西山温泉＜湯島の湯＞ 南アルプス温泉郷にある露天風呂のみのシンプルな施設

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■　建物　■ 山深い早川町にある町営の日帰り入浴施設で、2005年７月にオープン。　敷地内にコテージが３棟あり休憩や宿泊（自炊）もできます。（宿泊の際の入浴時間は朝6時〜夜9時） 近所に住む親戚に勧められて訪れてみました。 木造りの簡素な施設で、受付と男女浴場しかありませんが周囲の自然と調和した造りで好感が持てます。 ■　入り口　■ 券売機→受付で券を渡すと、おじさんが 「生憎の雨だけど、ゆっくりあったまってって」「今日は右がおんなだよ、左のおとこ湯のほうが木と石風呂の二つあって有利だな」 と説明してくれました。（週替わりだそうです） 入り口のスペースにはベンチが数ヶ所あり、待ち合わせに便利。飲泉所もあります。 ■　浴場　■ 男女別に露天風呂があります。 脱衣所はシンプル。 扉付きロッカー（鍵なし）とカゴがありました。 ガラス戸の先には洗い場。 ここの洗い場は変わっています。　シャワー＆カランは無く、温泉が木の樋に流れていて外の浴槽へと流れて行くその途中で”ちょっと湯を拝借！”そんな感じで手桶で汲み出して利用します。 ５月は外との扉が閉まっていましたが夏はオープンになりそうな、そんな空間でした。 源泉が樋を伝わって外の露天風呂へと注がれています。 そうすることで湯温を適温に下げているようです。雨で外気は冷たかったのですが浴槽内は適温でした。　施設と同様、必要最低限しか手を加えず源泉そのままをムダなく掛け流し利用に好感が持てます。 石造りの円形浴槽は１０人ほどの大きさ。 深さがあって、床に座るとアゴあたりまでドップリ浸かってしまうほどです。 透明度の高い湯は、ツルツルして少量の泡付きあり。 キラキラ君＆オレンジ君も現れ、山の新緑を眺めながらひとりでのんびりと湯浴みしていると、気分最高〜。 おじさんが”有利”と言ってた左側浴場は、木造りの正方形浴槽（10人ほど）とその奥に石をくり抜いた浴槽（２人）があり、違った雰囲気を味わえます。

飲泉所もあり、成分表もちゃんと掲示してあります 浴槽では感じなかったハッキリしたたまご味です シンプルな施設でいい湯を楽しめました。 コテージ１棟一泊/２名８０００円、３名１００００円、４名１２０００円 手頃に宿泊できて温泉に入れる、地元の野菜で自炊もいいかも！

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