大学でのビジネスメールの書き方                                

 ビジネスマナーとは互いの事務コストの最小化です。

 事務コストには心理コストも含みます。過度な略式は,相手に心理コストをぶつけます。

 LINE世代にメールは面倒でしょうが,ミニマムのマナーでオッケーです。

(良くない例)

まずは良くない例から

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・文例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(送信者名) s25ah001@seinan-gu.ac.jp
(件名)  Re:事務連絡です

了解しました。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・文例終わり・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

アドレスから25ah001さんだと推測できますが,調べる手間が増えます。
メールは「送信者名の自動判別」ができません。署名がないと不便です。


(1)スマホから出す時

「件名に署名」,「宛名」,「用件」,「署名」でオッケーです。「件名に署名」は助かります。

・・・・・・・・・・・・・・文例・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・
(送信者欄) 山田太郎 s25ah001@seinan-gu.ac.jp  (氏名表示設定を) 

(件名欄)山田太郎です。

○○先生
  了解しました。
          山田
・・・・・・・・・・・・・・・文例終わり・・・・・・・・・・・・

(2)パソコンから出す時

「署名と件名」「宛名」「用件」「あいさつ」「署名」「自動署名(電話番号入り)」が基本形です。

・・・・・・・・・・・・・・文例・・・・・・・・・・・・・・・・
(送信者欄) 山田太郎 s25ah001@seinan-gu.ac.jp  (氏名表示設定を) 

(件名欄) 山田:課題レポートの提出について

 ○○先生
   ゼミの課題を提出します。
   よろしくお願いします。
                  山田太郎 
>山田君
> 演習の課題はできあがりましたか?
>             ○○より

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西南学院大学 経済学科2年
     山田太郎 ab98kh123
携帯電話番号 0908 765 4321
アメフト部所属,渉外担当
/////////////////////////////

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・文例終わり・・・・・・・・・

(3)メッセージ機能 (moodle ) の注意点


moodleの一斉メッセージで 「読んだら了解と返事下さい。」 

と送ると,お返事が

  「了解」

と,一言だったりします(汗)。日本語は難しいですね。。

 「了解しました。 山田太郎」

としておくと十分でしょう。

(4)メールを使うべきでないこと

  「メール」→「電話」→「直接会う」  の順番で丁寧です。

 メールは最も手抜きなので,謝罪に使うと失敗します。何かでやらかしたら,まず電話を。