風月GM:@
さて、今回は異貌領の話である。
人間達が『チキチキ☆突発遭遇戦想定集団演習大会』などをしている間、異貌軍はそれなりに混乱していた。

風月GM:@
よりにもよって『異貌軍の統率』という、ぶっちゃけ誰もやりたがらない仕事を一手に引き受けていた鋼鉄将軍が斃れたせいである。
領地と軍こそバルバロイが一時的に預かっているものの、それを継承させる対象が未だに見つかっていないのだ。
「おいお前やれよ」「やだよお前やれよ」状態なのである。
異貌軍会議では「いっそバルバロイそのまま引き継いでしまえ」意見や「ギーラが全部寄越せといってるけど」などの意見が出てはいるが、未だまとまってはいない状態だ。
そもそもまとめ役の議長が居ないのだからまとまらないのかもしれないが。
「じゃあ議長お前やれよ」「いやお前(ry」
そんなこんなで今日の異貌軍幹部会議も最近の人間軍の動向について情報を交換しただけに終わったのだった。

風月GM:@
というわけで、今回はそんなまとまらない会議を終え、異貌軍幹部の面子が暫しの休憩をしているところから開始となります。
場所はラクザの異貌軍本部の会議室です。

“礼賛”:…ボク、なんだか場違いなところにいる気がします。(お茶を用意しながら周りのメンバーを見渡して。)
風月GM:アーリィ>みなさーん、お茶が入ったよー。(各自の注文に沿ったお茶と茶菓子をトレイに載せ、笑顔で運んでくる)
“礼賛”:お熱いうちに、冷たいうちに、どうぞお召し上がりください。(アーリィのあとに続いて、トレイを運び。)
風月GM:@ちなみにアーリィはリロルの話し相手(?)としてコクセツザンに逗留中、週四度の勉強にも随行しており、早くも異貌軍では良く見られる存在となっているようだ
リロル:(将軍の遺言が効いたのか、最近はちょいちょい仕事している様子らしく。持ち込んだ書類とキスすんじゃねーかって勢いで間近凝視しつつ)あー、ありがとうアーリィ。
バルバロイ:……(今までよりずっと仕事が多くなったせいで目元にクマできてる。ベスト脱ぎネクタイも外し、フゥ~~っとすっごい重い溜息)
ハシヒメ:あー、どうもっすアーリィ。にしても面倒くさいことになったっすねぇ…(お茶ずずー)
バルバロイ:ああ。ありがとうございます、アーリィ。それに、礼賛の……
風月GM:アーリィ>いえいえー、お疲れ様です(バルバロイの前にはユンケ○3本と頭痛薬をそっと置き)
リロル:ええとーええとー……ええとー……ええ…とー…(ぐったり)
バルバロイ:(頭痛薬を六包を口に流しこみ、ユ○ケル三本を一気飲み)
ハシヒメ:さすがに皆ぐったりしてるっすねぇ。無理ねぇっすけど
風月GM:アーリィ>(健康に悪そうだなぁ…… 芸人って異貌領でも大変なんだなぁ)
リロル:……(お茶ずずー)……麦茶、美味しい。
“礼賛”:いえ、バルバロイ様もお疲れのご様子で。何か気の利いたものを用意できると良いのですが、ミントでもご用意しましょうか。
バルバロイ:ハシヒメはあまり、応えていないようですね。港町の管理で慣れているだけはある
バルバロイ:いえ、今更ながらその経営術をこうなる前に少しばかりでもご教示願っておくべきでした。ああ、礼賛の。頼みます。
“礼賛”:(無所属でよかったなぁ。/ぼそり)
ハシヒメ:まー、それもあるっすし、水分切らさなきゃウチは基本元気っす。タフさが陸での数少ない取り得っす
リロル:うー、うぅー、将軍ももう少し後のこと考えて欲しかったの。お陰で色々滞りまくりでしんどいったらありゃしない。
“礼賛”:ではすぐにでも。熱いので甘いアイスにでもして当分の補給をお忘れなく。(カチャカチャ)
ハシヒメ:とは言え、この話題はウチにあんまり責任持たされても困るっすよ。ウチの管轄は本来海で、陸はおたくらに任せたいのが本音なんすから
バルバロイ:ゼムナス>(たまにハシヒメの背中に、バケツで汲んできた水ぶっ掛けてる側近)
風月GM:アーリィ>遺産相続って人間の方でも揉めるみたいだしね。いっそ暗黒武○会でも開いて優勝者に全部あげちゃったらいいんじゃない?
ハシヒメ:(ぐっしょり濡れつつ元気な人魚)
“礼賛”:もとい、海だけでも手一杯であると――そう仰せですか、ハシヒメ様?
“礼賛”:…ゼムナス様にもミントアイスをお持ちしましょう。(そそくさと裏方に。)
リロル:(カヌレはむはむ)分かってるよぉ。逆にいうとハシヒメに海方面は全て任せているんだから、これ以上負担かけれないの。
リロル:アーリィ、その知識は何処からもってきたの?(
バルバロイ:ご助力願いたいのは山々、ではありますが此方の面倒をあまり押し付けないというのも協定の内。
風月GM:アーリィ>マリンお姉ちゃんの”おとこらしい”資料だよ(ぁ)
バルバロイ:いやはや、こんなことならばもう少し協定内容を有利にするべく色々と裏工作でもしておくべきでした。HAHAHA。
リロル:確かに男らしいけどねっ(
“礼賛”:バルバロイ様、口に出ておりますよ。アイスお持ちしました。(ミントアイスを傍にこと、と。)
ハシヒメ:ぶっちゃけ使える兵隊が少ないっすからねウチは、知能の低い獣みたいな異貌は多くても。統治や支配ってのは大変っす
まーぶっちゃけウチはこのままバルバロイの旦那が支配しちゃえよってな話なら賛成するっすけど

