったく。……Noil・atnad、か。
ルナ:……知ってたの?
〝真髄のノイル〟:ならばワタクシはここで果てるわけにも行くまい。もう一仕事、もう一幕、 行こうではありませんか。ここで果てても美しかろうがどうせなら終焉は。そう、喜劇にせよ悲劇にせよ終焉は華やかであるべき! なればこそワタクシはもう 少しばかり今、此処で!! 意地汚く行こう!!(指先を。損傷により震える指先を、校舎に、向けた)
ハイリ:ラセツ。口オープン(ラセツの顔の横で。膝をつき)っ、さぁ、その質問には後で答える。それよりも…。
〝真髄のノイル〟:あちらにあるもの。なァ~んだ。
エイル:(横目だけで校舎を確認し)
デュナン:(足の負傷を無視して一気に踏み込み、右腕の風刃で一息に首を刎ね落とそうと)
〝真髄のノイル〟 -> エイル:急ですみませんが、ツバメ他ジャギのお子さん三人出していただいても宜しいですかな。こう、避難誘導手伝ってた、みたいな感じで
ハイリ:(自分の手首を浅く切って溢れる血を容赦なくラセツの口に流しこんで)キミが鬼で良かったよ。いい栄養剤だ。たっぷり飲んで少しでもルナを楽にしてあげてよね。
ラセツ:……ワ、…ィ。…聞こえ、…?(ルナと、ハイリの声。間近で話しかけられているにもかかわらず、聞こえた音の方へと耳を向けようとして身動ぎ。力なく口が大きく開いていて。)
エイル -> 〝真髄のノイル〟:おっと了解ですー
〝真髄のノイル〟:(首が。呆気無く。風刃の刃に食い込み。裂かれて。裂かれ切って。跳ねられた。……指先は、校舎に向けられたままだ。そこに居(あ)るのは——)
ルナ:ラセツ……?
デュナン:(飛んだ首を、続け様に左手で鷲掴みに。既に掌握してあった炎の魔力をたっぷりと注ぎ込み、掴んだ手の中で焼き尽くさんとする)
ラセツ:——…ギ、…オぇ…ッ。…ァ、アァ…ッッ!!(突然のことで最初は咽てえずくが、口に流し込まれる雫を自分から啜ろうと首を伸ばして、——まるで悪魔の所業。)
〝真髄のノイル〟:あそこに居る三人。誰だ?(掴まれた頭は、一言だけ呟いた後に、炎に包まれ……)
エイル:@ノイルの指した方向には、見慣れた姿があった。ツバメ、ルリ、ジャクの3姉妹だ。どうやら避難誘導を手伝って居るらしく、逃げ遅れた人がいないか校舎の瓦礫の中を歩き回って声をかけている
ハイリ:(望まれるまま、ぐっと手首を口元に押し付けて)ラセツ、死なないでよね。…頼むから。…生きて、失くしてばっかのボクが五千年で少しは成長してるんだって教えてくれ。
〝真髄のノイル〟:@(切断された頭が、頭のなくなった身体が。爆散した、衝撃も、風もない、トランプがその場に撒き散らされ——)
エイル:ツバメ>誰か居ますかーっ! 避難場所はこっちでーす!
エイル:ルリ>居たら返事するのん。居なくても返事するのん(瓦礫の隙間に屈んで声をかけている)
ルナ:……誰かっ!救急車と、医術師を呼んで!(更に両脚を砕き魔力に還元し、治癒を続けながら、聞こえてきた声に向けて叫ぶ。)
ハイリ:キリヤ>(避難誘導の最後まで残っていたらしく、声に気づいて)はっ、はい、わかりました!
エイル:ジャク>鳥がいないなぁ、居たら手伝ってもらったんだけど。逃げ遅れた人は居ませんかー?
