風月@GM:@
鋼鉄の壁が爆砕された。
ミサイルを撃ち込んでも破れそうも無いほど分厚い壁である、それが蜂の巣のように四隅を穿たれ、クッキーか何かのように中心部から殴って砕かれた。
穿たれた大穴は、まるでこの異貌軍たちの歩んできた道そのものである。
立ちふさがる人間ども破り、食い、その領地を自らのものとする。

ならば、その先にあるものとはなんだろうか。

ワクワク顔の止まらないロイヤルお子様異貌ズを筆頭に、異貌軍幹部たちは鋼鉄将軍の残した恐らく最後であろう部屋に入っていくのだった。

風月@GM:@
踏み出し、最初に目に入ったのは、巨大な本棚の列である。
広さは変わらずやはり石壁の部屋だが、それを覆い隠すように並んだ本棚のせいで古い書庫めいた雰囲気となっている。
並んでいるものは異貌軍の戦史というかどこでいつ戦い何人死んでいくら使ったなどの戦いの記録が半数を占め、半数の半数を異貌軍の管理記録、そして更にその残りが…… 鋼鉄将軍の私的な書物のようだった。

風月@GM:@
そこにはリロルの卵時代から今に至るまでのアルバムがあったり、先代撃墜と写っている戦勝記念の写真があったり、ハリヒメからの請求書がこっそり積まれてたりと節操無く色んな物が詰め込まれている。
その最後の一角だけが、何度も見返していた形跡が伺えるた。
見てみれば近くに書き物が出来る机もあり、灯りもあるようだ、私的な日記や機密の記録の類もここで書いていたのかもしれない。

探せば色んな人にとって恥ずかしいものが出てきそうだ(ぁ)

風月@GM:@というところからスタートですー
風月@GM:アーリィ>なるほど、異貌でもおしめはするんだね。(誰かのアルバム見つつ/ぁ)
バルバロイ:ああ、それはランオットですね(
ハシヒメ:隠し書庫というか、隠しておきたい書庫ってとこっすかねー?
リロル:リロルは生まれてすぐの頃から世話してもらってたから仕方ないのー(ぁ)
リロル:あ、将軍の頭上でリロルがぴぎゃーぴぎゃーいってる写真もあるの(
カラル:書庫、あるいは書斎といった趣の部屋で御座いますね(きょろきょろと室内を見回しつつ)
バルバロイ:(鬼のような笑みを浮かべて、ヤンチャしてました! みたいなド派手な格好をした自分の写真を懐に入れつつ)
バルバロイ:馬鹿馬鹿しいものから真剣なものまで色々とまあ溜め込んだものです
ハシヒメ:あ、今バルバロイの旦那が何か隠したっすよ(
リロル:多分昔の黒歴史なの(
風月@GM:アーリィ>え、なに? 何か凄く面白そうな予感がしたけど(ぁ
バルバロイ:いえ、何も。見間違いではありませんか、ハシヒメ?(
“礼賛”:…戦歴も書庫にあるのですね。(にこりとブラックな笑みを浮かべ)
カラル:(しっかり目撃しておりましたが言いましょうかそれとも黙っておきましょうか、というような目/ぁ)
リロル:あ、リロルの卵の欠片が標本保存されてるの(ごついケース取り出して)
ハシヒメ:じゃあ見間違いってことにしておくっす(
“礼賛”:リロル様ーッ!? それは希少品なので台座に戻してくださいーっ?!
バルバロイ:(口元に人差し指を当てて、しーってジェスチャー/ぁ)>カラル
風月@GM:アーリィ>へその緒みたいだね。えー、見たい見たい!
ハシヒメ:それは地味に貴重品だから置いておくっす姫(
カラル:(小さく頷きを返しつつ、部屋の中を調べ始め)
バルバロイ:おや、姫の卵ですか。これはまた、懐かしい……
“礼賛”:ちなみに、古い言い伝えによりますと、難病にかかった際は臍の緒を煎じて飲ませるというものがありまして(
リロル:まぁまぁ気にしないでいくの(ケースをごとんと床に下ろしてアーリィと覗きこんでる/ぁ)
リロル:じゃあこれ煎じると薬になるの?
カラル:随分と面倒……もとい巧緻にして厄介な仕掛けをかいくぐってここまで参りましたが、この部屋で終点なのでしょうか。だとしたら、鋼鉄将軍様が残したかったものとは一体……?
“礼賛”:あるいは。可能性は否定できません。何せ“姫様のもの”ですから。
カラル:(本棚の本を適当に抜いてみたり、「失礼を」と言いながら鋼鉄将軍の私書コーナーを眺めてみたりしている)
リロル:は、そうだ、将軍の日記とか無いのかな。
風月@GM:アーリィ>おおー、この大きさだと卵の時点で結構大きいよね。僕もそんな感じだったのかなー(一緒に覗き込みつつ)
ハシヒメ:ここから目当てのものを探すってのも骨が折れそうっすけどー…
“礼賛”:人多り探してみましょう。私は戦死者の資料やらに興味がありますので、そちらの棚を調べましょう。(とりあえず皆の視界に入る本棚から一冊ずつ手にとって調べる。)
ハシヒメ:うちは…下手に触ると資料駄目にしそうっすね(水浸し/ぁ)
“礼賛”:そういえば、異貌ってどうやって生まれるのでしょうね。瘴気に直接適応した生物という認識なのですが、個人的に自然交配によって生まれた個体を見たことがありません。(パラパラーと本めくりつつちゃんと読み込んでる。)
風月@GM:@私書コーナーには新しい迷宮のコンセプト案とかトレーニング記録とかが目立つが、隅っこに隠すように日記と思われる分厚い書籍が並べられている
リロル:アーリィも卵なのはきっと同じなの。スバル先生に聞けば色々教えてくれるかもだけど。
バルバロイ:ゼムナス>それじゃあ、ハシヒメ様の代わりにオレが(
リロル:うーん、普通の異貌は分からないの。リロルやアーリィが少し特殊だし。
ハシヒメ:ん、頼むっすゼムナス(
“礼賛”:スバル先生…?
リロル:あ、その分厚いの日記じゃないの?
バルバロイ:ゼムナス>はい。(トレーニング記録とかを手に取ってたが)うん、分厚いの?(横見)
リロル:うん、その隅っこのやつ。
バルバロイ:私は元々人間の死体が瘴気を帯びたもの、ですが。さて……
カラル:こちらですね。秘しておきたい何かについて記されているとしたら、やはり故人の個人的な手記か何かと……(言いながら分厚い本に指をかけかけて、不意に手を止め)
“礼賛”:分厚い?(本の山から顔をひょっこりだして)
カラル:……今の発言は意図したものでは御座いませんので、ええ、そのつもりでお願いいたします(
風月@GM:@礼賛の手に取った資料によれば、『現状では既に異貌化した動植物の交配による繁殖の方が多い』とある。適応力の高さから多少無理がありそうな交配でも増えるようだ。無機物ベースの異貌は特に交配はしないが、独自で固体を増やす能力があることが多いようである。
“礼賛”:ううん。異貌も興味深いですねえ、ええ。本当に。
“礼賛”:(見つけた本をこっそり懐に仕舞い込みつつ)
風月@GM:アーリィ>意図せずネタを作れるなんて、流石だね!(ネタ帳に書き込んでる/ぁ)
ハシヒメ:意図しないネタは単なる失敗談じゃないっすかね(
リロル:スベリ芸なの(
カラル:(く……! と微妙に眉根を寄せつつ無言で日記と思しい本を開いてみる)
“礼賛”:皆様、本当にご容赦のない…。
バルバロイ:ゼムナス>どんなもんです、カラルさん。故人の個人的手記でしたかぁう!(銀糸でぐるぐる巻きにされた)
“礼賛”:そして、今ようやくカラル様の発言を理解いたしましたっ!(テレテレッテテーってSEが鳴り響いている。)
風月@GM:@鋼鉄将軍の日記らしいそれを開いてみると。まず、どす黒い怨念のような何かが沸き上がった(ぁ) 文字を見るまでもなく胃薬の量が段々増えていくのがわかるような、日々の苦労日記である。
主にリロルが城を抜け出した云々、資金が足りない云々、ライラの機嫌が悪いどうしよう云々、などなど。