リロル:(書類にサインを書いてしまって、また違うの出して、書いて、しまって、出して、バツつけて、しまって出して…)
バルバロイ:わざとです。(アイスミントもぐもぐ)
“礼賛”:左様で。(苦笑)
リロル:……ふぅ、(立ち上がって)
リロル:(とてとて窓に近づいていって)
リロル:(ガラッ/ぁ)
風月GM:アーリィ>リロルどこ行くの?
“礼賛”:(なんとなしに耳を塞ぐ。)
ハシヒメ:お嬢が逃げるっすよー(
バルバロイ:ジハード>(窓の外に張り付いてる/ぁ)
バルバロイ:ジハード>やあ(
リロル:Σ(びくっ)
リロル:え、あのちょうちょ捕まえるの(何もないとこ指さしてる)
バルバロイ:ジハード>(窓の上枠に捕まり、勢いを付けてドロップキック気味に。足裏をリロルに叩き込みながら部屋にダイナミック入室)
ハシヒメ:何もないっすよお嬢。そしてジハードの旦那はいつからそこに。
リロル:(ごふぅ)
風月GM:@因みに鋼鉄将軍の奥さん『ライラ』は政治には元から不干渉で、将軍の私財を受け取った後は変わらず自宅で孤児養育施設を運営中である。将軍の暴挙は薄々感づいていたらしく、相続から葬儀まで、涙を見せることは無かった。
“礼賛”:新手の入室方法が増えていますね、本当に。(待った埃をさっさっさっと掃く。)
バルバロイ:ジハード>リロル様が逃げ出しそうな気配を察知して数秒前に壁を登り始めてた次第に御座い。
ハシヒメ:それはナイスっす
リロル:ふ、ふふ…さすがリロルの子分、リロルの行動ならお見通しなの…っ…
風月GM:アーリィ>リロル、リロル。落し物だよ(立った時に落ちた書類を拾い集め、屈託の無い笑顔で差し出している/ぁ)
バルバロイ:……ああ、そうだ。ハシヒメ、面倒事ではありませんので一つ引き受けて下さい。
バルバロイ:ナイスだアーリィ。ブラヴォーだ、アーリィ!(
ハシヒメ:何っすか?
リロル:(這いずるようにして席に戻ってきた)
“礼賛”:なんと出来た子なのでしょう。(ほろり。頭なでなで。)
ハシヒメ:アーリィはいい子っすねぇ
風月GMアーリィ>え? あ、うん、いえーい(良く分からないけどサムズアップしてる)
リロル:亜里我塔名野(ありがとうなの)
バルバロイ:いえ、ライラ様の孤児院運営に関して少々。ヨーゼフの遺品と金がまた幾つか見つかりましてね。それを後程、あの方に届けて頂きたい。
風月GM:アーリィ>リロル、発言の画数が多いよ(ぁ
“礼賛”:(バルバロイ様、いえーいですぞっ!という目。)
風月GM:@と、そんな異貌軍の歓談(?)の最中に、控えめにノックの音が響き渡る
バルバロイ:つーかあのヤロウ、探しても探しても何かしら見つかりやがる。どんだけ隠し持ってたんだあの鉄塊めおかげで処理が面倒臭ェの何の!
リロル:バル、素出てるの
ハシヒメ:はぁ、つまりはへそくりの配達っすか。(ぁ
リロル:…あれ、ノック? この丁寧さはギーラじゃないの( だれー?
ハシヒメ:…っと、どちらさんっすかー?
バルバロイ:そう、へそくりの配達。運搬業は得意でしょう、アナタ(
“礼賛”:あ。はい、どなたですかー?(扉へとてとて)
バルバロイ:おや。何用か。入りなさい。(取り繕って/ぁ)
ハシヒメ:まぁ使いっ走りが慣れてるのは否定しないっすよ。引き受けたっす
“礼賛”:(扉ガチャと開けて。)
“礼賛”:(来訪者を中へ促すように。)
風月GM:???>は、失礼します!(と、入ってきたのは元鋼鉄将軍の軍の副官だった人熊タイプの異貌だ)
リロル:(もふもふもふもふもふもふもふもふ)
ハシヒメ:何かまた問題っすか?
風月GM:人熊異貌>ライラ様から皆様に手紙が届いたので、お持ちしました。緊急の要件ではないが、気になったことがあるので届けるようにと
バルバロイ:おや、貴方は確かヨーゼフの……
バルバロイ:ジャリ。止めろ。(>リロル
風月GM:@そういって、人熊はモッサモサの毛皮の懐から一通の手紙をバルバロイに差し出した
リロル:気になることって、これ以上面倒は御免被りたいの…(もふ)
風月GM:人熊>面倒ごとではあるようですが……(もふられつつ) 解決してくれたら腕によりをかけてフルコースを見舞ってくださると仰ってましたよ
ハシヒメ:ふむ、ライラ様からっすか。気になることって何すかね?
“礼賛”:おやおやまあ、何方と思えば。何事でしょうね。
リロル:いいじゃんか、少しは癒されたいの癒されたいの、癒されたいの。
バルバロイ:ご苦労様。(受け取り。)
リロル:(ガタ)
バルバロイ:……ライラ様のフルコース?
バルバロイ:(リロルの手を掴み、伸びてる爪でしゅっと封を切ってる)
リロル:ライラのご飯っ、ライラのご飯食べられるのっ? 命を賭すにふさわしいのっ!(
リロル:(しゅっ)
ハシヒメ:変わり身早いっすねお嬢(
リロル:最近お出かけもできなくなったし、今の楽しみは精々食事くらいなの。
バルバロイ:(手紙を取り出し、広げてみた)どれ、どれ。
風月GM:@手紙の内容は以下である。
『夫の私室を整理していたら、なにやら秘密の暗号が書かれた紙切れを見つけました。異貌軍の大事な情報かも知れませんので、確かめていただきたく存じ上げます。情報秘匿の問題がありますので、申し訳ないですがこちらまでご足労願えないでしょうか』
ちなみに鋼鉄将軍宅兼孤児養育施設”鋼鉄の館”はここから徒歩で5分、リロルで10秒の距離である

