大盤峠


 「風土記御用書出」には「大盤平通北十三濱之内月濱より當都水戸邊村江之通路上の大番平坂」とある。かつては戸倉半島部の北上山地を越え、北上川と三陸を結ぶ主幹路だったが、非常な難路のため、海岸部に県道(現在のR398)が整備されると、廃道に向かった。昭和40年にはこの峠道に林道が開通。それが現在の大盤峠で、周辺は町営牧場として整備され、海、山の眺望地として観光的に脚光を浴びていた(昭和の時代)。

 峠道南側は石巻市の管轄で、全舗装されている。メインディッシュは北側の南三陸町の管轄である林道部分。距離は短めだが、高低差がありガレ気味で走っていて楽しい。 また、DやEの地点はオフ車でなければ入れない、オフ車の特権のような場所。眺望が良く、オフ乗りなら一度は来て見てほしい場所である。

 全長・・・7.5km(未舗装路3.9km)
 

令和2年11月現在

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