“礼賛”:…見えます。ボクにも残留思念が見えますよ、将軍。
バルバロイ:ふむ。SAN値チェックですか? ダイスはどこでしょう(
リロル:故人の個人的私怨日記なの
ハシヒメ:正気度減るんすか、うちら(
リロル:失敗すると窓に名伏しがたき将軍が見えちゃうんだね(
“礼賛”:1d100<50 ボクで検証しましょうか?(ころころ
diceBot : (1D100<50) → 26 → 成功

ハシヒメ:成功らしいっすね(
バルバロイ:1d100<50
diceBot : (1D100<50) → 58 → 失敗

リロル:助かったの
カラル:この程度で減るほどか弱い神経をしているとは……もとい、この程度の瘴気にあてられるようでは異貌軍の幹部など務まりはしないでしょう
ハシヒメ:でも失敗してる旦那もいるっす(
カラル:…………(言ってからバルバロイを見、何も見なかったように視線を正面に戻して)ええ、皆様ならこの程度何でもないはずです(ぁ
バルバロイ:……ヨーゼフ……分かります。分かりますよ、なにからなにまで覚えが有る……っ!(どす黒い怨念が感染/ぁ)
“礼賛”:運がいいですね、美味しいですバルバロイ様。
ハシヒメ:あ、一時的狂気に陥ったっすよ
“礼賛”:バルバロイ様が狂気に陥ってしまいましたーっ!
リロル:Σあぁっ、しっかりするのバル!(ゆさゆさ)
カラル:(銀糸でぐるぐる巻きにしていたゼムナスを投げ付けて、バルバロイに精神分析(物理)を試みる/ぁ)
バルバロイ:フフ、フフフ……フフフフフフ…
“礼賛”:バルバロイ様、狂気感染している暇があったら続きをお願いします、続きを。
バルバロイ:ゼムナス>飛ぶよ飛ぶよ、一本釣りにされたオレがとぶぇい!?(ごちーん)
バルバロイ:ぐふっ!?(ごちーん)
“礼賛”:精神が入れ替わりませんように。(お祈り)
リロル:衝突事故なのっ!
ハシヒメ:落ちつくっすよとにかく(
バルバロイ:……今、頭に何か当たったような? はて。皆してどうしました、そのように騒々しくして。
バルバロイ:ゼムナス>石頭……(ぐったり)
カラル:お気になさらず。さ、部屋の捜索を続けましょう(さらり/ぁ
リロル:元に戻ったようで何よりなの( さ、日記の続きでも読むの。
カラル:(リロル様、先の失敗でさらに正気度を削られたバルバロイ様が読まれたら、また一時的狂気に陥りはしないでしょうか?/ひそひそ)
風月@GM:@リロルが続きを読んでみると、そんな暗黒日記の中にもまともな記事がいくつか見受けられるのが分かった。
徐々に自分の寿命が近づいていること、それに際して誰に後釜を据えるか。などがそうだ――――

“礼賛”:…んー。ボクがお読みいたしましょうか? おそらく、何を見ても他人事でありましょうから。(
リロル:…んん……。(後釜の辺りの記事を追うように見ている)
風月@GM:@
『軍そのものはバルバロイやその他幹部に投げても大丈夫だろう。しかし悩ましいのは魔王の頭蓋を誰に渡すかだ。
空母級の面子に渡せばバランスが崩れて内紛がおきかねん、しかし力の無い小僧では人間に奪われる。
しかも、頭蓋は誰にも使いこなせん』

リロル:……頭蓋?
ハシヒメ:頭蓋っすか…
バルバロイ:ゼムナス>オレの頭蓋は今まさしく罅割れそうですけど。なに、魔王の頭蓋ですと?
“礼賛”:魔王の遺骸のひとつですか…。
リロル:多分ゼムナスのよりはよほど丈夫な頭蓋だと思うのこっちは(
風月@GM:@
『……アーリィ、と呼ばれていたか。
あれをこちら側につける策は無いものか。
魔王の頭蓋の力とはそれすなわち『魔王の記憶、思考の制御能力』、あれを使いこなせるとしたら恐らくアーリィのみだろう。
あやつをこちら側に置き、頭蓋を持たせることが出来れば…… 空母級の一角が増える。人間など、すぐに踏破出来る。異貌軍は必ず勝利し得る』

カラル:……ふむ、手足や翼、心臓の他にも、そんな遺骸があったのですね
バルバロイ:ゼムナス>ふむふむ、頭突き補助道具に丁度よさそうな。……ん?
リロル:そんなものがあったなんて知らなかったの。で、アーリィ、何か指名受けているの。
バルバロイ:………………ほう?(正気度対策用にモノクルつけながら読んでる)
カラル:アーリィ様、ですか……?(そちらへ視線を向け)
ハシヒメ:アーリィを頭蓋の所有者にする…彼をこっちに引っ張ってきたのは、そういう目的もあったんすねぇ
風月@GM:@
『頭蓋は同じ思考、もしくは知識を持つものと共鳴し。その回路を魔王と同等のレベルまで引き上げる。すなわち本当の意味での”全知”が完成する。智謀策謀、魔術、権謀術数、異貌軍に足りぬものが揃うのだ。
だというのに、人間どもめ。口惜しい……』(日記はここで終わっている)