“礼賛”:あ。クマさん。お茶、如何です?(緑茶の湯呑を持ってきて。)
風月GM:人熊異貌>あ、ありがとうございます(恐縮しながらお茶を頂いてる)
リロル:つまり、こっち来いってこと? どうしようバル、おみやげもっていかなくちゃ
ハシヒメ:ふぅん?暗号っすか(手紙覗きこみ)
風月GM:人熊異貌>お館様は趣味でダンジョンやら隠し扉やらを作るのが好きでしたから、案外そういったものとも関係があるかもしれません
バルバロイ:(見えるように傾けながら)姫。私の私室にマカロンの詰め合わせがありましたので持って来ては頂けませんでしょうか
“礼賛”:いえいえ、お勤めご苦労様です。これからもよろしくお願いいたしますね。(にこにこ) 暗号? 財宝でしょうか。
リロル:はーいっ(部屋を飛び出したと思ったら3秒で戻ってきた)( ノ・×・)ノ【みゃかろん】ただいまっ
リロル:@…なんだみゃかろんって
ハシヒメ:早いっすね(
バルバロイ:財宝でしたら一々運搬せずにそのままライラに下げ渡せばよいので楽といえば楽ですが、さて。(みゃかろん詰め合わせ、を、受け取り)
“礼賛”:(手紙の内容を流し見て。) それなら、上質の和紙でデコレーションを致しましょう。今ちょうど良い包装紙と紐がありまして。(裏方から小道具持ってきて、みゃかろん包装なぅ。)
風月GM:人熊異貌>皆様ありがとうございます。では、先にライラ様にお伝えしてきますので、自分はこれにて。(一礼して退場し)
リロル:みゃかろん。バルがつくぅったやつ?
“礼賛”:完了ですっ!(受け渡しの横から、なんかポーズ決めて完了したらしい。)
リロル:@(悶絶中)
バルバロイ:ありがとうございます。はい、私の手作りです。新作なので丁度宜しい。
ハシヒメ:何か面倒なものを隠してたら嫌っすねぇ。将軍のことっすからありえそうなのがまた。
バルバロイ:……ふむ。アーリィ?
風月GM:@というわけで、礼賛がみゃかろんの包装を終え、訪問の準備が整ったところで移動開始。程なくして”鋼鉄の館”へと到着する運びとなる
“礼賛”:お気を付けてー。・・・というより追い抜きそうですが、我々が(
風月GM:アーリィ>なにー?
バルバロイ:一緒に来なさい。その力を充てにしているわけではありませんよ。我等一同が動く機会など中々ありませんので、ちょっとした社会科見学に良い、かなと
バルバロイ:それに。此処に残しておいたらランオットやギーラあたりが勝手に遊びに連れ出しそうなので、それの保険も兼ねて。
リロル:そうするといいの、アーリィ一人でもつまんないでしょ
風月GM:アーリィ>おおーっ! バルサンありがとう! 僕鋼鉄将軍さんのおうちって一度行ってみたかったんだ!
風月GM:アーリィ>(わーいコッソリ着いていかなくてすんだーっ♪)
ハシヒメ:まぁ、アーリィなら粗相やらかす心配もないっすしねぇ。お嬢と違って(ぁ
バルバロイ:リロル様と違って(
風月GMアーリィ>リロルそそーするの? そそーってなに?
バルバロイ:……私が言わなくてもこっそりと付いて来る気だった。そんな顔をしましたよ今(
“礼賛”:リロル様とは大違いです(
風月GM:アーリィ>うん、そうだよ(ぁ)
リロル:粗相しないリロルに価値があるとでも?(真顔)
リロル:あとアーリィ、勝手に突いてくるのはめ、なの(おでこつん)
ハシヒメ:そこ威張るとこじゃないっす、お嬢(
バルバロイ:っく。最近、姫のヤンチャぶりが移ったのか……っ?
“礼賛”:…あとで紅茶クッキーでもお届けしましょう。アーリィ様が可愛い。(ぁ
“礼賛”:それは由々しき自体ッ!!
風月GM:アーリィ>はうぁ(ツンされ) ご、ごめんなさい……(そしてシュンとしている)
バルバロイ:(リロルの顎先を蹴飛ばした)
風月GM:アーリィ>Σ
リロル:げぐっ!(脳が揺れてる)
バルバロイ:粗相しない姫のほうが価値がありますのでお忘れなきようにお願いいたします。
“礼賛”:…追加の頭痛薬が必要のようで。(備え備え)
ハシヒメ:苦労してるっすね、バルバロイの旦那。
カラル:失礼を。カラルコロル・カル・クラン、ギーラ様の代理として参集致しました(するり、と音も無く空から滑り降りてくる)
バルバロイ:御心配には及びません礼賛の。これぐらいならば、いつものこと……っく。すみません、やっぱり薬を…っ
風月GM:アーリィ>あ、カラルさん、こんにちはー!(手を振ってる)
“礼賛”:将軍が死去されてから余計に負担が( 無言で薬を差し出した。
バルバロイ:(頭を抑えながら)……カラルッ。よく来てくれた。ここでギーラなんぞ来て余計なこと言おうものならちょっと殺しかねん。ただでさえイライラしてるのに(
ハシヒメ:どんまいっす(
“礼賛”:おや、どこから話を聞きつけて?
バルバロイ:(頭痛薬三包、昆布茶で注ぎ込んでる)
“礼賛”:バルバロイ様しっかりしてくださいッ。
リロル:い、いいじゃんかあ、さいきん、仕事ばっかりでふざけるひまないんだし…。(ぐた)
“礼賛”:(仕事ばっかり・・・?)
バルバロイ:ジハード>(リロル様、最近息をするように嘘吐くようになった)
カラル:いえ、単に異貌軍幹部の一角として招集がかかっていたのを「カラル、面倒くせェからテメエ代わりに行って来い」と仰せつかって参じた次第です( それで今、如何様な状況で?
リロル:あー、効くの。(よろよろ立ち上がった)あ、カラルなの。よかった、リロルも今日はギーラの相手できる元気がないの
リロル:(ジハードと追いかけっこなう)
ハシヒメ:一応お嬢だって偉いんすから、仕事するっす。
バルバロイ:ジハード>(既に背中が豆粒クラスに遠ざかってた)
バルバロイ:ゼムナス>どうぞ。(ライラの手紙を渡す)>カラル
風月GM:アーリィ>えっとね、これから鋼鉄将軍のお家に行くところだよ。ライラさんに呼ばれたんだって
“礼賛”:なるほど。ええっとですね(必殺のかくかくしかじか魔法発動でカラルにお説明しつつ、角を鑑賞中。)
リロル:ぬぅっ、最近逃げ足速いのジハード…(しょんぼり)
