老爺柿
老爺柿は中国原産の柿の木ですが、
その実を食べることが目的ではなく、
盆栽用として栽培されてきたようです。
蜂屋柿を小さくしたような実は食べられないことは無いのでしょうけれど、
実物盆栽として樹形と共にその実も鑑賞の対象となっているようです。
あるいは実の方が主たる鑑賞の対象であるかもしれません。
老爺柿は雌雄異株なので、
雌雄2株無いと結実しないようです。
雌木だけでも実は生ると紹介している記事もありますが、
その場合でも種子は出来ないとのことでした。
因みに私の老爺柿は今年は実がなりませんでした。
やはり雄木も一緒に育てていた方がよいようです。
品種が違っても雄木があれば受粉すると思いますが、
花が咲くまで雄木か雌木かは分からないそうです。
この「老爺柿」もどうして楊貴妃と言う名前がついたのかは分かりません。
老爺柿の花は小さくて質素なものですから、
実がかなり赤くなるようなので、
それを楊貴妃に見立てたのかもしれません。
楊貴妃はライチが好きだったことはよく知られていますが、
柿が好きだったかどうかは・・・分かりません。
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