板室温泉オフ会 湯巡りは戦いだ!




・・栃木県の湯巡りオフ会に参加した温泉を順番に紹介します・・

■板室温泉オフ会召集令状発動!■
 
 温泉のスペシャリストが集うオフ会が栃木で行われた
 板室温泉に一泊し、ガンガン湯巡り。 そのあやしい集団に私もひょこひょことついて行った。 
 なんの予習もせず、地図も持たず(←当然ダメだしされたけど・・・笑)
 2日間で16湯、多分私的に一番ハードな湯巡りとなった・・・。


 国民保養温泉地である板室温泉。宿泊者に限り9ヶ所の加盟旅館の湯に入れる湯巡りをやっていて、
 無料で入浴することができる。
 源泉が違ったり微妙に湯加減や肌触りなどに差があり、こういう入り比べも面白いです。
 
【那珂川温泉 皆幸乃湯】

内湯と露天がある日帰り入浴施設。ヌルツルする透明な湯で入り心地いい♪
広い浴室内に常連さんがいるも、サウナと水風呂を往復。熱心な姿に関心しながら内湯でマッタリしていた。

ここの温泉で各方面のメンバーが集合。
久しぶりの再会だが、10時過ぎですでに空腹の私は食事処のショーケースに釘付け・・・! しょうがないので持参のチョコでパワーアップ。
【板室温泉 ホテル板室】

板室温泉街の手前にある鉄筋の大型ホテル。小さめの内湯と露天には、透明な湯。
 駐車場では硫黄のような香りを感知したけど、それとはまったく別の湯だった(^^;

【手打ち蕎麦 柏屋】

板室温泉に昼過ぎに到着し、本日宿泊の宿にて食事処の情報をゲット。
温泉街の先にあるお蕎麦屋さんです。

小奇麗な店内で1日限定10食の「さらしなそば」が13時でもまだあるという・・・何かがあやしい。 私は蕎麦食べれないので、「鳥団子汁うどん」945円
「うどんは手打ちじゃないよ」と言われたが、細めでツルツルの食感は美味しいほうだと思いました。鳥団子が手作りで美味しいよ(^^)
【板室温泉 ゆめぐり】

国民保養温泉地である板室温泉では、宿泊者に限り加盟の旅館(9ヶ所)の湯に無料で入れる”ゆめぐり”を実施している。 
そう、これが今回のメインイベント!!

当日は1ヵ所休業だったので宿泊する宿も含めて8ヶ所を無料で体験できます。宿で貰えるピンクの巾着と浴衣が目印。当日は雨だったので半纏を羽織って湯巡りスタート♪
【板室温泉 江戸や】

内湯とそれに続く混浴露天風呂があります。
内湯は仕切られて温度の違う2つの浴槽があります。
外には混浴露天風呂があるけれど、透明な湯は入りづらいなぁ〜。
話によると露天の湯はイマイチだったようなので、内湯でじっくり・・・が良いようです。
透明でつるっとするけど、あんまり特徴感じられなかった。
【板室温泉 加登屋旅館】

本館はとーっても渋い木造の建物なのだが入浴不可なので、立ち寄りは別館のお風呂になります。木造りマニアとしては残念!

2階にある浴場には綺麗で広い内湯、浴槽は湯口より3段に分かれており自分の好みの温度で入浴することができます。 窓も2面で明るい。
ここが今回巡ったなかで一番広い浴場でした。
【板室温泉 旅館中久】

内湯のみの小さな旅館。
浴槽が深い。湯気が篭もっていたのは辛かったので、早速2ヶ所の窓全開!
浴槽中央の3ヶ所からボコボコと湯とともに気泡が上がり、その音が胸に響くコンサート状態を体験。別の意味で印象深いです。
【板室温泉 水清館】

内湯と混浴露天風呂があり、場所が玄関から左右に離れています。
タイル造りの内湯は、適温・温めに分かれている。
当日は立ち寄りだというのにコーヒーやお茶請けのかりんとうを頂き、宿の方の対応もとても親切。泊まっても満足できそうな宿でした。
【板室温泉 山晃館】

温泉街から山に800m入った場所にある宿。
内湯と混浴露天風呂があります。
ここの内湯でキラキラ君&オレンジ君と戯れる。湯が新鮮ザバザバ!

混浴露天風呂は木造りで眺め最高♪←だけど入ってない(^^; 
【板室温泉 一井屋旅館】

内湯が2ヶ所にあります。今回巡ったなかで二番目に広い浴場でした。

本館・別館からなる大きな旅館。2ヶ所ある(本・別)内湯のうち木造り浴槽の別館へ。
使い込まれた木の浴槽に、桜の壁画がインパクトあり。 大きめの浴槽なのでのんびり浸かれます。
【板室温泉 勝風館】

ちょっと怪しげな超音波風呂が人気の宿。
1日10回ほど定期的に超音波が作動し、時間になるとみな壁にくっついて超音波の恩恵に与っていた。
二つに仕切られた浴槽は広めが6人ほどの超音波風呂。4人の小さめ浴槽は若干湯温が高め。
適温なのでのんびり浸かると後から汗が引かなくて困った(^^;
※ここの宿へは夕食後に訪れました
【板室温泉 山喜荘】(宿泊)

透明で見た目特徴のない温泉。しかし浴後にどーっと汗出るあたたまる湯。仕舞いにはもう何がなんだか分からなくなってきて、フラフラになりながら今夜宿泊の宿へと戻る(苦笑)
後でどこがどんな湯だったか復習せねばなるまいなぁ〜(--;;