バルバロイ:ゼムナス>……しまった。水汲んでくるの忘れてたっ。ハシヒメ様、今行ってきますから干からびないようにっ
リロル:そりゃあ、リロルだってできれば仕事したくないもん。でも仕方がないの。
ハシヒメ:ちょっと暗号解読に向かおう、って感じっすね>カラル
カラル:(ふむふむ)……なるほど、おおよそのところは把握いたしました。
“礼賛”:・・・ゼムナス様、いっそのこと水槽をお持ちになっては。移動中は水汲みできませんよ・・・。
リロル:将軍が死んだっていう事実が異貌軍に与えた影響は予想以上に大きい。このままじゃ動 揺した所を突かれて瓦解しかねない。とはいえ今現在異貌幹部で将軍に並べるほどのカリスマ性を持つものはリロルを含めてほぼいない状態。自由が本質の異貌 とはいえ、今は内部でいざこざしてる場合じゃないのー……(すげぇブツブツいってる)
リロル:……って話を一昨日したら、バルもジハードもランオットも何故か俯いちゃったの(
バルバロイ:……っ(ハンカチを取り出して目元を抑え/ぁ)
バルバロイ:目にゴミが……(
ハシヒメ:宜しく頼むっすゼムナス。……お嬢も知らないうちに成長してたんすね(
カラル:驚愕の事実で御座いますね(
リロル:それもこれも将軍のせいなの(ぁ)まぁいいや、とりあえずライラのとこ、いこー?
バルバロイ:今年に入ってから、ちょくちょくとこういうことを……巫山戯ていることもございますが…ちょくちょく……こういうことを……っ(
風月GM:アーリィ>でもいつも言ってたらリロルじゃない気がするよ(ぁ) あ、うん、行こう行こう!
“礼賛”:今までのこともあって涙なくして語れないのですね・・・。
風月GM:@ということで場所移動なり
風月GM:@詰め物を持って移動する幹部一向。偶然居合わせた異貌たちがギョッとして道を開ける中、目的地へは程なく到着する
風月GM:@”鋼鉄の館”は文字通り鋼鉄で作られた、持ち主の性格を現したかのようにキッチ リ正方形の建物である。1階が住居、2階が孤児養育施設という作りになっており、イメージとしては保育園兼首相官邸みたいな扱いをされている。因みに BabeLをぶち込んでも壊れないらしい。
風月GM:@ライラはそこの玄関で待っていた。将軍とは異なり、全身が鱗に覆われたリザードマンタイプの恰幅の良い雌異貌である。大昔に将軍が海のハシヒメと話をつけるために両生類異貌をスカウトして雇ったのが切欠で、色々あって今に至るらしい。
風月GM:ライラ>あらあらどうもぉ。皆さんお暑い中ご足労ですわ。リロルちゃんも大きくなったわねー?(バッチリお化粧した鰐の女人をご想像下さい。因みに出身は結構良いところお嬢様だったらしい(自称))
ハシヒメ:ご無沙汰してるっす、ライラ様。
バルバロイ:ごぶさたしております、ライラ様。バルバロイ以下数名、やたらと幹部ばかりになってしまいましたが到着致しました。
リロル:ライラーッ、わたしなのリロルなのーっ、たかいたかいしてくれーっ(全力でキャッキャしながら飛びついた)
風月GM:ライラ>はいはい、いくつになっても甘えん坊さんねー(少々元気が無いように見えたがリロルを抱き上げた瞬間パッと笑顔になり。勢い良く上空に放り投げてキャッチを繰り返している)
風月GM:ライラ>さぁさ、立ち話もなんですから中に入ってくださいな。冷たい飲み物も用意していますから
ハシヒメ:お邪魔するっすー
リロル:あはははははっ超たかいよーっ!!(腹から心底楽しそうに笑って。中に入る段になってもせなかにへばりついて離れないノ図)
バルバロイ:それでは、ご好意に甘えていただきましょうか。先程から飲んでいたのがユン○ルとか昆布茶ばかりなので喉がちょっとイガイガと……(
風月GM:@というわけで、そうそうたる面子は1階の客間へと通される。因みに見た目に反して内部は普通のフローリングの洋室で、季節のお花などが飾られている
“礼賛”:(母親の鏡ですね、ええ。)
風月GM:@因みに数秒おきに子供たちの歓声とドタドタという足音、断末魔の悲鳴やそこからメキョメキョ復活するような音が小さく聞こえてくる
カラル:失礼致します(すっ、と一礼しつつ部屋に入り。物珍しいのか、失礼にならない程度に周囲を見回している)
リロル:(背中なう)あのねーバルがねーおみやげにってみゃかろんもってきたの、みゃかろん。美味しいから食べなよみゃかろん。
バルバロイ:新作です。
風月GM:@間取りとしては二人暮らしにはかなり広いが、特に目立ったものは見当たらない。整理が住んでいないのか、部屋の一部にダンボールなどが積まれているのが見かけられるぐらいである
ハシヒメ:みゃかろんでなくマカロンだった気もするんすけどね(
バルバロイ:みゃかろんです(
風月GM:ライラ>(麦茶とスイカを人数分用意しつつ)あらあら、わざわざありがとうございます。とっても嬉しいですわ(喜んでバルバロイからみゃかろんを受け取り)
リロル:みゃかろんだもん(
リロル:スイカ(ガタッ)
カラル:もうみゃかろんでいい気がしてまいりました(
風月GM:ライラ>ふふ、明日にでも子供たちに出してあげようかしら。バルバロイさまのお土産はいつも大人気で一番になくなっちゃうんですよ?
ハシヒメ:ならもうみゃかろんでいいっす(
風月GM:ライラ>あ、そうでしたわ、そろそろ本題に入りませんとね、皆様お忙しいでしょうし。(もそもそとエプロンのポケットから日焼けした一枚の紙切れを取り出し)
バルバロイ:それはそれは。作り手としては喜ばしいことにございます。此度も自信作でありますので是非存分にご賞味を。
“礼賛”:バルバロイ様と遊びたがっている子供たちもいそうですね、本当に。
リロル:(しゃぐしゃぐ)それが例の?
ハシヒメ:宜しく頼むっす。…それが問題のやつっすか?
風月GM:ライラ>はい。実は、掃除していたらこれが夫の書斎から出てきまして…… 軍の執務は全てあそこでやっていましたから、大事なものもしれなくて、皆様に見ていただきたいんです
風月GM:@それは、一見してただのメモ帳の切れ端である。そこには走り書きで、以下の文字が書かれている。

