第11飛行隊ブルーインパルス展示飛行の軌跡　1992年〜1995年

　T-4準備班、臨時第11飛行隊、そして第11飛行隊正式発足へ

1993年、第4航空団にT-4準備班発足

同年、デザイン案を一般公募し、決定。

そのデザイン案の一部は今でも浜松広報館で見ることが出来ます。

4月にT-4ブルーインパルス仕様機がロールアウト。
岐阜基地上空では頻繁にブルーインパルス仕様機の試験飛行が目撃されました。
私も高校の体育の授業中とかによく見た記憶があります。緑のスモークを引いていたのを今でも鮮明に覚えています。

8月には松島基地にブルーインパルス仕様機が到着。
8月21日の松島基地航空祭で一般にお披露目され、雨ながらもフライバイも実施。
機体デザインの考案者となった斎藤氏が後席で体験飛行しました。

8月10日、三沢基地でT-2ブルーとサンダーバーズが競演。T-4準備班のメンバーも視察。　　

10月1日には臨時第11飛行隊が発足、同日に百里基地で行われた航空訓練展示にて、
T-4ブルーインパルス仕様機2機が「研究飛行」として飛行をお披露目。

10月8日岐阜基地航空祭にて、納入前のT-4ブルーインパルス仕様機#745が地上展示されました。

1995年
第11飛行隊発足

7月30日の松島基地航空祭で研究飛行として6機で展示飛行。今でいう編隊連携機動飛行に近い内容。

11月12日の百里基地で航空訓練展示が異例の一般公開となり、臨時第11飛行隊がアクロバット飛行を初披露。

11月26日、先代T-2ブルーインパルス、新田原基地で最終アクロ展示飛行。

12月3日、先代T-2ブルーインパルス、浜松でラストショー。

12月22日、戦技研究班（先代T-2ブルーインパルス）解散、同時に第11飛行隊が正式発足。