〝真髄のノイル〟:@(ツバメの頭を手袋に包まれた左手が、ルリの頭を手袋に包まれた右手が。三点に揃えた灰色のスーツを着込んだ、帽子を被った男に、掴まれた)
〝真髄のノイル〟:ここに居るワタクシだ~れだ?
ハイリ:(屋上を、見て)……ラセツ、ボク行ってくるね。…また後で。
〝真髄のノイル〟:これからワタクシがすることな~んだ?
〝真髄のノイル〟:(わしわしと、二人の頭を撫でながら、ジャクに微笑む)
ルナ:っ……?!
デュナン:(不意に消失した手の中の手応えに、まったく異なる方向から聞こえた声に、その内容に、)——いい加減にしろよ手前ェェェェェェェェェェェ!!!
エイル:ツバメ>え……? ヒッ(見た瞬間に恐怖に固まり、動けなくなる)
ハイリ:(その場から立ち上がり、刀の柄に手を添えて)……ルナ、エイル、あと荒ぶってるデュナンも。
ルナ:…ハイリ?
ラセツ:ん、…はぁ…カ、——。(ずずず、と押し付けられたハイリの傷口に吸い付いて、赤い喉を潤す。も、行く、と言葉をかけられれば、それもやめて。)
〝真髄のノイル〟:(へどろのような、とても一般人には耐えられない魔力の男が三人を浮遊するトランプで囲う)
エイル:ルリ>悪い奴なのん!(ルリの方はツバメの手を取って強引に逃げようとする)
ラセツ:———いってらっシャい。(生き血で汚れた口元で、にこやかに送り出す。)
ハイリ:(すー、はー。深呼吸をする。ざわりと、赤い目の瞳孔が縦に割れて。肌が金属的な光沢を放つ。…いつだったか、クカイでアーガード達を救出した時に見せた魔人化だ)
ハイリ:…ん、いってくる。
ルナ:……戻っておいでよ。
〝真髄のノイル〟:……そこな舞台の皆々様ああこれ一度でいいから言ってみたかったんですよね特にそこのハイリ様。
ハイリ:はは、死ぬ気はない。というか———死にたくない。
〝真髄のノイル〟:魔力と筋を一本でも動かしてみろ。三人とも殺す。
ルナ:ならよし。悪いけど、任せた。(疲労困憊の様子で、笑みを浮かべ)
ハイリ:…ふむ?(柄を持った状態で止まり)そういうセリフは、何か此方に要求があるときに言うセリフのはずだけれど?
〝真髄のノイル〟:(そっと、優しく置かれているようにしか見えない掌はルリとツバメの筋力ではどかせないほどにそこに鎮座されている)
〝真髄のノイル〟:……。
エイル:ルリ>いたたたっ、痛い痛いのっ!
〝真髄のノイル〟:……終焉は、結末は、華やかであるべき。なればワタクシはそれを実行しようと思う。なればワタクシはここで果てるのを良しとしないので在ります。
〝真髄のノイル〟:だから。追っておいで。門は、開けておこう。
エイル:ジャク>ルリ、ジッとしてなさい……(一番状況を理解しているのか、ハイリたちを横目でみつつノイルを警戒している)
ハイリ:………分かった。じゃあ、ボクからも一つ。
〝真髄のノイル〟:@(ノイルの後ろ。何もない空間に、そこにガラスもないというのに罅が入る)
〝真髄のノイル〟:伺いましょう。
エイル:外道め、役者でもない人間を舞台に上げるか……っ(剣を構えたままハイリに続き)
ハイリ:その子たちにそれ以上触れたら、舞台を潰すよ。
エイル:ツバメ>ルリ、超能力は…… 使えないの?
ルリ>さっき避難用の穴を広げるのに使っちゃったのん……