リロル:…うーん…中々重大な事が書いてあるの。
カラル:手紙にあったのは、この頭蓋のことで御座いましょうか。しかし、だとすればそれは今どこにあるのでしょう? 日記には、その隠し場所などについては記されておりませんか?
風月@GM:アーリィ>え、僕……?(目をぱちくりさせながら首を傾げてる)
ハシヒメ:死ぬまでウチらにまで隠してるとは、まったく隠し事の多い将軍っす
“礼賛”:しかし、アーリィ様は中立の立場を選んでおいで。引き込めるかは我々次第と、そういうことでしょう。
リロル:そういうのをぶん投げるとかどんだけのジャーマンなの。
“礼賛”:それだけ信用していたのか、していなかったのか。甚だ疑問が残りますが、ともあれ。…机に引き出しなどはありますか、鍵付きだとか仕掛け付きだとかは?
バルバロイ:……ふむ。
リロル:できればチョップで壊れるくらいの強度の鍵がいいの。
風月@GM:@別段仕掛け着きの鍵などはないようです
バルバロイ:(アーリィを見)…………。
“礼賛”:であれば、そうですね…。本棚や壁、床を調べるのが常套句ですが、アーリィ様。何か感じ入るものはありませんか?
風月@GM:アーリィ>うーん、そうだね。頭蓋というのは気になるけど、僕はそういうのはいいや。戦わずに仲良くなれるならそれが一番良いと思うから
リロル:うーん…(とにかくうろうろと本棚の裏だとか床だとか天井だとか見回してる)
風月@GM:アーリィ>感じ入るもの? そうだなー(部屋を見渡して) ―― ゥッ!?(ビクンッ、と急に大きくしゃっくりをするように体を揺らし)  ぁ、ぐああぁぁあぁ(頭を抱えて蹲った)
リロル:…あんな風にライラが気づく所に、ここに至るための取っ掛かりを残していたんだから。残されているものがこれっぽっちの情報とは思えないの。…魔王の記憶かぁ。
リロル:Σってうお!? アーリィ!?
“礼賛”:……。ふふ、左様でございますか。 ――ああ、やはり呼んでいるのでしょうね。如何に思います、バルバロイ様?(くふ、と妖しい光を瞳に宿して笑いかけ)
ハシヒメ:…おぉう、まずったっすかね。能力発動させたっすか?!
リロル:(蹲ってるアーリィの横に座って背中さすさすしている)やっぱり何か此処にはあるみたいなのっ。
風月@GM:アーリィ>なに、これ。頭が、痛いよ……(涙で目を腫らしながら呼吸が荒くなっていく。それと同時に、目に見えて体が青白く光り出し、魔力が一気に高まっていくのが分かる)
カラル:(何かを探すように本棚に沿って歩きつつ。適当な場所で不意に足を止めて)……さて、如何致しましょうか。
バルバロイ:まるで、私が良からぬことでも考えていたかのような物言いは止めて頂きたい、礼賛の。それに今はさて、膨れ上がるこの魔力をどうしたものやら。
リロル:Σ何かものすごく魔力圧が高くなっているのっ!?(おろおろ)
バルバロイ:ゼムナス>ジハードじゃねぇけど。帰りてぇ。
ハシヒメ:帰りたいけど、帰るわけにはいかないっすねぇ…
カラル:(本棚に片手をつきつつ振り返り)これは、アーリィ様が隠された頭蓋に感応しているのでしょうか。止めますか?
“礼賛”:んふふ♪ 失敬、なんだか楽しい空気になってきましたので、つい…。愛嬌とご容赦ください、バルバロイ様。
風月@GM:@魔力圧は一瞬で暴風の如く高まり、一瞬で机も書棚も巻き込んで派手にふっ飛ば規模になっていく。隠れてたミニ鉄もアッサリ飛ばされて壁に突き刺さる。
バルバロイ:ゼムナス>大丈夫かい、ミニ鉄。
風月@GM:ミニ鉄>(壁に刺さってイヌガ○ケみたいになりつつ)ぬ、ぬいて……
リロル:のうふっ!(風に煽られておぶおぶしている)
バルバロイ:(ミニ鉄の足を引っ掴み、ずぼっと引き抜き)
“礼賛”:おっと、あぶない。(風に煽られつつ、ひょいと吹き飛んできた本棚を避けて。)
風月@GM:ミニ鉄>ふぅ、死ぬかと思ったっす。感謝っすバルバロイさま
バルバロイ:どういたしまして。(ぽいっ)
ハシヒメ:あぁ、折角の書庫が大惨事っすねぇ
“礼賛”:あとで整理と復元をしませんと。全部読めていません。
風月@GM:アーリィ>……ある。頭蓋が、……近くに。でも、……これが頭蓋の意志、なら。
そんなのってないよ………

なんで、全てを殺さなくてはいけないの……?
(アーリィの足元を中心に青白い魔法陣が起動し、その色が瞬く間にどす黒く染まっていくのが分かる)

ハシヒメ:アーリィ、飲み込まれるんじゃないっすよ…?
リロル:アーリィッ!? ちょっ、何かまずいのまずいのっ!?
バルバロイ:……(片足をひょいっと上げ)
“礼賛”:ああ、将軍。見通しが甘かったようです。…扱えるのは彼だけだとしても、彼はまだ未熟だったと。
カラル:(吹き飛ばされずに耐えている本棚の前で、事の動静を窺いつつ)どうやら、頭蓋側に意識を飲まれつつあるようですね。これは少々危険かと
“礼賛”:もしや、ちょうど足元に頭蓋があるとか?(くすくす)
リロル:ええいもうっ、そういうのは本人の意志が大事なのっ、勝手に侵食とかするのはよくないとリロル思うのっ!
バルバロイ:(青白い魔法陣を、踏む)
“礼賛”:全てを殺す。人間も異貌も、大地も海も宇宙さえも。んふふ、フフフフ。ああ、素敵です。
風月@GM:@吹き荒れる風は巨大な本棚をなぎ倒し、吹き飛ばし、ある意味整然とするほど部屋の四隅へと叩きつけられ積みあがる。
だが、それも時間で言えば数秒のことだった。
タイマーでも張っていたかのように風は不意に止み、舞い上がる埃と破れたページの紙片がゆっくりと落ちていく。そしてその中心にアーリィは蹲ったままだ。
――――ただし、足元の魔法陣は既に夜空の色に変わり。軍神の輝きの如く赤く脈動していた。