・・・部屋・・・

写真は私が宿泊した部屋ではありません、隣の仲間の部屋で広縁があるので撮影させてもらいました。

造りは古いけどお布団フカフカです。
電気ポットやお茶セットもあり、普通に過ごすには問題なし。
電球の紐の先に五円玉が付いてるのが湯治場って感じがした。
トイレ・洗面、冷蔵庫は共同。 
・・・スペシャルな部屋・・・

部屋は古いし狭い6畳だけど、なんとっポリバス温泉付きの部屋ゲット!
夜交代でフレッシュな源泉を味わう(^^) 
・・・夕食・・・

温泉入りまくってお腹空いたところで別室で夕食。
〔マグロ・ホタテの刺身、川魚の塩焼き、なめこおろし、枝豆、エビフライ、鍋、ご飯、お新香、味噌汁〕
山の料理と想像してたけど、エビフライって? まぁ、一泊2食7500円だしおかずになったのでよしとしましょう。。。

そして宴会の途中から温泉のスペシャリスト達がただの酔っ払いに変身したことはナイショでございます。。。
・・・お風呂・・・

内湯も溢れる湯を眺めながら毎回貸し切り状態。。。
カランも全て源泉でまかなっている為、シャワーの出が少々悪い。けど、そんなことまったく気にならないほど湯がいい。
大人しいんだけど、じんわりと体に沁み込んでくる湯。

=板室温泉のまとめ=

板室温泉は温めですが、後から汗が出て芯からポカポカ。 湯上り肌もスベスベになり、透明な見た目より実力派の温泉でなかなか気に入りました(^^)

写真は 山喜荘VIPルームのポリバス
一升瓶があっという間に空になった夜の宴会の最中も、みんな代わる代わるこのVIPルームで撃沈されていくのでした。。。
【2日目の朝】

昨日からの雨は止む気配はなく、朝は肌寒い。

朝食もスタンダード。
普段は朝食を食べないけど、今日はちゃんと食べましたよぉ〜。
だって、体力付けてこの後の湯巡りに備えなくっちゃ!
【日興リバーランド鷹の湯温泉】

栃木の温泉通がお勧めの湯、だったのですが当日は休業(ガーーン!)
入れないとなるとメチャメチャ気になってくるのが私。 どんな湯なのか?この建物の内部はどうなっているのか?

突撃したい気持ちを抑えつつ、トボトボと来た道を戻ったのであります。
【那須 萌芽の湯】

那須にこんな湯が湧いてるの?!って驚いた温泉。
露天と内湯に微濁りのニュルニュル湯。
アブラ臭も感知でき、塩気きつくて温まりよく長湯したくても出来ない。気に入った!!
【那須湯本温泉 山快】

鹿の湯源泉の白濁湯。 3種類の浴槽があり打たせ湯や腰湯も味わえる。
【那須温泉 泊まれるレストラン 寄り道】

ランチがてら寄ったレストラン(元保養所的建物)ランチすると入浴できます。
内湯の温泉は私好みの木造り♪ 
透明な明礬泉に赤茶の湯の花。
温くていつまででも入っていられると思ったら、パイプトラブルとかで本来は熱い湯のよう。
・・・ランチ・・・

春のランチメニュー(サラダ・ライス付き)
・和牛切り落とし肉の鉄板焼き 1,500円 をオーダー。
他に1000円前後でハンバーグやカレーなど数種類メニューあり。

野菜もゴロゴロでお腹いっぱいになりました〜(^^)
【那須温泉 ホテルグリーンパール那須】

大きなホテルで内湯と露天風呂あり。内湯はとても広くて2つのうち1つが温泉利用。
硫黄だけどあんまり強い感じはしない。甘い粉硫黄の香りはいつまでもクンクンしたくなる。
【塩原あたりの野湯】

栃木の温泉仲間に連れて行ってもらった温泉。
熊が出そうなので(っというのは冗談ですが)足湯で体験(^^;
ちなみに他の人はさっさと服脱いでましたよ、やっぱ入っちゃうよねぇ〜!
鉄+炭酸+塩って感じで35℃くらいの湯はうぐいす色透明→入ると赤茶の湯花舞い黄土色微濁に。 雨もちょうど止んで、温泉の神様が降りてきたようだ(^^)
ココ、車の後ろに乗ってたら着いちゃった。場所はまったく分かりませんのであしからず。
【栃木温泉 湯楽の里】

スーパー銭湯。44℃の源泉槽がある露天風呂はいつでも常連さんで賑わう。
細かな泡付き良く、ヌルツルする肌触りと硫黄臭も感知。
スパ銭にはもったいないような湯です。

■旅のおわり■

湯楽の里からすぐの場所にある「フライングガーデン」で爆弾ハンバーグを食べて解散、長い2日間の戦いがようやく終りました。
1日目は微妙すぎる湯の違いを嗅ぎ分け、2日目は色とりどりの私が知らない温泉を”ドキドキわくわく”しながら廻りました。 こんなに難しくて面白い湯巡りは、きっと自分では考えもつかない。 プロデュースしてくれた温泉仲間がいてくれたお陰です。
また、数年前まで通っていた那須にも面白い温泉があって驚いたし、栃木の温泉を見直した旅でもありました。

この旅に参加されたみなさまに感謝しつつ「栃木の温泉 LOVE!」でございます(^^)

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