東鳴子温泉<勘七湯>
旅籠から湯治素泊まり、一人泊まで多様な人を受け入れてくれる旅館
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■ 施設 ■
JR東鳴子御殿湯駅から歩いて3分、前日に宿泊した<いさぜん旅館>の隣の宿がここ勘七湯です。 いさぜんのご主人の紹介で2日目に一人で素泊まりすることができました。
宿泊は夏季プランで4000円弱と値段も手頃、部屋は綺麗で布団もふんわり、ミニキッチンやウォシュレットトイレ付きで非常に快適な宿泊ができました。詳細は後日掲載の旅日記にて。
※以下、宿泊した際のレポートになります。

さて、そんな勘七湯の温泉はというと、赤湯共同源泉と独自源泉の勘七湯の2湯を楽しめます。 宿泊すると24時間いつでも利用可能。

■ 大浴場 ■
男女別に内湯があります。
脱衣所は籐カゴが並ぶわりと広めのスペース。 当日は宿泊者が少なかったせいか、いつ行っても貸切状態でゆっくり楽しむことができました。

浴室は窓が無いせいか薄暗い感じ、でも私はこれが妙に落ち着きました。
大浴場は共同湯源泉で、長方形タイル浴槽が仕切られていて左(6人)は熱め、右(4人)はさらに加水されて温めになっていました。好みの温度を選べます。
透明で滑らかな湯、少ーしアブラな匂いも湯面から漂います。 強烈なインパクトはないですが、日々利用するにはピッタリです。

 源泉名  新井第2号泉・動力湯揚源泉、新井第5号泉・唐竹沢源泉 の混合泉
 泉質  ナトリウム−炭酸水素塩・塩化物・硫酸塩泉
 泉温  源泉 74.6℃    pH:8.0
 成分  溶存物質総量 1852.2mg/kg  〔Na=454.3(90.48mval%) K=31.5(3.71) NH=1.4(0.37) Mg=3.1(1.19) Ca=17.4(3.98) Cl=175.5(23.40) SO4=214.1(21.09) HCO3=714.5(55.37) H2SiO3=198.4 HBO2=39.4 〕 昭和63年5月11日 
    源泉温度が高いため10%程度の加水をしています。加温、循環ろ過、塩素注入はしていません。毎日清掃しています。


■ 不老泉 ■
男女別に小さめの内湯があります。
脱衣所は非常にコンパクト。2人着替えると一杯かな。

浴場も小さく、それゆえにアブラ臭がふんわりと室内に充満して匂いを楽しめます。
4〜5人ほどのタイル浴槽と洗い場が1つあるだけ。 ここではじっくりと不老泉を楽しみましょう。
透明で熱め・・・いやっ熱い(実測45℃)湯が湯口から少量投入。 加水蛇口なしです。 掛け湯をたっぷりして静かに体を沈めると、トロミある湯が意外に優しく入っていられる。 ヌルツル感あってずーっと入っていたいけど熱くて断念! 出たり入ったりを繰り返す。
湯上りは暑いんだけどなんだかさっぱりスッキリ!気分爽快です。深夜も朝も、なぜだかこの浴場に足が向いてしまいました。

 源泉名  勘七源泉
 泉質  ナトリウム−炭酸水素塩泉
 泉温  源泉 53.2℃    pH:6.6
 成分  溶存物質総量 1094.9mg/kg  〔Na=209.8(82.55mval%) K=23.5(5.42) NH=4.9(2.44) Mg=5.1(3.80) Ca=11.8(5.33) Cl=67.5(17.81) SO4=10.1(1.97) H2PO4=10.5(1.03) HCO3=514.2(79.01) H2SiO3=226.8 HBO2=8.2 〕 平成3年5月10日 

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【おぼえがき】
 温泉名  東鳴子温泉 勘七湯 〔0229-83-3038 〕 
 泉質  2つの源泉を使用、詳細は上記に記載

 料金  500円
 時間  9:00〜18:00
 備品  ソープ、シャンプー、カラン&シャワー4、ドライヤー
 浴室  内湯×男女各2  待合所: ロビー
宿泊日:2007.8



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