ハシヒメ:…うぉっと、バルバロイの旦那っ?
“礼賛”:乗っ取られましたか、もしかして。いいえ、もしかしなくとも。
風月@GM:@バルバロイが踏み込んだ瞬間、はっきりと”拒絶”を現すように魔力の電流が迸り。その足を焼き溶かさんとばかりに稲妻のようなそれが襲い掛かる
風月@GM:アーリィ>――こないで
ハシヒメ:そう言うわけにも、いかねぇっすよ
リロル:あぅあー、もう、ここまで将軍の予想通りなら一回復活でもさせてぶん殴りたいの。
バルバロイ:……(ズボンが焼き千切れ、皮膚やら血管やらがあちこち破裂していきながら。薄 紅色の魔力光を、吹き上がらせる)どぉれ。魔王の魔力とやら、お手並み拝見と行こう。……人がアーリィの洗脳手段考えてる時に邪魔すんなコルァ!?(落雷 に等しい衝撃すら走らせながら、魔力注入。侵食し返してみようと)
“礼賛”:人間にお願いすればしてもらえるかもしれませんよ?
バルバロイ:…………。あ、すみません。最後の一言は聞かなかったことに。
ハシヒメ:旦那、旦那、本心ここで漏れると台無しっす(
リロル:バル、正直にも程があるの(
“礼賛”:アウトです。
カラル:……堕ちましたね。引き戻せるかどうかは定かではありませんが、今ならあるいはまだ……
ハシヒメ:まぁ、安心するっす、旦那。バルバロイの旦那はだいたいそんなこと考えてそうだと皆思ってた筈っす(
風月@GM:アーリィ>それでも。来ちゃ、ダメだよ。頭が、言うことを聞かないんだ……(一見何も変わらないように見える琥珀色の瞳を、皆に向け) もう。涙も出ない。何かが…… 変わる(”ニタリ”と。アーリィならば決して浮かべないような形の笑みを浮かべる)
“礼賛”:バルバロイ様は本当に正直なお方。(
ハシヒメ:子供が一人前に、大人の気ぃ使ってるんじゃないっすよ。
リロル:…嗚呼、嗚呼、ほんっとうに手間のかかる愚弟なの。
“礼賛”:ああ、ダメです。その素敵な笑顔はいだたけない。もっと貴方は柔らかく笑わなければ。
リロル:分かってるの、リロルもアーリィも、絶対に「何かやれ」って言われて生まれてきているのが。それが何かはよく分からないけど、誰の意志かはよーく分かるの。
リロル:そ・れ・が! リロルは嫌なの、とにかく嫌なの。生き方すら固定された生なら願い下げなの。だから、今のアーリィはすごくイライラするのっ!
カラル:では止めますか。
リロル:あったりまえなの!
風月@GM:@バルバロイの足元で紅と薄桃の稲妻が何度も弾け、その度に鋼の床が窪み天井が 砕け閃光弾のような光が目を焼くばかりに弾ける。しかし、バルバロイが何度魔力をこめようと、いかほどの量を流し込もうと、灼熱する闇色の魔法陣は欠けも しない。それどころかバルバロイすらも侵食しようと電流が干渉し、殺意を流し込んでくる
“礼賛”:それでは、止めましょう。我らが姫、ご命令を。
バルバロイ:姫のご意見を聞いてみて、私の先の発言を思い返すと、ああなんたることかバルバロイ株急下落。……まあ、理解に飛んだ同胞に恵まれて幸せ、ん?
リロル:別にバルがアーリィをどうこうしようというのはいいの、それに負けるならそれもよし、勝つならそれもよし、全てアーリィが持ちうるもので決まるの。…けどあれはそうじゃない。
ハシヒメ:理解というか諦めかもしれないっすね( ま、ともかくどうやって止めるっすかねー。力ずく?
バルバロイ:おや。なんともまあ。これでも多少の心得、はあったつもりですが全く動じもしないとは。ちょっとショック。
リロル:とにかく暴れさせる訳にはいかないの。この上にはラクザがあるし、ライラ達だっているの。そっちに被害を出すわけにはいかない。
“礼賛”:なら真横なら言い訳ですね、承諾いたしました。
“礼賛”:@良い訳
リロル:使われるにしろ使うにしろ、自分の意志で其所は決めなきゃ意味がないの。あんな一方的なものに支配されるなんて真っ平御免なの。
リロル:まぁそうとも言うのっ( <真横
バルバロイ:(手刀を振り上げ。振り下ろす。そして、今まさに飲み込まれかけた己の足を、切断した後に、片足のみでバックステップ)
バルバロイ:ちょっと、すみませんがミニ鉄。こちらに来なさい。
カラル:……ふむ。了解致しました。それでは、私に可能な範囲で彼の者のお相手を致しましょう
風月@GM:@元から高い魔力の量が更に別人のように高まっているようだ。こと純粋な魔力だけならば魔王にも手が届きそうだと、バルバロイには分かる。しかしふらふらと立ち上がり、半死人のように皆を見渡すアーリィの姿は肉体的にはどこか危ういように見える。
ハシヒメ:なんというか、強そうっすけど脆そうっすねぇ
“礼賛”:上の地盤をそのまま落盤させて押しつぶすのが一番手っ取り早いのですがね。
風月@GM:ミニ鉄>ひぃぃっ、し、しぬっ(雷の余波でちょっと焦げつつ) は、はいっす(
風月@GM:ミニ鉄>(バルバロイに近づいていき)
“礼賛”:オーバーロードさせるのも手段ですが、その時は心身と魂がつかいものにならないでしょう。
リロル:(アーリィと退治しつつ両腕に風を巻き起こして)それは一番避けたい事態なの。
バルバロイ:足は後で直すとして。ミニ鉄、身体を貸して下さい。正確に言うと、身体を再構成して義足になって下さい。あとで治してあげますから。
ハシヒメ:普通に叩きのめしたら、そのままアーリィぽっくりいっちゃいそうで怖いっすねぇ
カラル:(棚から手を抜きつつ)軽く昏倒でもさせられれば処理としては最も後腐れ無いでしょうが、皆様のように強い力をお持ちの方々にとっては、手加減するというのが逆に困難で御座いますか
“礼賛”:恐らくそうでしょう。全く、戦闘は今の僕は一番苦手なんですけれどもねえ。
風月@GM:アーリィ>支配、か。それは少し違うみたいだよ。(笑みを消し、能面のような表情でリロルを見つめ) これは変革だ。あるいは回帰と呼ぶべきなんだろうね。僕の本体は知識そのもの、みたいだよ。だからそれが少し、元のカタチに戻るだけ……