「040502040102」

“礼賛”:それでは、ご拝見致します。――数字?
ハシヒメ:おや、てっきり文字かと思ったっす
“礼賛”:地図の座標だとしても、違和感がございますね。
リロル:んんー? でもタダの走り書きにしたら意味不明すぎるよね。
風月GM:ライラ>何かの暗号のようなんですけど、私にはサッパリで。夫は大事なものは隠したがる性分がありましたから、きっと何かを隠していたのかと思うのですけど
“礼賛”:あいうえお表でもないようです。(
カラル:拝見致します。……ふむ、これですか
バルバロイ:ええ。執務室から、倉庫から、それはもうあっちこっちから探せば探すだけ隠しものが出るわ出るわ……(
ハシヒメ:んー、これだけだとウチにもさっぱりっすね
風月GM:ライラ>あの人、元がとある王城の宝物庫に飾ってあった鎧ですから、なんとなしにそういうことをしたがるんですよ。(困ったものですわ、と懐かしむような表情で頬に手を当て)
リロル:何かヒントとかないのかなあ
風月GM:@では、紙を良く見てみると、数字には微妙に区切りがあるようです
“礼賛”:奥様、他に何か怪しいものは見受けられましたか? …鎧? それも王城の?
風月GM:@『0405 0204 0102』と、分かれている
“礼賛”:とけい
バルバロイ:……ふむ。四つずつに区切られていますね。
“礼賛”:――ここの時計はひとつだけでしょうか、もしや。
風月GM:ライラ>ああ、ヨーゼフは5千年以上昔に”亀裂”から出た瘴気を浴びて異貌となった鎧で…… あ、はい。時計は一つですわ
“礼賛”:奥様、申し訳ありませんがその時計、お借り願えますか、念の為に。
ハシヒメ:んー…区切りの1つめと3つめが全部0なのは、意味あるんすかねぇ
風月GM:@時計はロビーの壁に立てかけてある、古めかしい円盤状のそれをライラが取り外すと…… その裏には分かりにくいがなにやら取っ手のように凹んだ部分がある
リロル:礼賛はなにか思い当たる節あるの?
“礼賛”:ぱ行やがが行を含めて考えると、意味はあると思います。
バルバロイ:異貌軍どころか異貌最古の者でしたからね、あれは。……(窪みに目をやり)あちらに何か。
風月GM:ライラ>あら……?(ライラがそこに鋭い爪を引っ掛けると、その部分だけ壁がパカッと剥がれ。ブレーカーのような小型のレバーが現れる)
“礼賛”:ええ、トウホウには“あいうえお表”というのがありまして。それに数字を当てはめると言葉がなりたつというものです。・・・先程は04 05 と分けて考えてしまって失敗しました。(苦笑)
バルバロイ:……何らかの装置でしょうか。(近付いてみて)
“礼賛”:元は人間の言語が由来です。と、レバーですか。
風月GM:ライラ>あらあら、まあまあ。はい、時計ですわ(レバー無視して“礼賛”に時計渡してる)
“礼賛”:・・・鋼鉄将軍のことです、きっと何かしらトラップがある気がして仕方ありません。
カラル:…………なるほど、ご慧眼ですね
ハシヒメ:ふぅん…?
“礼賛”:ああ、これはありがとうございます。・・・って、コレ、もしかしてこれは著名なメルクマール作の掛け時計!!?(鑑定スキル発動)
リロル:礼賛、いきなり残念になったの(
風月GM:@近づいてみても特に何も無く、極シンプルに上下に動かすタイプのレバーである。ちなみに今は上に上がってる
バルバロイ:(レバーの前まで来て、指で軽めに周りを叩いている)
ハシヒメ:…下ろしてみるっすか?
風月GM:@叩くと、裏側は極細い空洞になっているような音がする。空洞は下へ伸びており、レバーの動力が下へ。つまり地下へ続いていることが推察される
バルバロイ:下ろしてみましょう。
“礼賛”:お願いいたします。(渡された時計の裏や針の動きに違和感がないか調べる。)
バルバロイ:この裏に何かしろ、あるようですし。……しかし、こんな小さなレバーをヨーゼフのあの太い指で引けるのでしょうかね。
風月GM:ライラ>その時計は夫が初めて人間の町を滅ぼしたときに略奪してきた思い出の品なんですよー(うふふ)
バルバロイ:(人差し指を引っ掛けて、下ろそうと力を込めた)
風月GM:@因みに時計は古くて良いものだが、特に違和感は無い)
カラル:これを設置されたのが鋼鉄将軍様ということでしたら、引いた瞬間「上からタライが!」ですとか、「足元がパカッと開いて落下」ですとか、そういった冗談のような罠は考えにくいでしょうか(
ハシヒメ:死んでから分かる将軍のお茶目な一面っすね(
