オナホールのような、大人のおもちゃの入手方法はいろいろありますが、それぞれの方法について、利点や問題点などについて検討してみます。

アダルト・ショップ
　繁華街などで見かける、いわゆる「大人のおもちゃ屋」さんです。ここで買えば、通信販売のように、自分の個人情報を知られることがなくて、完全に匿名で商品を入手できます。 　しかし、こういうお店に入るには、ちょっと勇気がいります。たまに、カップルで来て、楽しそうにバイブを選んでいる人たちがいたりしますが、こういうのは特殊なケースでしょう。アダルト・ショップの猥雑で、怪しげな雰囲気が好きな人にとってはいいのでしょうが、普通の人は、なかなか入りにくいと思います。それに、品揃えが限られていますし、商品説明も十分ではありません。値段も、ネットショップよりは、だいぶ高めになっています。

インターネットの通信販売
　普通の人にとって、一番入手しやすいのは、ネット上にたくさんあるオンライン・ショップでしょう。品揃えが豊富ですので、たくさんの商品の中から、好きなものを選ぶことができます。それに、価格競争もあってか、値段も安く設定されています。

　しかし、商品を送り届ける関係で、どうしてもある程度の個人情報を出さなければなりません。秘密厳守とか、個人情報は流用しませんとか言われても、やはり不安になります。アダルト・グッズを扱っているオンライン・ショップでは、こういう問題に対応するために、いろいろな選択肢を用意しています。

１、普通の買い方
　住所、氏名、電話番号、e-mail などの情報を記入して、クレジットカードで買います。普段使っているメールアドレスを知られたくなかったら、無料メールサービスなどでアドレスを取得するといいでしょう。商品は自宅に届けられます。配送伝票に記載される商品名は、お菓子、雑貨、割れ物、パソコン用品、などから自由に選べるようになっているところが多いようです。

２、代引き配達
　通常の宅配と同じで、住所、氏名、電話番号、e-mail などの情報を提供します。しかし、支払いは商品が届いた時点で、配達の人に代金を払います。クレジットカードの番号を知られなくていいのですが、少しばかり、代引きの手数料を取られます。配送伝票に記載される商品名は、自由に選べるところが多いようです。

３、局留め（営業所留め）の代引き
　このやり方は、個人情報が一番少なくてすみます。配達されるのは郵便局や、宅配業者の営業所までです。荷物は一定期間内に、留め置きにした郵便局や、宅配の営業所に自分で取りに行かなければなりません。商品の代金は、荷物を受け取るときに、窓口で支払います。代金には代引きの手数料が含まれています。
　この配送方法は、たとえば家族と一緒に生活していて、自宅に配達されると困る人や、住所を知られたくない人に向いています。しかし、配送の関係で、どうしても氏名と電話番号、連絡のためのe-mail などの情報は必要になります。配送先としては、局留めにする郵便局の住所、あるいは営業所留めにする営業所の住所などを記入します。伝票に記載される商品名は、自由に設定できる所が多いようです。
　商品を発注すると、代金の明細や、送り状の伝票番号などがメールで送られてきます。荷物がいまどこまで行っているのかを、送り状の番号を使って、インターネットで調べることもできますが、郵便局などでは、結果が反映されないこともありますので、到着したころかなと思ったら、郵便局に電話して確認してみるのもいいでしょう。
　商品を受け取るときには、本人であることを確認するために、免許証や健康保険証などの提示を求められます。受領の確認のために、ハンコも必要だったりします。そして、もちろん代金も必要です。
　大雑把な手順を書きましたが、具体的な方法は業者によって違いますので、それぞれのお店に書かれている説明を、よーく読んでください。お店によっては、このほかにも、代金の銀行振り込みなど、さまざまなサービスを提供しています。 。

オンライン・ショップの選び方
　これは、ごく常識的に考えてのことなのですが、商品の説明や、購入方法について、分かりやすく、詳しく説明してあること。個人情報の保護についての説明があること。問題があったときの問い合わせに対応していること。良心的で信用できそうなこと。品揃えが豊富なこと。などを考えて、自分のお気に入りのお店を探してみてください。