“礼賛”:かといって、加減をしていてはこちらがやられると推察いたしますが。
ハシヒメ:変革っすかー…すでに変わりつつあるみたいっすね。
リロル:回帰? やっぱり馬鹿なのお前。例えお前の本体が知識だとしても、其所に付随している「アーリィ」は既に独立しているの。それを今更戻れなんて、勝手なこと言わないでほしい所なの。
風月@GM:アーリィ>(誰かを抱き止めようとするかのよう両腕を広げを広げる。するとそれ に呼応してその背中に無数の魔法陣が展開される。先ほどと違うのはその色が全て黒いこと、そして数が優に100は下らなさそうなことである。それらの魔法 陣はまるでこれから皆を蜂の巣にしますと言わんばかり角度を変え、展開されていく)
リロル:大体んな事お互いとっくに分かってるはずなのアーリィ。お前が知識なように、リロルだって担当しているものがあるのくらい。
ハシヒメ:さぁて…どうなったかはさておいて、とにかく止めないとウチらが死にそうな状況になってきたっすよ?
“礼賛”:では、善は急げと申しましょう――。我々、いいえ、ボクと出会った不運を呪ってください。ボクに魔法は当たらない。(幸運任せの神風特攻。魔術が打ち出される瞬間に飛び出し、魔術を可能な限り回避しながら接近。間合いに入れば飛び膝蹴りを放つ所存。)
リロル:こんな室内で行うべき展開数じゃないの。消し炭上等すぎるの。
風月@GM:ミニ鉄>ぜ、絶対壊さねぇでくださいっすよ!?(状況的に色々諦めたのか、バルバロイの足元で体育座りしだす。如何様にも使ってくれ、ということだろう)
“礼賛”:地獄の沙汰はきっと楽しいですよ姫様。あははっ♪
バルバロイ:それは勿論。というより、貴方は今そのままより私の足になっていたほうが壊れないと思いますよ。……ああ、外に出ますか?
リロル:糞っ食らえなくらいには楽しそうなの。楽しすぎて胃が痛い。バルと将軍の気持ちが少し分かったの。
カラル:私などは、どなたかに守って頂かないと直撃には耐えきれそうにありませんね
“礼賛”:外に出たら、ライラ様方にご迷惑がかかりそうで怖いすねえ。
ハシヒメ:まぁ、肉壁ならウチがやってもいいっすけどー…できれば水がもうちょい欲しかったっすねぇ。
バルバロイ:(ミニ鉄に左手を添え。召喚陣のようなものを起動し、鋼鉄将軍が備えておいた陣を弄り、現状を解体、己の足の規格に合うように再構築――)
バルバロイ:(ミニ鉄将軍色の右足を再築、自身の切断面に溶接して)これでよしと。
カラル:ともあれ、穏便に方を付けるということでしたら、私はこういったものでひとつ。
カラル:(言いながら、骨片を組み上げて作ったような翼を背に広げると、そこからバトン大の骨片が左右に一本ずつ落ちる。それを後ろ手に受け止めて手首の捻りで正面に返し、手元から伸ばした銀糸の編み上げで隙間なく覆っていき)
風月@GM:アーリィ>だからその「アーリィ」のカタチが変わりつつあるんだけど。……幸運?(ぼんやりとした目を礼賛に向け、魔法陣を向けるが、特に何もせずただ小声で詠唱を続ける)
リロル:だぁからそれにこちとらいちゃもんつけてるのっ! っ……あれ、そういえば。
リロル:…結局、頭蓋そのものはどこにあるんだろ…。
“礼賛”:如何にもそうです。今のボクの能力は幸運を味方に付け、全ての不運を相手に押し付けるもの。不条理な自分の勝利と理不尽な相手の敗北を決することができるのです。理解は幸せでしょう?
“礼賛”:(ぐ、と片足を折りながら体を前傾姿勢へ倒す。所謂クラウチングスタートの構えを取り、魔法の発射を待っている。)
カラル:(出来上がるのは、斬撃にも衝撃にも魔法にもかなりのレベルまで耐え得る銀色のバトンが諸手に一本ずつ。それを掌の上で立てるようにして持ち上げながら)何とかせねばならないなら、何とか致しましょう
“礼賛”:と、詠唱――?
ハシヒメ:頭蓋が見つかればそっちを叩き砕いてもいいんすけどー
リロル:アーリィは確かに近くにあると言ったの。その上、あの変容の速さからしてかなりの近距離じゃないとありえない展開の速さなの。
バルバロイ:アレの相手をしながらこのあたりを掘り返すのは少々、骨ですねえ。ああ、ところで、外に出るのならば上に穴でも開けますが……
風月@GM:アーリィ>……じゃあ、絶望しか存在しなければ良いわけだね。(礼賛が一気に接 近した刹那。アーリィの皮膚上にびっしりと紋章が浮かび上がり、その体が人型の照明のように発光を始め、いや、爆発する)…… ≪超新星(スーパーノ ヴァ)≫! (アーリィを中心に魔力の奔流が渦巻き、灼熱の熱風となって礼賛に襲い掛かる!)
ハシヒメ:たぶん、あれは避けた方がいい類の技っぽいっすし…あ、この部屋更地にするくらい全員で無差別に暴れれば、頭蓋も出てこないっすかね(ぁ
リロル:上じゃなくて下に向けて暴れまくる?(
バルバロイ:ではそれで(
ハシヒメ:お、採用っすか、ありがたいっすね(
風月@GM:@全方位に放たれた熱風がまず近くの本棚を消し炭に変え、余波として離れた皆にも髪が焦げそうなほどの熱と風が吹き寄せてくる
リロル:Σっおおう!?(さっきの卵の殻の標本やらアルバムを死守しつつ熱風からピョンピョン逃げてる)あ、危ないの、残しておきたいのはとっておかなきゃ
“礼賛”:――シィッ。(放たれる瞬間、全力疾走。彼我の距離は大したことはない。異貌であれば誰でも踏破できる距離。が、飛びかかるべき本体自身からの魔力爆裂。攻撃は不可と思考を切り替え、一瞬で停止。逆ベクトルに向かって全力でその場を飛んで被害を軽減しようと試みる。)
リロル:うーん…とりあえず、一応同じ穴のよしみで頭蓋の気配探りつつリロルもやってみるの
バルバロイ:ゼムナス>見学のオレが言うのも何なんすけどね。アンタ等(空母勢)、なんでアレ(魔王級)前にしてそんな呑気なんすか……
リロル:インパクトなら将軍のアレのほうがすごいの(
カラル:多対一の局面においては、高威力広範囲攻撃による一掃が常道で御座いますね。ともあれ皆様そろそろ何かしら対処の動きを(