“礼賛”:おお、それはまた貴重なものです。これは丁寧に扱わないといけません。(手持ちのハンカチで淵きゅきゅ、) 奥様、ありがとうございました。
“礼賛”:あるいは、固くないと死ぬデストラップだとか、ですね。
風月GM:@ガコン! と小気味良い音を立ててレバーが下がる。同時に、隣の執務室から ゴゴゴ…… と、何か重いものが動くような音がした
バルバロイ:上から鉄鉱石で、下からマグマが吹き出て来かねませんね
バルバロイ:……引いた後に言うのもなんですが(
“礼賛”:(時計返却)
“礼賛”:大丈夫、私がいるからトラップがあっても平気です。(にこにこ)
リロル:遅いのバル(
カラル:そういった真面目な罠の可能性も完全に否定できませんので、よろしければ私の銀糸で、と申し上げようとしたのですが、それよりも早くバルバロイ様が(
ハシヒメ:遅いっす。マグマは本気で死ねそうっすよウチ(
バルバロイ:それは失礼、カラル。いえ、この場合はオイシイから良い。と、言うべきでしょうか(
リロル:今日のバルは大胆なの
バルバロイ:重ね重ね、引いた後に言うのも何ですが(
バルバロイ:……隣から音が。
“礼賛”:隣…。なんのお部屋でしょう?(きょとん)
カラル:何らかの仕掛けの軌道音か何かでしょうか
リロル:聞こえるね。
バルバロイ:あちらは、執務室でしょう。
風月GM:ライラ>執務室、ですわ。先ほどお見せした紙が見つかった場所です
バルバロイ:(スイカを左手、右手に麦茶のコップ)行ってみましょう。
風月GM:@執務室を覗くと、これぞ様式美と言わんばかりに本棚がスライドしている。そして本棚が在った場所にはお約束の地下へと続く階段が出現していた。
ハシヒメ:……ふむ、分かりやすく地下室っすねぇ
リロル:この流れだと向こうに入り口が、とか?
カラル:非常にわかりやすい仕掛けで御座いますね(
風月GM:ライラ>夫はそういうのが好きでしたから(ぁ
“礼賛”:奥様、重ね重ね…そういえば、ライラ様とお会いするのは初めてでしたでしょうか。名は忘れてしまっているので、“礼賛”とお呼びください。(恭しくl頭下げて)
バルバロイ:(スイカ、しゃぐしゃぐ)ヨーゼフらしくシンプルで宜しい(
リロル:将軍ってばー
バルバロイ:(麦茶、ぐびぐび)昔は私の家にも似たようなことをされたものです。頼んでもいないのに地下にブリキのラビリンスが構築されて居た時は、流石の私も起こる前に腰を抜かしました。まさか、家を開けている半日のうちに施工するとは……(
カラル:ここに来て意外なお人柄が(
風月GM:ライラ>あらあら、ご丁寧にありがとう、礼賛様。申し送れましたが私はライラですわ、生前は夫がお世話になりました。今後とも良しなにお願いいたしますね(ゆったりと一礼、そして礼賛に笑顔)
ハシヒメ:初耳っすよそれは(
“礼賛”:buriki
“礼賛”:ブリキの迷宮ですってッ!!(きゅぴーん)
“礼賛”:これはこれはご丁寧に。高貴な方とご縁が結べ、感激にございます。(しゅぱ、と変わり身のように、にこりと笑い返し。)
風月GM:ライラ>まぁそんなことが? あの人ったら…… 夫がご迷惑お掛けして御免なさいねバルバロイ様
リロル:でもあの迷宮はその後リロルが美味しく遊びきったの。
風月GM:アーリィ>ねーねー、これ中に入らないの? というか入っても良いー?
バルバロイ:いえいえ。取り壊すのに半年もの歳月を要したことは根に持っていますが、ライラ様の所為では御座いません
“礼賛”:リロル様、何故無事なのですか(
ハシヒメ:まぁ、バルバロイの苦労談はさておき、入るっすかね
カラル:(さりげなく書斎の窓に寄り、開けて外の様子を窺ってみたり)
“礼賛”:アーリィ様、用心のために此処は頑丈な方に先行して頂くのが定石です。(自分は中衛アピール)
バルバロイ:ヨーゼフはあれはあれで、遊び好きなところもあったのですよ、ハシヒメ。カラル。……おっと、そうでしたね。入りましょうか。
風月GM:@外の様子に変化は無い、ライラ自慢の向日葵畑があるだけだ。動力源は構造からして地下にあるのだろう
“礼賛”:カラル様、警戒心がお強いですね。
ハシヒメ:意外にマジでお茶目だったってことは分かったっす。んじゃ行くっすよー
風月GM:@
では、カツコツと鋼鉄の階段を下りていく異貌軍幹部ご一行。
ちなみに灯りが用意されていないのでとっても暗い。
具体的に言うと命中ロールで-1d6のペナルティを食らいそうなほどの暗さだ(ぁ