〝真髄のノイル〟:@(罅が、大きくなり。亀裂になった、そこから溢れだすのは瘴気。異貌領 の比ではない、そこから流れだし触れたものを腐らせずには居られないというほどの瘴気。それらは、ジャク、ツバメ、ルリには触れても何のことは無い。ノイ ルが張り巡らせたトランプが結界の役割を果てしているようだ……そしてついには開く。あれは、門だ)
〝真髄のノイル〟:(円があり、7つの刻印が内をぐるりと巡り、横に傾けられた天秤とそこから続く北斗七星のような文様が特徴的な、そういった紋章が刻まれた門が出現した)
ルナ:……まさか、こんなものナマで目にするとはね…っ
エイル:あれは、亀裂そのもの……?
〝真髄のノイル〟:こちらの舞台はお好きになさって宜しい。ワタクシは、次の舞台へ巡ろう。ワタクシは、この刻印がある絵に居る。
ラセツ:——ァ、アア、...ァァァ...ッ!!(門が広がるほどに、何か形容し難い衝動が走る。あちらへいきたい。懐かしい、という本能が力の入らない左腕を無理やりソレへと伸ばさせる。)
〝真髄のノイル〟:無論。こちらのご婦人方は大切な貴賓。危害を加えぬと約束致しましょう。この、〝真髄のノイル〟……。……いいや?
ハイリ:———(…猛。拓己。真白。旋……嗚呼、何だか無性にキミ達に会いたいよ)
ルナ:……既に、十分危害加えてるような気もするけど…ね
〝真髄のノイル〟:さあ、ご笑覧、ご観覧、愉悦と狂喜のワタクシを視界に収めお笑い下さい!!(門が、三人と、悪魔を、飲み込んでいく)
デュナン:…………(三人を高濃度の瘴気から守っている、という一点だけで怒りを抑え、無言で、不動で、それを見送り)
エイル:ツバメ>え、ちょっと、どこ行くのっ!? イヤァァッ
ハイリ:三人とも! 必ず助けに行くから———少し、待ってて…ッ
〝真髄のノイル〟:——ソロモン72柱が一角! 七十一番という席に腰を降ろしましたるはこの道化でごさいます、さあ!
ハイリ:名前、逆さ読みとかわかり易すぎるんだよ。ったく……。
〝真髄のノイル〟:ダンタリオンの、名に、掛けましょう!!
ルナ:……ひっどい大御所悪魔の名を聞いたっ?!
ラセツ:(悲鳴。門へと伸びていた指先がソレに向けられて——無論、届くはずもなく。虚空を掴むだけに終わる手。)
〝ソロモン七十二柱〟ダンタリオン:掛けましょう。賭けましょう。欠けましょう。それでは皆様——
〝ソロモン七十二柱〟ダンタリオン:——しばらくのお暇。どうぞ、健やかにお過ごしくださいませ。
エイル:ジャク>親父さんに言っておいて、下手を打ってゴメンなさいって――(門の向こうに消えながら)
ルナ:……覚えておくよ。しっかりとね。
黒斗GM:(@門が、三人と、一体を、飲み込んで。閉まった)
ハイリ:………。
ハイリ:…ちょっとだけ、吐いてもいいかな。
ルナ:……やられたね。…遠慮しなくていいよ、ハイリ。
黒斗GM:@(門は、消えた。瞬いたその間に、そこには何もなかったといっても信じられる程、その瘴気も存在感も諸共、消え失せた)
ハイリ:あぁいや、まぁ。履くとイカなんというか。じゃちょっと失礼して(息を、吸って)
エイル:どうせ後始末するのは同じです、できれば気の済むまでどうぞ
ハイリ:@あぁん誤字った吐くというかだ
ラセツ:@美味しいですよお嬢!
ハイリ:———ふざけるなぁぁぁあああッ!!
ルナ:私は皆の治療しないと…デュナンもこっちきてー。(すっごく透けてる。両脚がない。左腕がない。そんな状態でも治癒魔力を紡ぎ続け)
ハイリ:(吐く、というより吠えた。小石レベルの瓦礫が、ぱぁんと爆ぜた)
デュナン:…………この借りは返す。奪われたものも返してもらう。絶対にだ……!(軋る歯の隙間から磨り出すように呟き、状況の落ち着きを確認してから勢い込んで駆け寄ってきたリコリスを迎え)
ハイリ:あ(その勢いで腹から血が噴いてぶっ倒れた)
エイル:ワカメ>(←車の番に回されてた、がようやくやってきて)うをっ、なんだこりゃっ!?
デュナン:……ワカメ、車に積んである救急箱と固形魔力ありったけ持ってこい。三十秒(
黒斗GM:アーガード>(←車番その二が、やってきた)ひでぇな、こいつは。ああ、固形魔力なら此処にあるぞ。(どさあ)
ハイリ:…うぅー…くそぉー……これだから悪魔はぁー……(一人瓦礫に囲まれて起き上がる様子もなくうだついてる)
ルナ:……(…ぐいっ、と右腕伸ばして、ハイリをずりずり騒霊で引っ張り寄せる)おらー治癒じゃー、治癒するぞー嫌っていってもするぞー(
ラセツ:…ァ、ァ、ァァ、…アアア、アア、アアアアアアーーーッ!!?(門が閉じた事。聞き知った誰かの悲鳴。ハイリの叫び。それらに感化されたのか、血を流しすぎて削れた意識の最中。鬼も血反吐をだらだらと零しながら、叫んで。)
黒斗GM:@
エイル:車ごと持ってきてるよっ、そこの重傷人と幽霊はさっさと詰め込んでっ
ルナ:そっちも騒ぐな!傷が開く、というか千切れる!(ラセツにべしん。)
黒斗GM:@


――――――――――――――――――
<感想>

新しく回線に評判のある鯖にお引越ししました。
場所は【http://sizuki.boo.jp/public_html/DodontoF/DodontoF.swf】
リンクはいつもと同じ場所に張ってありますが、お間違いのないようによろしくお願いします。


<賞金状況>
エドワード:7.7億
エイル :16.5億
クロエ :17億
ルナ  :31億
デュナン:37億
アカネ:50億
ラセツ:50億
イオン :70億

<今日の死亡カウント>

現在合計…… 154回

<スフェラの青春カウントダウン>

残り……    40日(10/14日時点)