ハシヒメ:だってガワがアーリィっすし(
カラル:(言いつつ、両の翼を肩越しに体の正面側へと伸ばし、骨片の隙間に銀糸を通してあやとりのように編み上げていく。そうして両翼の間に出来上がる紋様は、)
リロル:さてそれじゃあ…ッ(渦巻く風を手近の地面にぶっ放す。両手のうちもう一方はアーリィに向けて放ちながら、頭蓋の気配を探ろうと意識を巡らせ)
バルバロイ:せっつかれていますし、ええ、そろそろ……
ハシヒメ:やるとするっすかねぇ。
カラル:魔術障壁の術式陣。……私もギーラ様の副官として、この程度の知識は頂いております(裏から手を当てて支えるようにしつつ、熱風の余波を凌ごうと)
ハシヒメ:(何気ない動作で、地震)
ハシヒメ:@おっとミス(
“礼賛”:幸運以外能力がない私が特攻って、ボクも自棄だな。アハハハ♪
バルバロイ:(ゆったりとした動作で手を持ち上げ、野球ボールを握るような間隔を開けて手を縮め、)
リロル:…今、心底ここにギーラがいなくてよかったと思ったの(
ハシヒメ:(何気ない動作で、地震のように脚を踏み鳴らし。床を叩き砕き、反動だけで跳ね上がった人間の頭大の瓦礫を鷲掴みにすると、それを放たれた熱風、アーリィ自身、そしてその辺の本棚や置いてあるモノへ、無差別に投げ放っていき)
風月@GM:@熱波は飛び退く礼賛を飲み込み、その皮膚を煙が出るほどに焼きながら壁面へと叩きつける。壁面が抉れる程に強く。しかし熱風の威力は熱より風にある、飛び退いたおかげで逆に言えばその程度で済んだ。異貌ならば軽傷程度である
“礼賛”:ウギガアバババババアババッバbbbbbbbb!!!!(壁に叩きつけられながら焦がされる体前面。熱風がやんで重力に従い床へと着地、するも唐突の地震に転けてしまい。)
風月@GM:@リロルが辺りを見渡しても、頭蓋の気配らしきものはない。将軍が隠したからには気配も魔力探知も遮断するようにしてあるのだろう。
“礼賛”:アーア、ボクのお気に入りの服がボロボロです。(前だけ日焼けしたような姿で、カラルらの許へ転ばないようじりじり退避)
バルバロイ:(掌の中央に薄紅色の魔力光が集う。スーパーノヴァの熱風まで巻き込みながら収 縮したのは赤い火の玉。それを、アーリィ(ガワだけ)に向けて)スーパーノヴァ、には、残念ながら規模は届きませんが。貫通力なら、自信がありますよ?  ≪響砲(ソニード)≫。(放つ、一筋の閃光。ありていに言えばビームを胴体目掛けて射出)
リロル:(床や壁を派手に粉砕しながら視線を巡らせて)っあーもうっ! 将軍の馬鹿っ! 何処に頭蓋核したんだよーっ!
ハシヒメ:おぉ、派手っすね旦那ー
バルバロイ:ありがとうございます。ハシヒメ、貴女も相変わらずのご健脚で何より。
“礼賛”:んー。ボクも頭蓋骨探知に集中しましょうそうしましょう。(むん、と気怠げに目を閉じて幸運能力任せに探査。といっても特に意図はない。ただ気配が消えすぎている場所はどこかなーと探っている。)
風月@GM:@ハシヒメの投げた瓦礫は正確無比な魔力弾――≪星撃(シューティングスター) ≫――に貫かれ、アーリィに触れる軌道のものだけ撃ち砕かれていく。スーパーノヴァとは違いこちらは無詠唱で連射が効くらしい…… そこにバルバロイの≪ 響砲(ソニード)≫が打ち込まれ、アーリィの体は瞬く間に火の玉に包まれ、赤熱の光に包まれる)
カラル:…………(やっちゃいましたね、的な目をバルバロイに向ける/ぁ)
リロル:…バル…(ぁ)
バルバロイ:おや?
ハシヒメ:海より丘の方が脚癖悪くなるのは、唯一の利点かもしれないっす、ね!(ひゃっはー、とずしんずしんと重い足音を立てながら、軽快に部屋の中を駆け回り。その度に床は大きく陥没し、瓦礫が舞い、書庫破壊に邁進中/ぁ)
“礼賛”:あ。ダメです。防御を解いたら危険な気がしますよ皆さん。って、ハシヒメ様ーーー!!! 本、本はなるべく破壊しないでくださいボクの栄養源ーーーー!!?(
風月@GM:アーリィ>……≪小さき光の盾(レイアル)≫(その赤熱の光が収まると、しかしそこには片手に光の盾のような回転する紋章を掲げたアーリィの姿がある。左手に掲げたらしく右肩から右腕までが無残に焼け焦げているが、本体は無事のようだ)
リロル:おお、丈夫さんなの。ってのんき行ってる場合じゃないの(ハシヒメの破壊活動を風を打つこむことで支援なう(ぁ))
ハシヒメ:えー、いちいち破壊するもの選ぶの面倒っすー。更地にして目的のブツを見つけ出すっすよ!(ずしんずしん駆け回りながら腕を振るい、本棚を中身ごと砕き吹き飛ばそうとしながら/ぁ)
“礼賛”:きゃああああっ! 姫様まで何をしていやがりますかこのやろー!!
バルバロイ:無事であると安堵すればよいのか。あの程度、と嘆けば良いのか。ああ、しかし、良い暴れっぷり。私、なんのかんのと言いつつ派手なのは好きですよ
リロル:(テヘペロ)
ハシヒメ:(テヘペロ)
風月@GM:@気配が無い場所を探ろうにも、隣のビームとかハシヒメ様大爆走とかが激しすぎて気配が無い場所が無いような状況である(ぁ) 当然そんな場所は見当たらない。
バルバロイ:それに、褒められたことで調子にのりました。この≪響砲(ソニード)≫、連射力に優れているところもお見せしよう。
“礼賛”:本当に皆様めちゃくだですよモララアアア!!!(と、嘆きつつ。亀裂の入ているだろう床を目ざとく視線を滑らせて、頭蓋骨を探す。)
バルバロイ:(両手をゆったりと広げ、くしくも先程のアーリィと似たような体勢。背後に浮かぶ、八つの火玉。≪響砲(ソニード)≫の素。)
カラル:では、こちらはこちらで適当にお相手を務めておきます(骨翼を一打ち、荒れた床上を滑るようにアーリィへと距離を詰めていき)
“礼賛”:鋼鉄将軍! もどってきてくださいいいい! 異貌軍の財産が破壊されまくりですよーーー!!