リロル:れっつらごーなのー(きゃっきゃしながら早速降りて行ってる)
カラル:いえ、単に……そう、小さな羽虫が居ただけです。参りましょう(窓を閉め、隠し扉の奥へと皆の後に続き)
リロル:バル、くらいの(
バルバロイ:お待ちを(懐に手を入れ/ぁ)
“礼賛”:ああッ! リロル様、こんな暗いところで足早になりますと転んでしまいますよ?
ハシヒメ:お嬢、転ばないでくださいっすよー?(後に続き)
リロル:大丈夫だもん。まだだいじょうぶだもん(
バルバロイ:(ペンライトを取ってダイヤルを捻り、)
“礼賛”:アーリィ様、は…何も言わなくても大丈夫でしょうが、くれぐれも急がれませんよう、平に申し上げます。
バルバロイ:(映しだしたそこには地下の一番深いところまで転がっていくリロルの姿が鮮明に映し出された)
“礼賛”:(あっちゃー、と顔を抑えて。)
リロル:(ごろんごろんごろんごろん)
カラル:……命綱でもご用意いたしましょうか?(
バルバロイ:やめておきましょう。姫の道連れになり皆転がる未来が見えますので(<命綱
風月GM:アーリィ>ああ、リロル危ないようわぁぁっ(それに続いてゴロンゴロン)
リロル:(そして見えなくなった/ぁ)
“礼賛”:時既に時間切れです、カラル様(ほろり)
風月GM:@体感的に1階分の長さを転がり落ちて、ビッターン! と盛大に壁にぶつかった様な音が
ハシヒメ:……お約束っすねぇ(
風月GM:@それが間を空けてもうひとつ(ぁ
バルバロイ:ゼムナス>連鎖してるねえ。(ペットボトルに入れた水を少量ずつハシヒメの頭に掛けつつ)
バルバロイ:あと二つ続けば連鎖の果てに消滅しそうですね(
カラル:私共は安全を確認しつつゆっくりと参りましょうか(ぁ
ハシヒメ:それは遠慮したいっす(ぽたぽた水したたらせつつ)
風月GM:@くんずほぐれつ状態で目を回しているお子様2名の辺りで階段は終わり、左手方面に部屋が続いているようだ
リロル:あ…あーりぃ…だい、じょう、ぶー……?(地を這うような声が/ぁ)
風月GM:@部屋の方向からは明かりが漏れており、照明があるのが分かる
風月GM:アーリィ>だ、だいじょー…… ぶ、だよ(同じく地を這うような声が/ぁ)
カラル:迷宮攻略の手段の一つとして、入口から糸をずっと伸ばしておく、というものがあるそうですが、一本道であれば不要でございましょうか(道の先を窺いつつ
ハシヒメ:二人とも無事っすかー?…お、明かりが見えるっすよ
“礼賛”:…アーリィ様にリロル姫成分がこれ以上注入される前に、隔離するべきですバルバロイ様ァ!(きっ)
バルバロイ:昨今、真剣に検討中です(
リロル:あいだだだ…(くんずほぐれつ状態のまま明かりに気づいて)あ、何かあっち明るいの。
風月GM:@
部屋まで一本道で、その先に広い空間が広がっている。20m四方程度だろうか、石壁に囲まれている以外は特に何も無い殺風景な部屋である。部屋には灯りが用意されているらしく、壁にかけられたランタンが周囲を照らしている。