リロル:むうっ、中々見つからないの。どっかにヒントとかないのかな。(片手で破壊活動、もう片手でその辺散らばってる本を捲ってはヒントを探し、無いならブン投げまた次の本へ)
カラル:バルバロイ様、直撃を受けますと私はアーリィ様のように無事では済みませんので、誤射だけは何とぞご勘弁くださいますよう。
ハシヒメ:皆どんどん調子に乗るっすよー。ですとろーいっすよ、ですとらくしょーんっすよ(大きく脚を振り上げ、振り下ろし、地震のように床を揺るがしながら)こんだけ壊しても手ごたえなしってなると、どこっすかね…アーリィの足元とか?
風月@GM:@また、ドンドン砕かれていく地面や破砕された本棚の中にも、別段怪しいものは見当たらない。書物を書いた当人の黒い怨念が噴出しているが恐らく関係なさそうだ。床下、部屋の中の物体、これらには隠して無さそうである。
“礼賛”:あるいは、壁? フフフ。
リロル:まさかの上とか?
バルバロイ:(両掌を、天井に掲げ)無論。ええ、気を付けておきますよ、カラル。……さて、軌道調整をして、と…(
ハシヒメ:床に反応なし、物品に反応なし…なら次は壁と天井っすね!やるっすか姫(ぁ
“礼賛”:姫様、姫様。ボクを真上に投げてください。幸運にも頭蓋骨に直撃できるかもしれません。(真顔)
カラル:(銀糸で覆った骨の短棍を、握るというより掌に乗せて摘まむようにして構えつつ。アーリィの正面数メートルの位置で不意にステップを踏んで右側へ方向を変え、アーリィの左手側へと回り込んでいき)
風月@GM:@と、それはそれとして、頭蓋は無いがハシヒメが最後に砕いた本棚の裏側に縦一文字を切るように亀裂が入っているのが見つけられる。
“礼賛”:あ、ここらへーんって場所に、スローインお願いします。
“礼賛”:って、そんなところに亀裂がッッ!!
ハシヒメ:お、なんか見つけたーっす(亀裂に腕を突っ込み、強引にこじ開けようと)
リロル:しっかりするの礼賛…って亀裂!?
ハシヒメ:@…あ、物理的亀裂じゃなかった?(ぁ
風月@GM:アーリィ>……楽しそうだね。いけないね、それは。(感情の無い目で皆を見渡しながら、呟くように詠唱を続け)≪星降りの夜(スターダストレイン)≫ (振り上げた腕を、振り下ろす)
バルバロイ:(八連響砲のうち、両手足、胴体、頭に、向けて、六つ。カラルには掠らせないようにも調整をし直してからそれぞれが両掌を振り下ろされると同時に射出されて、赤い軌跡を部屋の端から端へと描きながら殺到させる)
ハシヒメ:おぉっと、そろそろこっちにも来るっすか?
リロル:こっちにきそうだしバルがより派手にぶちかましているしっ!
風月@GM:@その瞬間、アーリィの背後に展開された100以上の紋章が一気に回転を始め。 この部屋にいる全員に向かってピンポイントレーザーのような光が雨霰の如く発射される。本棚を貫き鋼の壁を貫き、体に向かうものは全て急所に向かう。しか も外れるものは嫌味なほど避けようとする場所に向けって演算済みの射撃が飛んでくる!
“礼賛”:あ。ボク死んだかもしれません。
リロル:礼賛、リロルの前にかむなの。死にたくなければ。
“礼賛”:まだ終わりたくありませんよボクはぁああ!!(全力リロル防空壕へ避難ー!)
バルバロイ:ではカラル、貴女は私の所に来なさい。
ハシヒメ:ふむ。姫、ウチの後ろに入ってもいいっすよー(顔面や急所だけを手でかばって、あとは不動。全身の塗れた肌に「水圧」、そして「霧」を纏わせ、霧で光を散らしながら、重厚さと強度を増した身体でレーザーを受け止めようと)
風月@GM:@同時に、レーザーに若干相殺されつつも、詠唱直後の無防備なアーリィの横っ腹にバルバロイの≪響砲(ソニード)≫のいくつかが突き刺さるのが見えた。
リロル:あ、じゃあおじゃまするのっ(見た目以上の腕力で小脇に礼賛抱えながらハシヒメの後ろにすっ飛んだ)
“礼賛”:皆様に幸運があらんことをー!!!ぐっどらあああっくっ!(能力発現。見方陣営への幸運を引き上げて、被弾数と傷の規模最小化になるように咒いをかける。)
カラル:それでは恥ずかしながら、そちらにお邪魔いたします(言葉と共に、全身に不自然な制動がかかる。突撃に先んじて翼から床に打ち込んでおいた銀糸が、注視しても気付きにくいほどの細さで、しかし力強く全身を牽引して、バルの元まで全身を後ろ向きに吹っ飛ばす)
“礼賛”:わっふるー!! なんだかペットになった気分ですよボクぁ、ごふ。姫様しまってまひゅ、ギブ、ギブです。
リロル:あ、ごめんごめんなの。(ハシヒメの後ろに隠れつつ。亀裂のあった場所を確認して)…こうなったら少しでも怪しい所は虱潰しなの。
バルバロイ:≪響砲流転(ソニード・ドライブ)≫≪回盾(レイアル)≫(両掌を、アーリィに 向けたままに目の前で組めば、火の玉が誘導されてバルバロイの目の前まで。カラルが己の後ろに来たのを確認してから詠唱、解号。ソニードの素が急速に広が り、平べったい丸となり高速回転を始め、それを二重に備えてから防御体制を整えた)
“礼賛”:ぷはぁ、シ、シぬところでした。花畑の向こうに初恋の人が見えました。( 亀裂の向こう…。うーん。起死回生の何かがあるのは間違いないでしょう!
風月@GM:@光学兵器の弱点はまさしくその光を歪められること、霧を貫いた熱量の塊は水圧 に更にその熱を減じられ、ハシヒメの体へと吸い込まれていく。しかしそれでも、海があれば叩き割って深海まで届くほどの熱量である。急所は回避したとはい え、ハシヒメといえど両腕に受けた銃創は骨まで届き、足首届いた二発は相乗してその体を貫いた。
ハシヒメ:……よし、かすり傷っすね。(腕の骨を抉られ足首に穴を開けられても尚、断言であった/ぁ)
“礼賛”:ボクの幸運スキルが告げている。此処で死ぬ運命ではないと。(キリ)
“礼賛”:そしてハシヒメ様、ダウト。
リロル:いたんだそんな人っ。っていうかハシヒメゴメンなのっ、あとでケーキ奢るからっ(言いつつ亀裂のある壁に飛びつくようにかけると其所に風を撃ち当てて砕こうと)
ハシヒメ:え?前にユカのやつに爆殺されそうになった時より遥かに軽傷っすよ。魔王って意外とラクっすね(ぁ
風月@GM:@宙を舞うカラルの体を無数の光がかすめ、LLを孕んだその血を吹き上げさせ る。されど流石に判断が早かったため間一髪バルバロイの後ろに転がり込むには成功し、またバルバロイの二重詠唱も詠唱を終えるまでに腹と肩に食らった分を 除けばアーリィの術式を完全に相殺している
“礼賛”:ボクも役にたたないといけませんが、やっぱり私は場違いでしょぉおおおおおうっ!(頭を抱えてもんもんとしつつ)
バルバロイ:(脇腹に小さな大福一つ分の風穴が空き、肩には運悪くも首と腕とを繋ぐ関節と神経を持って行かれた。左腕が、だらりと下がり)
ハシヒメ:バルバロイの旦那ー。生きてるっすかー?
バルバロイ:ええ。無事ですよ、まあ、こんなものでしょう。……ごぶ。(口からごぼぉって感じで吐血しながら)
風月@GM:@そしてアーリィはといえば、盾が間に合わなかったらしく全身黒焦げといった様 子で地面に臥している。それで意識が落ちたのか、周囲に展開された魔法陣も地面のそれもパキンッという甲高い音と共に砕け散り、雷雲がアッサリ晴れたかの ように魔力圧も綺麗に消え去っていく。……アーリィがそのままピクリとも動かないのが、怖いところではあるが。取り合えず事態は収まったようだ
ハシヒメ:旦那、意外と柔っすねぇ(足首損傷してない方の脚でびょーん、ずしん、びょーん、ずっしん、という感じでケンケンしてバルバロイの前に立ちつつ)
カラル:お手数をおかけしました。アーリィ様は気絶しているようですが……念のため、拘束しておきましょうか
“礼賛”:…ああ、人魚ですから健脚なのですね、そういえば。(もう魚人にしか見えません、ハシヒメ様)
リロル:わー、アーリィ生きてるよね。何かあったらスバル先生にもなんて言えばいいのか分かんないの。
バルバロイ:ええ、お恥ずかしながら私、このランクの中では一番、柔らかいかもしれません。(口元を抑えながら)
ハシヒメ:海の異貌はタフなんすよー。ま、バルバロイの旦那も命の別状はなさそうっすね、その様子だと。
バルバロイ:どういたしまして、カラルコロル。はい、拘束しておいて頂けますか?
“礼賛”:ああ、リロル様、ハシヒメ様。庇っていただいて助かりました。ええ、本当に。本当にっ。(涙目)
ハシヒメ:拘束ならウチが羽交い絞めにしといてもいいっすけどー
風月@GM:@カラルがアーリィの拘束を始めると、コホッと小さく炭化した血溜りを吐き出した。幸運にも、生きているらしい。このギリギリな感じからしてようやく礼賛の効果が生きたのかもしれない
リロル:(ナイスボディのお姉さんに拘束されるショタっ子…?)
リロル:(亀裂ベシベシ中)
“礼賛”:(…少し犯罪臭がします)
ハシヒメ:何か変な事考えてないっすか(ぁ
カラル:では(と頷くと、手にした骨片のバトンをアーリィの上へ山なりに投じる。表面を覆った銀糸は袖口にまだ繋がっており、銀色の尾を引いて飛び)
“礼賛”:イイエ、ナニモー。 ああ、リロル様、よくぞご無事で。(にこにこ)
リロル:ウン、ナニモー、礼賛も無事でよかったの
“礼賛”:そして、アーリィ様もご無事でなりよりなにより。(にっこにこ)
ハシヒメ:本当っすかねぇ。まぁいいっすけど。
バルバロイ:……しかし、防御する手前にちらりと見えたのですが……私の≪響砲≫が三つほどアーリィの腹に直撃したような…礼賛様々ですね。
風月@GM:@リロルが亀裂をベシベシ叩くと、右側の壁の一部がパコッと剥がれ落ち。『1・B1・B2・B3』と文字の入ったボタンが出現した
リロル:……またなんか出てきたの。
“礼賛”:いえいえ、バルバロイ様。私は何も。ただ都合よく勝利できれば良いと願っただけでして、ええ。
カラル:(手指の手繰りで、骨片を覆っていた銀糸がほぐれて広がる。隙間を広げ、残った慣性 に従って落ちていく銀色の編み上げは、投網のようにアーリィに被さり押さえつける。さらに銀糸の先端を伸ばして操り、投網とは別にアーリィの体をぐるぐる 巻きにして、手足の動きを封じておく)
ハシヒメ:また隠し通路か、書くし扉っすかね?(リロルの方近づいて見て)
“礼賛”:B3です。
リロル:『1・B1・B2・B3』……またさっぱりなの
バルバロイ:ご苦労様、カラルコロル。
“礼賛”:地下ですよ、おそらく。人間で言う“エレベーター”です。
ハシヒメ:…おぉ、なるほど。そんなものもあったっすね
リロル:じゃあ、B3が一番下?
カラル:(何かの繭のようになりつつあるアーリィから十分に距離を取りつつ)ご所望でしたら、爪弾きひとつで首や手足を落とせるようにもしておけますが
風月@GM:アーリィ>(静かに眠っているようだが、カラルに縛られてもピクリともしない。ただ、黒々と焼け爛れた皮膚は、目に見える速度で自動修復されているようだ。アーリィの身体能力ではなく、先に掛けられた魔術によるものだろう)
風月@GM:@






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<感想>
あー怖かった(ぁ)

異貌軍幹部相手ということでアーリィのスペックも高めで設定していたのですが、
空母級の皆さんの牙城を突き崩すにはまだ足りなかったですね、流石に修羅場慣れしてらっしゃる。
とはいえ手傷を負わせることは出来ましたし、バランスも掴んだので、ツギコソハ。

しかし今回は皆様色々とデストロイしてましたが特にハシヒメ様のデストロイっぷり激しかったですね、主に貴重書類とか床の(ぁ)

さてさて次回はちょっと意外なことが起こるかも。


<賞金状況>
エドワード:7.7億
エイル :16.5億
クロエ :17億
ルナ  :31億
デュナン:37億
アカネ:50億
ラセツ:50億
イオン :70億

<今日の死亡カウント>

現在合計…… 154回

<スフェラの青春カウントダウン>

残り……    89日(8/26日時点)