ハシヒメ:実行に移しても誰も文句言わないっすよ(
風月GM:@と、その部屋の中央でなにやらモゾモゾと動く気配がする
“礼賛”:ああ、ああ。せっかくのお召し物にホコリが。(リロルとアーリィを立たせて、埃を手で払い。)
リロル:(頭をふりふりしつつ立って)…あれ? 何かいま動かなかった?
風月GM:???>だれかぁ…… だれかぁ…… (地の底から響くような、甲高い、何か聞き覚えのある声がする)
リロル:……何か聞こえたの。
ハシヒメ:ん…?声がするっすね
バルバロイ:地下室の幽霊とはまた……ぅん? いや、この声、何処かで聞いたような…
風月GM:アーリィ>も、もしかしてお化け……?(嬉しそうに)
風月GM:@見てみると。両手両足を鎖で縛られて天井から吊るされた、いわゆる「プラ~ン」状態のミニ鉄将軍が部屋の中央でもがいている
リロル:はーい(てってってーと無警戒に声のする方に駆けて行ってる)
カラル:おや、どなたかと思えば
バルバロイ:ミニ鉄……
“礼賛”:・・・将軍?
ハシヒメ:…おぉ。本体がいなくなっても動いてるものなんすねぇ
風月GM:ミニ鉄>おおおおおっっ!!!! こ、これは幹部の皆様方ぁぁぁっ!!! 本物っすね! 本物っすよね!? 最近お館様が助けに来てくれる幻影が見え初めてきたっすけどv モノホンっすよね!?
ハシヒメ:幻じゃないっすよー
バルバロイ:こんなところでお化けのアルバイトとは物好きな。景気はいかがですか?
風月GM:ミニ鉄>通常は消えるみたいっすけど、なんか俺だけ魔力の供給源がこの地の龍脈とかになってるらしくて成仏したくてもできねーんすっよぉぉぉぉっ(滝のような涙を流しながら)
リロル:モノホンだけど、なんでそんなことになってるの?
“礼賛”:何でしたら幻影でも呼ぶ災難にあってみますか?(にっこり)
“礼賛”:ともあれ、幸運ですねミニ将軍。ボクたちがこれて。
ハシヒメ:またみょーなことになってるっすね。龍脈っすか
“礼賛”:いえ、成仏されないほうがいいでしょう。今はまだ。
風月GM:ミニ鉄>いやぁ、それが。この前戦場にエロ本持ち込んで読んでたのがバレて、こんなところに飛ばされちまったっす(テヘペロ)
バルバロイ:これまた、贅沢なものを魔力にしておられる
リロル:いい根性してるの。
バルバロイ:(足を持ち上げて)
バルバロイ:(ヤクザキックみたいな形でミニ鉄の頭を蹴り)
風月GM:ミニ鉄>とりあえずここを通ろうとした異貌に、そこの(あごをしゃくると、その先には鋼鉄の床に無理やり木製の立て札が突き刺さっている)立て札を読ませるようにって言われてるっす
“礼賛”:おお、それはまた良い気迫をお持ちで!(礼賛パワー注入中。)
ハシヒメ:物凄く残念な理由だったっすね。反省室っすかここ。
リロル:バルー、壊しちゃ駄目だからねー(立て札の前に立ちつつ/ぁ)
バルバロイ:手加減しています
風月GM:ミニ鉄>はぎゃぁぁぁぁっ(ポーンッ!と勢い良く蹴り飛ばされ、ブランコみたいに弧を描いて急上昇し、天井に頭を強打した後、ぷらーんぷらーん……)
ハシヒメ:立て札…?(覗いてみて)
風月GM:@立て札には以下のように書かれている。

『一切手を触れず魔術・能力の類も使わずに気絶させよ』

“礼賛”:とりあえず壊れなかったようです。
リロル:……あのミニ鉄をってことだよね。多分。
“礼賛”:気絶させる? ミニ将軍を?
風月GM:@※一人でも2d6で10以上出せば成功。ロールプレイによりボーナスが加算されます
バルバロイ:まったく。戦場で何をやっているのか。家で読みなさい。
ハシヒメ:はぁ。なんか良く分からないっすけど、やってみますかね(腕ふりかぶり)
風月GM:@※一人につき一回挑戦可能、全員失敗するとなにか罰ゲームっぽいことが起こるような予感がします(ぁ






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<感想>
というわけで今回は異貌側のシナリオです。
雑談以外で異貌側のシナリオやるのって実は初めてですよね。
戦闘までやる予定なのでどうぞお手柔らかに。

さて、やっぱり今回もカオス…… と思いきや今回は意外と常識的でしたね異貌軍の皆様。
衝撃のジハード登場とかはありましたけど、全体的に見るとみゃかろん持って困ってる奥様のためにお宅訪問してるわけですし。
むしろ人間側より常識的という事実が(ぁ)
ギーラとラオンオットが居たらまた違ったかもしれませんが、この2名が居ないとリロルさえ抑えればとても常識的な集団になると思った今日この頃です。
カラルとか礼賛とかバルバロイとか、むしろ人間側面子と比べるととても礼儀正しいですよね。
ああ、そうか。人間側と言ってもあっちは人間居ませんでしたね(ぁ)



繰り出される将軍の後出し設定は取り合えずスルーして、
ギミックも用意しているので次回もお楽しみにどうぞ。


<賞金状況>
エドワード:7.7億
エイル :16.5億
クロエ :17億
ルナ  :31億
デュナン:37億
アカネ:50億
ラセツ:50億
イオン :70億

<今日の死亡カウント>

現在合計…… 154回

<スフェラの青春カウントダウン>

残り……    96日(8/19日時点)